第217話 シリア多国籍軍殲滅作戦03。

 ビルは確実にここにいるのは間違いなく、アドル大統領を殺害し、欧米の傀儡政権を誕生させる任務を実現するために、ここにいる事は間違いないと実感した。

 出ないと奴はここにいる理由がはっきりと分からないから猶更だと。

 そういう不安を感じながら俺は、奴がアドル大統領殺害計画を阻止する上でもで出来るだけ多国籍軍やIWCみたいな諜報組織の人間を出来るだけ倒す覚悟は既に持っていた。

 だから、俺は9・11の事件の首謀者がアメリカ政府であることを知っているから猶更、それを確信した。

 そう思いながら、俺は能力を発動する為に…、


『Вас Убийцы.』


 とロシア語で言いながら、俺は能力を発動した。

 そして能力を発動後、俺はビルをいつでも倒せる覚悟をしていた。


「ビル。貴様の行動を見たらいかにもアメリカ政府が行う国家的な犯罪行為で非常にやばさを感じてくる。だから、俺は貴様をここで倒してでも絶対にこの国を守って見せるから絶対にここをひかんぞ。」


 俺は奴を倒す決意を持っている。

 同時にアドル大統領を守る為にもここから先には絶対生かせない決意もしていたからここで奴らを絶対に止めないといけないと感じた。

 するとビルは俺の行動を見て非常に恐怖を抱いた影響からか…、


「ほう。お前がよく、俺らの野望を妨害するとは流石だ。だが、お前が俺達の野望をどれだけ止めようとしても俺は既に契約能力を持っているから猶更怖くないがな。」


 といい、俺を動揺させる行動を取らせようとしていた。

 勿論、奴の行動を見ても、どういう攻め方をしてくるのか俺には判らないから非常に不安がある。


 しかし、奴らがアドル大統領の殺害をする為なら何でもやる行動自体が非常に危なさを非常に感じさせる状況で私は絶対にここで引かせるわけにはいかないと感じた。

 どういう意味を考えて、彼らの行動のヤバさを改めて感じる状況を思いながら俺は彼らの闇をしっかりと見ながら攻撃を仕掛けようと思った。

 しかし、奴の契約能力が判らない以上、迂闊な攻撃が出来ないのも事実だから暫く様子見する事にした。


「ビル。貴様はどんな契約能力なのかはわからない。けど、俺は絶対に貴様の野望を止めて見せるからな。」


「ほう。俺を止めようとするとは凄い神経だな。だが、俺の暴走をお前が止める事が出来ないからな。」


 どうやら挑発的な言動を取って俺を動揺させるのが狙いか。

 故に、奴が何を考えているのか判らないながらもこの異様な雰囲気からは非常に危ない情報が溢れ出ている状況で極めて危険な状況だとはっきりした。

 だから、俺は奴らが何を考えているのか不気味に思いつつ、奴の能力について非常に警戒しなければいけないと思った。

 当然、奴は細菌能力だと判っている以上、俺は迂闊に手を出せない事を分かっているから猶更かと。


「シュタイン。俺の能力を知っているよな。」


「あぁ、知っているさ。」


 奴が非常にやばい状況で俺を攻めている状況を考えると奴はかなりの情報解析能力を持っていると思った。

 だから、連中の裏の行動をしれば間違いなくそのやばい解析状況が非常に見えて来るから猶更危ないなと実感できた。


「確かに、お前は知っている。だが、俺はお前の情報を更に解析している。だから、既に背後内が可能なんだよ。」


「貴様。既に俺の後ろにいるとはな。だが、それで俺を倒せると思うのか。」


「あぁ、倒せるさ。」


 連中の行動を見ると非常に危ない解析能力で既に後ろに移動している状況を考えると奴を確実に倒さないとアドル大統領があっという間に倒される状況になると思い、連中の行動に対して異様に警戒した。


 だが、この情報解析能力は奴本来の契約能力ではない。

 なぜなら、最近能力があるが、奴は別の能力で情報解析を利用している様に思えた。


 そうして俺は奴の能力技に異様さを感じながら、奴らの行動の不気味さを改めて感じる状況ながら、奴らは何を考えているのか警戒しながら、連中の行動を見て絶対に奴らの行動を察知しようと思った。


「ほう。俺を倒そうとしても無駄だから。俺は貴様が知らないうちに風の能力を得てあらゆる防御や攻撃を回らせる事で既にその能力を得たから。」


「成程。つまり、お前は俺の行動を既に察知している事が明白なのだな。」


「あぁ、その通りだ。寧ろ、貴様の悪い行動を知れば知る程、俺は絶対に貴様を許せなくなるから猶更だと。」


「そういう事か。でも、そういわれると俺もお前を倒さねばいけないからな。」


 ビルの行動を見て俺は奴の攻撃が非常にやばいと感じた。

 何より奴は凄く移動能力が素早い。

 その上、短剣で攻撃する傾向があるから下手な攻撃では奴らを止める事が非常に厳しいかもしれない。

 だから俺は、奴らの短剣攻撃に対して回避や風での防衛を中心に攻撃しながら、連中の攻撃を止めようとしていた。

 同時に細菌能力を跳ね返す為にもあの技を使用する以外になかった。


 なので、俺は風の能力を更に延ばす為に、更に中二病言葉を言わねばいけないと感じ、これを呪文のように唱える必要があると思った。


「Громи Синий.」


 などと同じ言葉を何回も言いながら、とにかく能力発動を維持して、ここで奴を絶対に止めないといけないと感じた。


「ほう。お前はそこまでして俺らの野望を止めたいのかよ。」


「あぁ、俺は貴様を始めとしたIWCの野望を止めたいのだ。だから俺は、奴らの悪行を止める上でも絶対にこの闇を見つつ、ここで決着を見せて見せるからな。」


「成程。つまり、お前はそういう意味を考えて、既に俺を止めようとしているのだから、絶対に我らIWCの野望を維持でも止めようとしたいんだね。」


「その通りだ。寧ろ、そういう風にすることで、絶対にIWCや欧米指導者によるシリアやイラク崩落を確実に阻止して見せるから、貴様達に悪夢を見せる。」


「成程。そういう事か。」


 奴らの目標が既に解っている以上、俺が出来る事はここで奴らの悪行を止める以外にない。

 そう思いながら、俺はここで奴らを倒そうと思った。

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