ブラックガヴァメント(暗黒国家)

第254話 『ミシュリン』撃破ミッション。01

　俺はこれからカミラと共にイラン兵にできるだけハワイにある『ミシュリン』撃破を念頭にイラン兵にできる限りの指令を行った。

　そうする事で彼らが『ミシュリン』の居場所についてよく理解できる可能性があるからだと思ったからだ。

　そう思いながら、これからイラン兵に『ミシュリン』の居場所について指令しようと思った。

「では、これからハワイにある『ミシュリン』は概ねハワイ内にある米軍基地にある。この米軍基地にある『ミシュリン』は破損した際には確実に別の場所にも大きな被害が出る事は間違いないからそれを念頭に破壊してもらいたいが大丈夫か?」

　そう俺は言いながら、彼らに『ミシュリン』の居場所について説明しながらこれから彼らが何を行動するのか想定しつつ彼らがどういう反応で返答で対応するのか俺は彼らを見ていた。

　すると彼らは俺の顔を見て非常に嬉しそうな顔で伝えようとした。

「了解です。シュタイン殿。」

　俺は彼らの良い反応を見て非常に嬉しくなったので彼らなら間違いなく『ミシュリン』を停止できるものだと改めて感じた。

　そして『ミシュリン』は必ず離島側に多いのは防衛上の観点から米本土に置くと非常に狙われる可能性が非常に高い代物だからに他ならない。

　だから、米領であるハワイやグアムなどに置く理由は実はここにあるのだと思いながら、『ミシュリン』はそういうところに置いてある事が殆どだと感じた。

　故に、彼らがどういう行動で行くのか分からない。

　けれども俺は『ミシュリン』を昨日停止する必要性がある事から彼らが上手く成功する事を祈るしかなかった。

　ましてや『ミシュリン』が昨日停止すれば間違いなく欧米の盗聴が止められると思っているから、俺は猶更、『ミシュリン』の機能停止に期待するしかないと思った。　　

　故に、これから彼ら『ミシュリン』の件でどういう返答で来るのか様子を伺おうとしていた。

　するとイラン軍の指令長から『ミシュリン』に関する返答が来たので俺はそれに応答した。

「で、シュタイン殿。『ミシュリン』はある場所はどこなのか教えてくれないか?」

　彼らが『ミシュリン』の場所についてよく理解していない可能性もありながら、俺は彼らにミシュリンの居場所についてしっかりと教えようと思った。

　そして『ミシュリン』の居場所はハワイやグアムなどの離党にある事を念頭に置きながら俺は彼らにしっかりと話そうと思った。

「了解だ。まず、『ミシュリン』は間違いなく、軍事的要因から米国の離島側にあり、ハワイやグアムの米軍基地内の通信指令室にある。」

「成程。つまり、離島の米軍基地内にある事はハワイやグアムにある事は確実だだね。」

「あぁ。その通りだ。離党にある事で軍事的に狙われにくい状況ができるから猶更だ。更に、この離島の米軍基地内の通信指令室を介して、『ミシュリン』経由でペンタゴンに情報が入ってくるからそれを止める上でも『ミシュリン』の機能を確実に停止させるんだ。」

「了解。」

　俺は彼らに的確な指令ができたと思いながら、『ミシュリン』は通信指令室にある事を語った。

　すると、彼らは俺が何をするのか疑った様子をしながら行動するのを見て何か俺に語ろうとしていた。

「で、シュタイン殿はこれから何かするのか教えてくれない?」

　彼らが俺を疑うのは直接出ないことが要因だと思いつつ、これから『ミシュリン』の機能停止を進める作業とイラン政府に『ミシュリン』の居場所について話そうと思っていた。

　当然、俺はこれから『ミシュリン』をどういう手順で破壊すれば良いか既に考えていた。

　だから、俺は直紀さんにハッキングする手順を聴こうと思っていた。

　だから通信をイラン兵から典紀さんに交代して『ミシュリン』の居場所について調べておこうと思った。

「典紀さん。これから『ミシュリン』の機能停止させたい。だから、典紀さんは手順で機能停止させれば良いのか聞きたい?」

　俺は頭で悩みながらも彼は既に手順停止方法について知ったような顔で俺に何か説明しようと思った。

「勿論だ。『ミシュリン』は間違いなく米軍通信する手段になっているからそこから通信手段になっているプログラムを変更すれば確実にミシュリンは昨日停止する。ただ、下手に機能停止させれば米軍にばれるし、居場所が追跡される恐れがあるからその点は注意せんといかんぞ。」

「了解です。気を付けながら『ミシュリン』を停止させます。」

　俺はこれから典紀さんの手順を聞きながら俺ができる事を彼らに迅速に伝える必要性があると改めて理解した。

　そして、俺はイラン政府の指令で別室に行き、俺のパソコンはカミラに任せながら、これから俺は別室でこれからミシュリンのプログラムの件と無事に機能が停止させる為のプログラム作成を始めた。

　更にこういうプログラムにありがちなプロテクトを解除させる状況に知識を覚えながら、これから俺は本気でこの手順で彼らを動かそうと思った。

「よし。『ミシュリン』を止める為に本格的に行くぞ。」

　そう俺は思いながら、これからミシュリンの機能を停止させるためにこれから迅速な手段で本気で止めなければいけないと改めて思った。

　そして、これからキーボードで俺がIWC時代に活用したプログラム技術を活用して、まずは米軍関連のID番号は暗号鍵を解除させ、次に米軍のエシュロンの関連のプログラムを打ち込み、そこからプログラム変更で確実にミシュリンを止める準備を確実に始めようとし、これによって流れが大きく変更されれば良いと思った。

　そう思いながら、これからミシュリンの電子構文を見て、通信機能が強い番号を見て、そこから徐々に変えていった。

　そして、典紀さんがこの作業をしている様子を見て非常に嬉しさが出た影響からか…、

「シュタイン殿。あんたのお陰で米軍のミシュリンの機能が徐々に低下している。完全に停止するまで本格的に電子構文作業を続けるんだ。」

　と語り、俺もそれについて本格的に攻めなければいけないと思いながら、更に攻める準備をしていた。

　そしてこの準備を果敢にやってきた影響で非常に米国の盗聴能力が弱まっている状況が出ており、確実にミシュリンの弱低下に成功していることが間違いないと感じたのでそれを実行しようと思った。

「よし。シュタイン殿。これでミシュリンの機能が大幅に弱体化した。後は、イラン軍に連絡してスイッチを止めれば間違いなくミシュリンは止める。」

　彼の話を聞いて非常に嬉しいと思いながら、この急いで効力を出した事は非常に大きな功績なのだと俺は非常に安心し、ホッとした。

　そして、これから俺は特別室から出て、さっきの部屋まで戻ってきた影響で俺はカミラに近況はどうなのか聞いてみる事にしてみた。

「カミラ。大丈夫か。」

「勿論だ。シュタイン殿。さっきのミシュリンの機能低下でイラン軍はミシュリンに補足されずに済んだから凄く活動しやすくなった。そして、後はイラン軍がミシュリンのスイッチを切れば間違いなくミシュリンの終わりが見えてくるから大丈夫だよ。」

「あぁ。そうだな。これで後は、米国の監視社会を止めるだけだからな。」

　そう思いながら米国の監視社会を止めるだけで流れが変わると思いながら俺はそれに向かって行動した。