第215話 シリア多国籍軍殲滅作戦01。

 俺はこれから1人でシリア軍を指令してアドル大統領を守る為に、米軍やEU軍を始めとした多国籍軍の行動に察して非常に警戒しながら戦いに備えた。

 なぜなら、彼らは不意打ち等を平気でしてくるから猶更、警戒しないと意外とところで俺はやられかねない状況が生まれるからだ。

 だから、俺らは不意打ちなどにやられない様に非常に警戒しながら、動きを読んだ。


 そして、彼らがシリアを狙っているのは間違いなく原油利権である事は間違いないとはっきり見えてきたから猶更だと実感した。

 寧ろ、彼らはそういう利権を狙っているから、その目的の為なら何でもやりかねないから余計に警戒しないといけないと感じた。


 そう思いながら、俺はこれから軍の司令官を集めて彼らに作戦を指示する事にした。

 彼らに米軍などの行動を知れば間違いなくその異様さを実感し、警戒しやすくなるのでその手助けになるだろうと。

 そう言い上がら、俺は彼らに米軍やEU軍の行動を彼らに説明する事にした。


「まず、米軍やEU軍はアドル大統領の暗殺を狙っているのは確かだ。だから、このダマスカスを中心に狙っており、彼らはその目標の為なら違法な事でも何でもやるから猶更だ。」


「成程。で、彼らはどういう風にするために、アドル大統領の暗殺を目指すのか説明してほしいけど大丈夫か?」


「あぁ、そうだな。彼らの傭兵を雇った反政府組織を利用してアドル大統領の暗殺を狙っているのが透けて見るからな。」


「成程。」


 彼らの異様な行動に対して非常に危険だと感じた上で俺は奴らの行動の異様さを指摘する事で米軍がアドル大統領への攻撃的ぶりを更に教えないといけないと思った。

 そして兵士たちは俺の説明を聞いて何やら覚悟していた。


「つまり、反政府組織を利用した傭兵部隊を介して彼らはアドル大統領の暗殺を平気でやるのが見えてきて助かります。


「その通りだ。寧ろ、連中の特製を知っているからこそ、彼らが反政府組織を計画的に作り上げてアドル大統領の暗殺を狙うのは彼らの石油利権が非常に絡んでいるといって良いでしょうね。」


「わかりました。そういわれると非常に分かりやすい内容で的確な気がします。」


「えぇ。参考になればこちらも非常に助かります。」


 彼らの覚悟は既に見えて非常に分かる。

 だから俺は、司令官にアドル大統領暗殺を狙っている反政府組織がいると思いつつ、同時に彼らが欧米の傭兵部隊なのは既に解っている。

 故に奴らは、欧米から資金援助してそういう組織を作り出すことで戦争利権を強く維持させる事が明白だと実感できる。


 だから俺は彼らがそういう利権を作り出す為に、傭兵部隊を反政府組織と報道する事でいかにも欧米が善と見せる様に移されて、欧米の戦争利権を維持させる構図が出来る。

 だからその意味を考えて、俺は彼らが反政府組織を利用している状況を考えて、欧米の戦争利権派が自作自演を行っている事をしっかりと見せる事でこの問題がはっきりすると改めて感じた。


「流石、シュタイン殿。アンタの言葉通り、我が国の反政府組織は見事に欧米から資金援助されている事が分かった。」


「だろ。俺は9・11の件で欧米が自作自演をやっている事は既に朝飯前だからそういう意味を考えて、彼らにとって都合の良い戦争利権を生み出しているといって良いでしょう。」


「成程。そういう過程を知ると彼らの利権の構図がはっきりと見えて分かりやすい。そういう意味を含めてシュタイン殿のお陰で全貌が分かった気がする。ありがとう。」


「いえ。俺は最低限の事を言ったまでだ。何よりIWCの連中はアドル大統領の暗殺に加えて、シリアの石油利権を狙っているからその手段を成功するためにそこまでやるのだから。」


「確かにそれは言える。」


 彼らは俺の言葉を聞いて非常に分かりやすい口調で返答し、そのお陰でシリアを侵略するのが欧米だとはっきり判ってきて一安心した。

 けど、これから俺はあの米軍やEU軍に加え、それらの傭兵部隊である反政府組織についてしっかりと考察する事は非常に大事だと感じた。

 それらを考察した上で、これから俺がやれる事が何なのかはっきりと指標を出そうと思い、考え続けた。


 彼らが何故、この利権に絡んでいるのか不気味に思いながら連中の思惑が何なのか線と線が非常に繋がって用で非常に分かりやすかった。

 そういう問題を考えるとシリアの侵攻は既に欧米全体で決まっていた事を考えると彼らの計画が非常に分かりやすい上、シリアを悪の枢軸に向ける世論が既に行われているのだとはっきりと見えた。

 だから俺は、この問題を考えて、欧米の戦争利権の闇が見えた事でここで絶対にシリアを守らねばいけないと思った。

 そして俺は、これから司令官と別行動して、これから米軍やEU軍殲滅作戦に挑んだ。


 …どうやら、連中は既にダマスカスの町を荒廃に導こうとしている印象がみえるな。

 そう思いながら、俺は米軍やEU軍が間違いなくシリアの首都ダマスカスを破壊している行動から見ても間違いなく、アドル大統領に対して降伏を狙っている様に見えた。

 こうやって米軍やEU軍の悪質さを連なっている状況が来ている事を考えると彼らがいかに欧米の為に追従しようとする行動に非常に危険な臭いがして、絶対に倒さねばいけない奴らなのだと実感した。

 そういう問題を考えるとアドル大統領が欧米のそういう脅しを行うのは朝飯前だといっていた理由がはっきりとわかった気がした。


 そして俺はいつでも攻撃する体制を整える為に…、


「Концов Борьбы на глазы.」


 とロシア語でしっかりと発動条件の言葉を言い、これから俺は風の能力を利用して絶対に彼らを倒さねばいけない使命を改めて感じた。


 ここで倒さねば間違いなく俺達は全て終わるからと…。

 そう思いながら、俺は覚悟して、ダマスカス防衛に向けて行動した。

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