第255話 『ミシュリン』撃破ミッション。02

 以前の米国は非常に自由闊達な社会であり、俺もその社会を守るためにIWCに入隊して行動していた。

 故に、俺は自由な社会を守る為にIWCで数々の任務をこなす事で自由闊達な社会を守りながら米国の平和を守っていた。

 しかし、それも9・11の事件で異様な行動をとる米国政府の影響ですべてが終わり、米国社会も大きく変貌してしまった。

 当然、俺は9・11後の米国の行動には非常に受け入れられる訳もなく米国が言論の自由を奪う行動に出た事は非常に嫌だと実感できたから、いつでも告発しようと思っていた。


 何故なら、欧米はこの9・11を利用してイラクの石油利権を狙った侵略戦争を仕掛ける計画があるから猶更、この計画を阻止するために、俺はそれを多くの人に9・11の真実や愛国者法の闇について一般庶民にできる限りの内容を伝えようと思った。

 しかし、9・11後に愛国者法が可決された影響で、俺は内部情報を漏らしていると思われた影響で、IWCの人間から大きく疑われて逮捕される始末となった。


 当然、IWCに関する情報を語った為、国家反逆罪の罪状を被され、見事に死罪にされ、それで世界に絶望が見え始めた。

 ゆえに、俺はアメリカの行動に対して非常に不信感を感じながら、アメリカから脱出してロシアなどに亡命して、欧米の闇を確実に暴かなければいけない使命感を持たなければいけないと思った。

 ゆえに死刑が執行されるまでは確実にアメリカから脱獄する覚悟を持ちながらいつでも亡命する準備を始めた。


 だが、そんな絶望を背負った俺にマリーナが光を差し伸べた影響で、アメリカから亡命できると思えるだけ希望が見えてきて何よりだった。

 故に、俺は彼女の救われたと思いながら米国を去り、キューバに逃げた後、ロシアに亡命した。

 その後、『カラプソフミーラ』の一員として行動しながら欧米の利権を確実に壊しながら今に至った。


 そして今の俺はアメリカと対立する国であるイランの司令官となり、欧米の魔の手から中東を守る為に積極行動を始めようとしていた。

 イランやロシアにいれば欧米の魔の手から逃れられることは明白だから当然だと思いつつ、俺はロシアやイランなどで確実に任務をこなせば待遇は仮にIWC時代より劣っても十分に生活に関しても非常に満足できると思った。


 当然、現在は『ミシュリン』を破壊する為に、俺はリモートを介して、イラン兵に対して指令しながら米国の監視社会を破壊しようとしていた。

 故に俺はこの欧米が起こした証明をさせる為に、できるだけイランで確実に9・11の件を証明させるために多くの資料をそろえた後に、俺は欧米の闇を更に追及するために、まずはハワイにある『ミシュリン』を破壊する準備をしていた。

 この『ミシュリン』を破壊すれば欧米の闇についても非常に暴かれると思ったから猶更だと思いつつ、彼らを倒せる準備が整えられるから猶更、重要だと思いながら彼らに『ミシュリン』の構造について教えながら『ミシュリン』の機能を停止させる準備をしていた。


 そして現在、俺はリモートを介しながら、『ミシュリン』の動きが弱まったのを確認し、これから俺はイラン軍にミシュリンの作動を停止させる手順を指令する事にっした。

 なので、イラン軍がようやく『ミシュリン』のある基地に突入し、これから『ミシュリン』を撃墜する準備を始めた。

 だから俺はこれから彼らに『ミシュリン』を撃墜する行動に出ながら俺ができる限り、彼らのやり取りしながら機能停止させる手順を彼らに指令しようと思った。


「よし。シュタイン殿。これでようやく『ミシュリン』の機能停止作業を突入する事が出来て何よりだよ。故に、あんたはどうやって俺達に『ミシュリン』の機能を停止させる行動するのか聞いてみたいね。」


 俺は彼らの言葉を聞いて非常に嬉しいと思いながら、彼らに『ミシュリン』を昨日停止させる為の行動を指令させる準備をしようと思った。

 なので、彼の言葉を聞いていると非常に活気を感じられる傾向があった為、これから俺は『ミシュリン』を制御している部屋を彼らに伝え、それを基に『ミシュリン』を停止させようと思った。。


「成程。で、『ミシュリン』がある部屋は大体、通信指令室とは別の部屋にあるが、大体、『ミシュリン』と通信指令室の近くにあると思って良い。」


 俺は通信指令室と『ミシュリン』、制御室は既に別々にあることを理解しながら、この法則を守りながら、制御室にある制御スイッチの起動を止めさせて、それを駆使する事で『ミシュリン』を確実に止めねばいけないと思っていた。

 だから、俺は『ミシュリン』の制御室を見定めた後、そこから制御スイッチを見つけ出し、それで止める事で起動を落として安定してから『ミシュリン』の破壊を狙おうとした。

 そうする事で、『ミシュリン』の闇が見えてきた影響でここを無事に壊せば間違いなく、米国の行動が確実に弱まるのだと思い、照準を見定めた。

 そして、『ミシュリン』の部屋とスイッチのある部屋は俺は既に観察済みなのでこれから彼らにそれを指令しようと思った。


 …『ミシュリン』の制御作動スイッチは間違いなく、やたらに停止させられないように鍵がかかったレバー式になっており、それを壊すにもやはり、鍵が必要だ。だとすれば、鍵がどこにあるのか。


 そう俺は思いだしながら、彼らのカギはどこにあるのか非常に考えながら、これからこの鍵の位置をしっかりと考えさせないといけないと改めて理解していた。


 …思い出した。俺がIWC時代。『ミシュリン』のカギは確か、通信指令室の指令長の席周辺にあるのは知っていた。


 だとしたら、その指令室を探し出せば間違いなく、この『ミシュリン』を止めさせるには指令長の許可を出す事で止められる話があると思った。

 つまり、この『ミシュリン』の問題を考えると、IWCの信用に置く必要性から許可をとり、指令長の行動下の元でないと解除させない方針からも明らかのようにいかに『ミシュリン』が米国や欧州にとって非常に重要な装置なのかが明らかだと私は思った。

 この意味を踏まえて、これからイランの司令官に通信指令室の指令長に指令しておかねばいけないと思い、俺は彼らに伝えようとした。


「で。『ミシュリン』を止めるのはレバーの起動を切れば良いが、簡単に切らせない、起動させないために、鍵がしてある。鍵穴も特殊だから、指令長しか起動を切らせることが出来ないからそれを考えると、指令長と本気で戦う覚悟を是非、持っておいてくれ。」


 彼らにできる限りの事を言いながら、できるだけ指令長を本気で戦う覚悟がない事が明らかな故に、鍵をハワイの基地の指令長から奪うことが優先だと思いながら、これから俺は典紀さんにも通信し、指令長から鍵を奪還する方法について聞いておこうと思った。


「で、典紀さん。」


「あぁ。シュタイン殿。」


「指令長から鍵を奪えば簡単に収束できるなら是非、実行してもらいたい。」


「了解だ。寧ろ、シュタイン殿の行動を聞いていると寧ろ、俺もやりたくなるからな。」


 彼の言葉を聞いて既に作戦ができていると改めて思った。

 なので、これから典紀さんに聞きながら『ミシュリン』を停止させる行動に次いで動こうと思った。

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