第191話 バグダッド豪雨を止めよ。
彼女はテリーザが起こした能力から派生した洪水を防ぐ為にあらゆる策を練って防ぐ方法を考えている。
でないと間違いなくこの町が崩壊する状況が既に来ているから猶更だと思ったかからだ。
そう思いいながら私は戦闘能力を整え、彼女か例の気象兵器を壊せば良いと感じた。
故い、私は聖剣で彼女の攻撃を防ぎ、そこから絶対に反撃を行わねばならない。
でないと間違いなく彼らによって殺される可能性があると思うとそれだけで非常に恐怖が強くあると感じた。
無駄な戦力消費は彼女達の思う都合。
故に私は、彼女の雨起こしの能力を非常に警戒しながらどうやって彼らの能力を防ぐのか考える事にした。
勿論、彼女を倒せば雨はやむのは確実だ。
しかし、雨は止んでも洪水は引き続き行われる状況が来るかもしれない。
なぜなら、雨が止んだ後、水が大量にあればそこから大洪水を起こす事は明白だからだ。
そして砂漠は地盤が緩いから洪水が起きればどういう状況になるのか大体、想定できた。
故に、その両方について私は、考察しながらどうやってこの洪水を防ぐのか、テリーザを倒した後の行動に対してしっかりと考えようと思っていた。
出ないと逆に我らがやられる事が明白だからだ。
だから私はできる限りの事はしっかりとやらねばいけないと感じた。
「で、あんたはこの洪水の能力を利用してこの町を破壊する能力が既に見えていることが判っているでしょ。」
「その通りだ。私はこの町に大きな洪水を起こして町を壊滅させる能力を持っているの。そして砂漠だからこそ普段は水を吸わない故に土が固められていない。だから地盤を緩ませてこの町を破壊する行動に出るのはごく自然だと思うの。」
私は彼女の顔を見て非常に恐怖を感じた。
そして、その言葉を聞いた私は、本当に彼女は間違いなくいかれている状態が見えていると読むだけで非常に何か危ないと感じた。
だからこの町をしっかりと倒す為にここでしっかりと彼らを倒さないと間違いなく土砂崩れを起こしてこの町が壊滅し、強いてはイラクが壊滅すると読んでいた。
だから私はそれを防ぐにはどういう能力を使えば良いのか悩んでいた。
それを防ぐには強烈な雨を降らせる以外にないが、全ての水を消すことは不可能だ。
だからその問題を考えて彼女がどうやってこの雲を作っているのか考えた。
奴らIWCは気象兵器と能力者の能力が区別つかない可能性がある。
だからこの雨を防ぐにはどうすれば良いのか悩んだ。
「なら、あんたをここで倒せば良い訳だな。」
「半分正解。だが、半分は私の能力じゃない事を理解してね。」
私はその言葉を聞いて改めて気象兵器を用いて洪水を起こしていることがはっきりしてきた。
だから私はこれを争点にしながら本気で気象兵器のありかを探す為にどこに気象兵器があるのか調べる事にした。
「その通り。では、私はここで去る。君はその気象兵器が無事に破壊できることを祈る。私はこれから大統領府迄行くから無事に帰ってくれたら私と相手できるかもしれんな。」
その言葉を聞いて彼女が非常に余裕ある行動をしていることがはっきりし、つまり私に気象兵器を破壊させながら大統領府まで行ってアビーム大統領と戦闘する気が満々だと感じた。
そしてこの気象兵器は間違いなく時間稼ぎの手段だと思い、これは本当に時間の猶予がないと感じた。
そしてこの気象兵器を壊さないと間違いなくこの町は洪水で崩壊してしまう。
だから私は気を抜かずに行動する以外にないと思いながら、次の一手に動こうとした。
…とにかく。気象兵器はどこだ。
平気を無駄に探せば砂漠の熱さと雨の湿り気故に余計な体力が奪われる状況が目に見えていたのでそれを防ぐ為にもその雨雲を作る気象兵器の場所はどこなのかはっきりさせようとしていた。
…とにかく、雲が上に上がっている場所を探すしかないか。
雲が上がっている場所をしっかりと明確に探せば間違いなく気象兵器の居場所が見つかると思いながらこれから私は雨雲製造する気象兵器があるのは間違いないと実感した。
そして無駄な体力を使わないように行動して、地盤が緩んだ砂は間違いなくこの場所を大きく破壊してしまう。
だから時間に猶予はないが、砂漠の雨で湿り気と熱さが交わる状況なのでこれは非常に最悪な状況だと感じた。
一体、どこに気象兵器があるのか探しながら私の感で探索する以外になかった。
…なる程。この町より少し高い砂漠の場所にあるのか。それなら場所として合致しているから当然ながらその場所に向かって行けば何とか鳴門感じてくるな。
その状況を考えながら無駄な体力を抑えて、高い場所に気象兵器があると感じた。
そして砂漠の山を登るとやはり気象兵器『バール』があったのでそれを破壊して、ようやく雨雲製造は抑えられた。
だが、時すでに遅し。
既に多くの雨水がこの砂漠の地盤が緩ませ、そして多くの水で砂漠の多くが海に飲まれている状況だと思うとこれでは間違いなくバグダッドに戻る事は不可能だった。
だから、マリーナ。ゲオルグ。
そしてシュタイン。
君達で彼女を倒してくれ。
私では彼女を倒せる状況にないからあんた達が非常に大事なのだと…。
そう思った以上、私は彼女達に全てを託そうと思っていた。
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