タイトルとキャッチコピーの使い方

 カクヨムには、他の小説投稿サイトでは見られない「キャッチコピー」というシステムがあります。タイトルとは別に、35文字までの文章をつけられます。


 カクヨムのキャッチコピーは、普通、タイトルよりも目立ちます。カクヨムのトップページを見てください。色つきの字が「キャッチコピー」で、その下にある黒い小さな字が「タイトル」です。



 カクヨム以外のネット投稿サイトでは、タイトルでいかに説明するかというのが重要になります。だから、「小説家になろう」のタイトルだと、ほとんど文章みたいなのも珍しくありません。そこで、どれだけ人目を引くかが勝負になりますから。


 でも、カクヨムの場合は、そこを「キャッチコピー」が代替できるので、タイトルはシンプルでも構わない。より、自由度が広がっている感じがします。


 うまいこと人目を引くキャッチコピーを考えられれば、それだけで、作品を訪れてくれる人が倍増すると思います。私の思う、カクヨム史上のベストキャッチコピーは、土日月さんの「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」。

⇒ https://kakuyomu.jp/works/1177354054881165840


 キャッチコピーは、

「鎧を三つ貰おう。着る用。スペア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」


 素晴らしいですね。もし、このキャッチコピーが凡庸なものであったら、これほどの成功はおさめなかったと思います。


 

 キャッチコピーは、自分がコピーライターになったつもりで、頭をひねって絞り出しましょう。それだけの価値があります。コピーライターの入門書を、本屋で買ってきましょう。糸井重里を目指しましょう。


 そして、キャッチコピーは「色」も変えられますから(デフォルトは黒)、これも出来るだけ目立つ色に変えましょう。例えば、ラブコメだったら、作品の雰囲気にあわせてピンク系がいいけど、ランキングで周りがピンクばっかりだったら目立つように他の色にするとか、そんなことも考えて、色をつけましょう。

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