第228話 中東から多国籍軍が撤退する時。

 そして俺はシリアから多国籍軍が一気に撤退した様子を見るとそれだけでこの中東に平和が戻ってきた様に思えた。

 その平和に寄って俺達が無事に欧米の崩壊が見取れて何よりだと思うとそれだけで非常に安心した。

 そして俺は、シリア軍の兵士達に平和が戻った事を話しながら、ロシアやイランの各軍隊の事についてもしっかりと話そうと思った。


「よし。欧米の多国籍軍が撤退したぞ。中東に平和が戻ってきて何よりだな。」


 そう、俺は思いながら、彼らによって俺は見事に任務を成功したと思いながら、彼と話した。

 そして、アドル大統領は俺の話を聞いて凄く元気が良いと思った影響からか…、


「あぁ、そうだね。既に欧米の多国籍軍は一気に弱体化しているし、トルコやイラン、ロシアの各軍隊が欧米の多国籍軍を一気に討伐する方向へ進めているから猶更だな。」


 といいながら、欧米の多国籍軍が一気にシリアから撤退して何よりだと彼は安心した。

 俺はそれを聞いてようやくシリアに平和が戻る状態になると、これで俺の任務が終わりが近づいてきている印象に改めて思えた。

 だから、俺は彼にこれから彼に欧米の敗北について語ろうと思った。


「あぁ、そうだね。これで俺達の中東の任務は間違いなく終わりが近づいてきているし、アメリカや欧州の敗北が間違いなく見えてきたからこれで少しだけ安心したように思えてくるな。」


「そうだな。欧米は中東で敗北した。これは欧米の影響が消えた事でこの地域に平和が戻りつつあるし、シリアはより良い国になって行くだろう。」


 彼達の言葉を聞いて非常に元気を貰った俺はシリアの人たちの希望が見えて何よりだと思った。

 故に俺は、シリア軍の兵士らと話しながら欧米の多国籍軍が中東から徹底している様子を見るとこれだけで少しだけ安心した。


 そして中東のテロ組織が一気にシリアからいなくなる様子を見ると間違いなく中東のテロ組織が確実に衰退している様に思えたので、これで平和が戻ると思った。


 …何より、欧米多国籍軍が消えて行くと、中東のテロ組織がイラクからもシリアからも同時に消えて行く。恐らく、テロ組織も逃げた方向を考えると欧米が養成した傭兵連中だと思うな。


 シリアの平和は間違いなく欧米によって乱されたものだと思うと、彼らの行動は正に批判されて当然かと。

 そう思いながら俺は、シリアから逃げていった欧米多国籍軍と共に中東のテロ組織がいなくなった事を考えると彼らと欧米多国籍軍の関係についてこれからしっかりと考える必要があると感じた。

 ゆえに、俺はこれからその件を含めてアドル大統領に話したかったので、シリア軍兵士らにアドル大統領に報告の件について話そうと思った。


「じゃぁ、大統領府まで戻ってアドル大統領と共に話しかけようか。」


「そうだね。アドル大統領と共に話せば何か大きな変化をつかめるから猶更だと。」


 皆もアドル大統領に報告する事に賛意している。

 そう思いながら俺は、シリア軍の兵士と共に大統領府まで戻ってこれからアドル大統領に詳しい話をしておこうと思った。

 それに、ロシア軍なども話しておけば、シリアの防衛にも良いから猶更、それを言わないといけない事情もあったからな。


 そして俺達は大統領府まで戻った後、俺はアドル大統領の前に現れてこれから彼に戦況の報告をしようと思った。

 そして、到着後、彼が既に玄関口まで現れたので、俺はこれから彼に挨拶し、2人きりで報告会をしようと思った。


「只今。アドル大統領殿。」


「おぉ。シュタイン殿。ようやくシリアを安定化させる事に成功したからこちらも非常に嬉しいと思うぞ。」


「そうだな。俺も無人機が欧米の多国籍軍撤退と同時に到来する状況に異様な恐怖感を感じた事があるが、それでも異様な不気味さを考えると欧米が何かを仕掛けている様子が見えて非常に不気味な印象があるように思えるな。」


 あの米軍の無人機の恐怖は流石に俺でも恐怖を感じるレベル故か、アドル大統領も同じような印象をもっていたのは当然だ。

 何故なら、あの無人戦車は人がいないから欧米多国籍軍からすれば間違いなく自分達を傷つけない状況だし、こちらは倒しても労力が疲弊する状況が目に見えていたから少数精鋭で欧米多国籍軍を倒してゆかねばいけないと思うとそれだけで悍ましさを感じる。


 故に、欧米多国籍軍の危険性を知りながらシリアの平和がもとに戻った事を考えて、本当に今の件で非常に安心したと思うとそれだけでホッとした。

 すると、アドル大統領が俺に何か話したい事があるらしく俺の顔に向けてしっかりと話す準備をしていた。


「シュタイン殿。君がどれだけの事を話さねばいけないのかわからない。けど、君のお陰でシリアに平和が戻ったからそれだけは非常に感謝したい。」


「どうも、俺のお陰で非常に平和がもとに戻っているならそれは非常に光栄です。そしてドル大統領殿。貴様も少数精鋭をうまくやって欧米多国籍軍を倒す気概を見せれば間違いなく彼らを倒せると思うから猶更、それを意識しよう。」


「そうだね。シュタイン殿。そういわれると俺も非常に安心する。欧米多国籍軍の闇をしっかりと見る事が非常に大事だし、彼らによって中東の平和が崩れたように思える。だから欧米がいなくなったら間違いなく中東は平和が戻るのは確実だと思うね。」


「ありがとう。アドル大統領殿。そういうだけで助かったから。」


 アドル大統領と俺がこうやって話しているお陰で中東の平和が間違いなく戻っている状況に確実に欧米の影響力が弱まっている事は間違いないと改めて思った。

 そういう意味を考えて、真の意味で地域の平和を作る、強い軍隊を構成するには少数精鋭部隊を複数作っておくことで大きな効力を発揮できると思いつつ、それを今後は生かす事で変えられると思った。

 そう思いながら、俺はアドル大統領と話した後、少し外に出て何か考えようとしていた。

 すると、マリーナが俺の前に現れてこれから彼女は俺に何か話しかけようとした。


「シュタイン殿。」


「マリーナ。冗談はよせ。」


「勿論だよ。でも、あんたが少数精鋭部隊を用意した後に欧米の多国籍軍がシリア軍から撤退している状況は凄い実力だったと思うよ。」


「その通りだ。こうやって平和を取り戻せたなら欧米の多国籍軍を排除出来て非常に安心できると思ったよ。」


「だね。シュタイン殿。これからダマスカスの街を歩くか。」


「あぁ、その通りだな。」


 俺はマリーナと共にダマスカスの街に出て今の状態をしっかりと観察しようと思った。

 そうすれば俺のシリア防衛した実績が見れるから猶更だと。

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