第186話 バグダッドに迫るIWCの連中。

 俺はアビーム大統領の話を聞いて確かにIWCやアメリカ連邦政府は自分たちの都合が良い事は駒として使い、悪く鳴門簡単に切り捨てる行動が目立つ理由は非常に分かってきた気がした。

 彼らの行動を見ていると非常に何か危ない雰囲気が見えて連中の悪質な行動から非常に危険性が見えてきたと俺は判って来たからだ。

 そしてそれはIWCの行動の非人道性や残虐性の双方が垣間見えたと俺は感じた。

 更に彼らは欧米エリートの為に、侵略戦争などを肯定する。

 だから、自分たちの利権となる故にイラクを侵略するのは当然だと感じてきた。


 そして彼らがイラクを狙っている理由は言うまでもなく石油利権なのは当然だが、それ以上に軍産複合体で儲けるのを目的にしていると感じた。

 なぜなら、軍需産業で儲ける風習がアメリカや欧州には凄く強く残っている状況が判っているからだ。

 そしてこの問題のお陰で世界は平和が崩壊し、集団的自衛権で戦場当事国じゃない国でも集団的自衛権で多くの被害が生み出し、彼ら欧米エリートの影響で様々な面で非常に深い爪痕を残していると実感しているからだ。

 故に俺は9・11の事件を起こした際に、アメリカ政府が戦争の為に起こしたやらせのテロだと告発した。

 だが、それで俺は捕まってしまい、欧米に対する失望が生まれ、欧米で報告するリスクを考えながらマリーナに救われ、ロシアに亡命した。


 そして現在。

 俺は、イラク戦争を止めるべくアビーム大統領の側近が何故、不可解な自殺をしているのか彼から事情を聞こうとしている。

 彼から事情聴衆すれば何かIWCやイラクに対するヒントが得られると俺は感じた。


「で、貴様の側近が何故、自殺したかというとアメリカから非常に重要な情報が漏れだした事が非常に大きいかなと俺は思うがどうでしょうか?」


「シュタイン殿。君の言う通り、彼はアメリカの行動に対して非常に警戒感を持っていたし、非常に律儀な方だった。」


 律儀な方でアメリカの行動に対して警戒感を持つ人はアメリカや欧州の連中から非常に狙われるのは、アメリカや欧州の背後にある軍産複合体の金儲けが途絶える可能性があると俺は見ているからだ。

 そして彼らによって非常に危ない状況が見えてきた以上、俺は彼らの闇がしっかりと暴かれるならそれをしっかりと暴く為、その側近の自殺がどういう状況なのか彼に問いかけようと思った。

 なぜなら、そういう人間に限ってIWCは非常に危ない人間だと思うし、彼らの利権がばれる恐れがあるからだ。

 ゆえに金で転ぶ人間の方が彼らにとって都合が良いのもそれだといえる。

 だから俺はその件を彼に話しておこうと思った。


「つまり、アメリカに警戒感を持って律儀な方となるとIWCの連中は狙ってきますね。」


「どういう事だ。」


 アビーム大統領は非常に困惑している者の、彼の側近が自殺した理由とIWCが狙ってきた理由に対して俺はしっかりと話そうと思った。

 同時にIWCが嘘まみれで且つ、自分の都合の悪い奴らを潰そうとする行動に非常に危ない行動を取っていたからその件の警戒を報告しようと思った。


「まず、IWC連中は誠実な人を嫌います。なぜなら、彼らは誠実な人は正義感が強くIWCの連中は常に嘘をついているからです。」


「なる程。つまり、彼らは平気で嘘をついているからそういう行動を取るわけか。」


「その通りです。」


「判った。つまり、彼らが何故、こういう悪事に対して平気で手を染めるのかはっきりと判ってきた気がした。」


「えぇ。判ってくれれば十分に助かります。」


 彼らの行動は非常に信用できないが、それでも俺は彼らが何故、平気で嘘をつくのかはIWCの組織体制を見ているからこそ判っていた。

 彼らは軍産複合体の言いなりになっている事が多く、それが理由で平気で嘘をつかないと国民が信用してくれないのが判っているからだ。


 そして真実を語ると彼らの信用問題にしっかりと発展してしまうからそういう意味でも彼らのメンツを保つために、そういう嘘を平気で語る奴らが非常に多いのは当然だと感じていた。

 だから俺はその問題を合致させるとIWCにとって誠実さがある人は自分達の闇があばかれてしまう恐れがあるのでそれらを隠蔽する為に、こういう事件を起こして隠す事は非常に容易だと感じた。


 だが、俺はIWCなどで考えていた瞬間…、


「ドドーン。」


 とバグダッドの町から妙な砲弾の音が聞こえ…、


「マリーナ。ゲオルグ。カミラ。とりあえず、外を確認してくれ。俺はここに残るから。」


 といって3人を外に出し、俺はアビーム大統領と共にここに残る事にした。


 すると、彼らはそれを聞いて…、


「うん。ありがとう。シュタイン殿。その話を聞いているとそれだけで非常に嬉しくなる。」


 とカミラが言って俺は彼らに任せようと思った。

 そして、何よりカミラの笑顔を見ると俺は非常に嬉しくなってくる。

 するとゲオルグが…、


「勿論だ。シュタイン殿。僕もこの問題をしっかりと考えてこの問題を解決せねば。」


 と俺に信頼を寄せていこうとしていた。

 当然、ゲオルグも非常に嬉しい洋上で俺との信頼感を保っているから安心できる。

 そしてマリーナが自身の使命を感じながら俺に…、


「大丈夫だ。シュタイン殿。私達がIWCや米軍との戦争を止める為にもそれをしっかりとやらないといけないからな。」

 

 と話した。

 そして、マリーナを見ていると非常に俺を信用しているように思う。

 だから俺は彼らを見て無事にIWCや米軍を倒せる状況が来れると思いながら俺は、アビーム大統領と2人で話しの続きを始めた。


「よし、戻ってきたら再び話を始めよう。」


「ですね。シュタイン殿。」


 その話を聞いた俺は彼らが無事に生きて帰って来れると思いながら彼らを向かわせて俺は1人で残る事にした。

 そして俺はアビーム大統領にこれからしっかりと話す準備を整える事にした。

 こんな非常事態でも伝える情報と聞き取る情報を得るのが俺の使命だから猶更。


「よし、アビーム大統領。これからしっかりと話そう。」


「だな。シュタイン殿。」


 彼らの行動を見たお陰で俺は信頼し、これからアビーム大統領としっかりと話を続ける事にした。


「よし。話を続けよう。」


 といいながら俺は話を続けた。

 彼らが無事だと思いながら…、

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