第235話 激しくなる破滅の刻。

 ようやく俺はアリを倒した事でUAEが無事に倒せる状況が出ていると思いながら、これから俺はUAEから出る準備を始めた。

 そして俺はUAEから出ないと確実にやられるのでその意味を考えてカミラにUAE脱出を伝えて、絶対にイランに変える事を語ろうと思った。

 イラン迄逃げれば間違いなく、間違いなく気分が落ち着くから。

 そう思いながら、これから俺は彼女にそれをしっかりと伝える使命感を持った。


「なぁ。カミラ。これから俺と共にここから脱出しよう。そして、これから崩壊して行くアル・ムッシュリフ宮殿から脱出しような。」


 そう俺はいいながら、彼女にそうやって伝えて安心させようと思った。

 すると、カミラはその話を聞くと非常に嬉しい顔をしながら、俺の顔をじっくりと見つめた。


「あぁ、そうだな。シュタイン殿。あたしもそうするよ。寧ろ、そうしなければ間違いなくあたし達がその宮殿の崩落に巻き込まれて亡くなってしまうからね。」


「あぁ、そうだな。とにかく、俺は契約能力を解放する為、詠唱をやった後、ここから脱出しよう。」


 俺はそう思いながら、カミラの顔を見て一緒にここから脱出する準備をして非常に良い覚悟が持てたと思った。

 そして、これからアル・ムッシュリフ宮殿から脱出するために、これから俺は風の契約能力を発動する為に、十分な能力を行ってしっかりと発動しようと思った。

 その中二病言葉を喋る事で魔術を十分に発揮するから猶更だと思いながら。

 そう思いながら、俺は中二病の為にロシア語で詠唱を始め…、


「В Не Красный Нет. От Горали.」


 と俺は唱えた。

 そう俺はロシア語で唱えながら、契約能力解放条件を満たした為、能力を発動してこれから連中を倒す為にあらゆる策でしっかりと戦わねばいけないと思った。

 そしてこれから俺は彼女と共に一緒に脱出する準備が出来て何よりだと思い、俺はこれからアル・ムッシュリフ宮殿から脱出する準備が十分に整えられた。


「よし。カミラ。これから俺は一気にアル・ムッシュリフ宮殿から脱出する準備をするから大丈夫だよ。」


「あぁ、その通りだ。恐らく、1時間後にはこの宮殿が確実に崩壊する。それまでに脱出しような。シュタイン殿。」


「そうだな。カミラ。でなければ間違いなく、俺達が巻き込まれてしまう。だから一刻も猶予はないからしっかりと脱出せねば。」


 俺は彼女に非常に敬意を示しながらアル・ムッシュリフ宮殿から脱出するためにこれから俺が出来る準備を整えた。

 そうでなければ間違いなくアル・ムッシュリフ宮殿から空から脱出しないと崩落に巻き込まれるか、UAE政府によってやられる事を分かっているからだ。


 そう思いながら、俺はこれから王族の部屋から出てとにかく、アル・ムッシュリフ宮殿の屋上に出てこれから脱出する準備を始めた。

 すると、俺の胸から非常に強い心臓の発作が現れて俺は発動する瞬間に非常に強い痛みを感じた。


「シュタイン殿。あんたは大丈夫か。」


「あぁ、俺は大丈夫だ。」


 カミラが俺を見て非常に心臓の発作を心配している。

 けど、俺がこうやって痛みが出た理由が既に解っている以上、崩壊するまでに無事に逃げないといけないという思考で追い込まれていた。

 故に、この宮殿が崩壊する前に、絶対にここから脱出しなければ俺達の未来はないと思うと、非常に猶予はないと感じた。

 すると胸の痛みが凄くじりじりと現れて俺は大丈夫なのか非常に不安と思いながら、俺はカミラに謝らなければいけないと思った。


「すまない。カミラ。」


「どうしたの?シュタイン殿。」


 カミラが非常に心配しているのでその意味を含めて俺は彼女にしっかりと話そうと思った。

 そうすれば、カミラによって助けられるから猶更だと。


「俺の胸に刻まれた破滅の刻が凄い痛みで到来している。この刻は治癒できなくても抑えることが出来るよな。」


「あぁ、そうだ。私の能力は治癒能力と予測能力で発動条件は何かを守りたいときに発動するから大丈夫だよ。シュタイン殿。」


 俺は破滅の刻による激しい痛みで能力を発動しても胸から出る物凄い痛みがじりじりと着て物凄く苦しい思いがして非常に怖かった。

 そしてこの破滅の刻によって胸の痛みが凄く到来する状況に私は本当に大丈夫なのかと非常に不安がよぎりながらこれで本当に大丈夫なのか私自身でも本当に安心できるのか凄く不安しかなかった。


「なぁ。カミラ。」


「どうしたの?シュタイン殿。」


「この宮殿は恐らく40分後には確実に崩壊する。だから30分以内に治癒してくれないか。」


「あぁ、大丈夫だよ。シュタイン殿。私が30分以内に絶対に治癒して見せるから。」


 彼女の本当に強さを感じながら俺は非常に痛みと激痛が走る破滅の刻の痛みを抑えながらこれで何としても乗り越えられる状況を絶対に見出さないといけないと改めて感じると非常にプレッシャーが大きく湧いていた。

 このプレッシャーを考えるとそれだけで非常に辛いながらも絶対に逃げなければいけないアル・ムッシュリフ宮殿だが、別の部屋では崩落の音が次第に来ていた。


 …ちっ。既にアル・ムッシュリフ宮殿は崩落の音が乱発している。それでも絶対にここから脱出しなければ間違いなく俺はやられるから猶更だ。


 そう俺は思いながらこのアル・ムッシュリフ宮殿の闇を見出しながらこの苦境を絶対に乗り越えてやろうと思った。

 そしてこの破滅の刻の痛みは刻が進むごとに発作が多くなり、激痛も酷くなる。

 これが契約能力の代償といえるかもしれないが、これが契約者としての宿命だと思うと改めて能力発動条件の村主が絶対なのだと改めて感じた。


 それ故に、俺はこの痛みを耐えながら絶対にここから脱出したいがために、次々と新しい発動能力条件を整えて、それを利用して大きな中二病の言葉を利用して絶対に発動しようと思った。


「ایرانی برایه.تو ماره حوکه.」


 この言葉を言いながら俺は確実に破滅の刻を逃れるために非常に強い言葉で強く響きながら絶対に痛みを和らげる必要性があると思い、この詠唱をしっかりと出そうと思った。

 そうする事で、確実に能力発動条件が整い能力発動も非常に容易だと思うから猶更だと思いつつ、俺なりの対処で痛みの抑制を繋げようと思った。

 そしてこの痛みを抑えながら行動しないと間違いなく非常に痛い激痛が出てくるから絶対にこの痛みを解消させつつ、多少は無理してでも絶対にアル・ムッシュリフ宮殿からは何としてでも脱出させる必要があると思った。

 そう思いながら、俺ができ宇能力発動条件を整えつつ、絶対にこれで対処する事で外の世界から出てイランに戻ろうと思っていた。

 ここで絶対に逃げなければUAEによって俺達がやられると思いながら脱出を試みた。

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