私学面接
私学の面接では何を言うべきか?
「私学に限らず就職でもそうだが、言うべきことは二つだけ。」
①自分がいかに御校/御社にとって役に立つ人材か?
→事前に学校案内を読んで、どんな人材を募集しているかを探る。それにあった自分の特徴を正直に答える。(ないものは言ってはいけない。)
②御校/御社がいかに素晴らしいか。(ほめたたえる)
→できるだけ具体的に。事前にパンフレットやインターネットを探り、いくつも誉める所を探しておく。面接では状況に応じてそれを選んで語る。できたら手持ちの誉める点をすべて回答の合間合間にはさみこむのがよい。
「そして、私学の面接に限って言うなら、これにもう一つの事項が付け加わる。それは…」
③私は御校が第一志望です。
(=ほかの学校に合格通知をもらっても入学金と初年度の学費は御校に支払います。)
しかし国公立志望で、しかも合格の可能性は高いです。
(=国公立に合格したら御校の入学辞退を出して、入学金を御校に丸儲けさせます。)
「人気のある学部・大学なら、入試は大きな資金を得るチャンスだ。『よい学生を得たい』という事に焦点を絞るのではなく、『ある程度優秀ならOK』と思うなら、国公立に合格する生徒に大勢合格通知を出して、その後、繰り上げ合格者を大勢出す方が絶対もうかる。繰り上げ合格でも誰も文句を言わず、定員割れを起こす心配がないほど人気があればの話だが。
入試の受験料でも億単位のお金が集まり、さらに入学金は入学辞退の時でも返金しなくていいので、もしも入学金が100万で、100人の国公立合格者にうまく合格通知を出せれば、それだけで1億儲かる。これでビルが建つし、借金だって返せるほどの額だ。経営に明るければ見逃すはずがない。
こういう事をする学長のいる所では、明らかに新しいビルが建っていたりするから、学内をよく見ておけ。
そのことをとやかく言う事はない。とにかく必要なのは、それを利用することだ。
面接で「国公立の合格可能性はどのくらいですか?」と聞かれたら、迷わず「それなりに合格可能性があって、しかも国公立が第一志望です。御校は素晴らしいですが、経済的な理由だけの問題です」と答えること。
学校の方針にとやかく言う立場にない。学生は選んでいただく立場なのだから。
学校がそれを選ぶ基準にしているのなら、それに沿った答えをするのが正しいんだ。
学習内容に全く関係がないのに、ピアノが弾けるかを基準にしていたら、ピアノの練習をするのが正しい。文系の学部で数学の配点がバカ高かったとしても、それが入試にあるのなら、数学を勉強するのが正しい。方針がおかしいなんて言って怒るのも文句を言うのも貴重な持ち時間の浪費だ。無理だと思うなら、時間の無駄をしないで、さっさと志望を変えることだ。」
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