第209話 テリーの終焉。
テリーは俺の殺気のある目をしている様子が非常に怖くて戦々恐々している。
恐らく、奴は俺が本気で奴を倒そうとする目をしているだけで非常に恐怖を感じたのは確かだと実感した。
何より奴らが俺らを倒そうとする背景にはIWCが俺達の暗殺計画が含まれている事が多な要因だろう。
だから俺は奴らに狙われるのは当然だと理解した。
そしてその目を見た奴はまるで俺がここまで恐怖を与える行動を取る目をしているだけで非常に戦線恐々するのは奴は腕が無い事を端的に表しているからだ。
それに奴はここで自身がやられたらIWCの計画が完璧に崩壊してしまう事を理解しているから猶更、恐怖を抱いている。
だから彼の弱点がその腕の無い状況で本体を攻撃されると非常に厄介な状況に陥る可能性があるのは確かに垣間見えるようで、危ないと感じた。
そして奴の能力は腕を外して自由自在に操る能力だから、同時に彼の意志で腕を操る必要性があるから、本体が無防備になりやすい。
奴の行動等を分析するとそれだけで彼の攻撃の弱点が見えて非常に分かりやすいと感じた。
だから俺は奴の弱点をしっかりと把握してこれから奴の弱点異向かって攻撃しようと思った。
「おい。俺を殺そうとするとはどういう神経なんだ。」
「はぁ。貴様は本当に俺を甘く舐めているようで何より怖いな。けど、その行動を取っただけでも本当に俺を倒せると思うなら甘いと思った方が良いから覚悟しろよ。」
「うっ。そうだな。だが、それで俺を倒せると思うなよ。」
どうやら奴はまだ、自身があるように見える。
だが、自身がある顔の裏で何を隠しているのかと思うと非常にやばい雰囲気を強く感じるから不気味だ。
それに奴の行動を見ているだけで非常に恐怖を感じるような目をしていたのは間違いなく俺の本気を非常に恐れている事、腕が自由自在に操る事が出来る反面、奴本体の無防備ぶりが非常に出ている事が大きな要因だと感じた。
「成程。だが、貴様はここで終わりだ。だから本気で俺の能力でおらわせるからな。」
「うっ。そういう事か。」
俺はこれで奴が仕留められると思い、我が刀が奴の腹を真っ二つするように攻撃した。
だが、彼は俺の顔を見て表情を変えて…、
「なんてね。俺は腕がなくても大丈夫なんだよ。」
と、突如余裕ある表情に変わり恐怖を感じた。
俺は奴を攻撃する準備を整えていたが、彼は足を出して、その刀を足で振り払い、俺を狙って攻撃した。
「そう。俺は腕はなくても足があるなら刀や銃を振り払う事は非常に容易だからな。俺を倒せると思うなよ。」
奴の言う通り、腕はなくてもここまで刀や銃を振り払う能力を持っているとすれば間違いなく非常にやばいと感じた。
だから奴の身体能力の高さを改めて感じさせる内容で戦線恐々死ながらも俺は決して気を抜かないようにした。
「成程。貴様は俺をこうやって無事に倒す準備をしていたとは流石だ。だが、俺の契約能力で刀は俺の元に戻るからそれだけでも舐めてはいけないと思うから覚悟しろ。」
奴の行動を見て非常に驚いたが、それでも本気で俺を倒す体術を用いているのは確かなのだと感じた。
そして足で攻撃する様を見ると確かに、格闘技の行動が非常に大きく見える。
この状況を考えると間違いなく、奴は俺を倒す準備をしなければいけないと思うだけで非常に重要な指標だと改めて感じ取れた。
だから俺はここで奴を本気で倒す為に、とある契約能力を発動した。
「閃光一閃。破斬。」
俺はこの能力を利用してテリーに目掛けて攻撃した。
「ほう。俺をこうやって倒せるなら本気で俺とかかってこいや。ジョンソン。」
連中は何を考えているのかわからないながら、ここで倒さねば間違いなく、連中によって殺される可能性があると思いながら、俺は奴を本気で攻撃し、止めを刺した。
そしてテリーは俺の顔を見ながらニヤニヤし、それは俺にとって非常に気分が悪かった。
「ほう。俺をこうやって倒せると思っているのか。」
「成程。だが、貴様はこれで終わりだから安心しな。」
奴は余裕を持っていたが、既に俺は最良の策を練っているからそこまで驚かない。
何故なら、この攻撃が成功すれば間違いなく奴は致命傷の攻撃を与えられることを知ったから俺は余裕が持てた。
そして奴はその行動に気づいていないせいか…、
「何を言っているのだ。」
と頭が混乱している様に思える。
だから俺は頭が混乱している状況から真実を語り…、
「何をって。貴様の胸部のあたりを見てみなよ。」
と奴に自身の胸あたりをしっかり見た方が良いと進めた。
俺は完全に胸部が真っ二つに分かれている事を知らない状況だが、俺は既に知っていたので驚く事ではなかった。
だから俺はこの驚きはそこまで恐怖を感じる事なく、私は本気でこの状況を出しながら奴にそれを忠告した。
「嘘。俺の体が真っ二つにされている。」
俺は奴が真っ二つにされている状況に気づいていない状況に驚きを隠せないながら、奴の終わりがここではっきり見えて何よりだった。
だから俺はこれで奴に対して大きなダメージが与えられる状況が出ていた。
そして彼は真っ二つにされた後、倒れて彼は完全に死に絶え、俺は無事に戦闘を終えた。
すると、アビーム大統領が俺の前に現れて…、
「ジョンソン。あんたは大丈夫だったよな。」
と俺の無事を確認した。
当然、俺はアビーム大統領殿の無事だと確認したい上…、
「あぁ、俺は大丈夫だ。寧ろ、この難局を乗り越えた事で俺は非常に安心できる状況で何よりだった。」
と彼のお陰で難局を乗り越えられたことを感謝した。
彼と俺はこうやって無事に戦いを終えた事で一安心し、これなら本当に変えられる状況が出来て良いと思ったのでこの問題を出しながら彼を護衛する任務をしっかりと進めなければならなかった。
とにかく、シュタイン達が生きている事を祈るしかないと…。
そう思いながら、俺は奴らがここに来るのを待つ事にした。
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