第2話バスケ

愛は、咲を羨ましいと思っていた。


スタイル抜群、性格も本当は超乙女で可愛い。


一緒に廊下を歩いてるとみんな咲を見る。


咲は、小さくて可愛い愛を羨ましいと思っていた。


みんな、愛を見ている。


お互い友達だが、羨ましい存在だとは伝えていない。


「わたしは、バスケ部のマネージャーになろうかと思ってるんだ。」


愛が、休み時間に咲に言った。


「マジ?」


「うん、マジ!咲も一緒に放課後行こう。」


「まぁ、見るだけなら…。」


咲は、憂鬱だった。

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