星山博之「星山博之のアニメシナリオ教室」
星山博之「星山博之のアニメシナリオ教室」(雷鳥社)
お節介焼きの幼なじみというと、世代的に「機動戦士ガンダム」のフラウ・ボゥを連想する。フラウは主人公であるアムロのお隣さん。第一話でのちょっとしたやり取りでも分かるけど、母親のいないアムロの面倒を何くれとなく見ている。
結局、戦士として覚醒していくアムロにフラウは取り残されてしまうのだけど、「もう、何々なんだから」とか「何々なのね、アムロ」とか、フラウが時々発するちょっとしたセリフが印象的だった。そこら辺のノウハウは「星山博之のアニメシナリオ教室」でその一端が窺える。
余談。
テレビ版だと日本も通過しているのだったか、アムロ山陰出身説というのがごく一部であった。「星山博之のアニメシナリオ教室」にちょうどアムロと母が再会する回のシナリオが掲載されていて、柱に「サンインの街」と記されていたのが出所らしい。実際描かれた風景は日本のものとは思えず、北米のどこかという方がしっくり来る印象だった。
※故・星山博之は1stガンダムのチーフライター。
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