第185話 アビーム大統領の告発。

 ようやく我が妹ドロテアが亡くなった事で俺はこれからアビーム大統領とようやく、話を再開する事が出来ると感じた。

 裏を返せばそれだけ我が妹ドロテアの影響で話が妨害され、大きなもんだがあちこちで出ていたから猶更だ。

 それに我が妹ドロテアは完璧にIWCによって洗脳されており、我が妹ドロテアの精神を殺すことでしか救えないと考えるとそれだけ我が妹ドロテアは完璧にIWCによって洗脳され、彼らの手駒になっている事を考えるとそれでしか救えなのは非常に分かってきた気がした。

 だが、殺しは決して正義じゃないし、その報いはいずれ来ることは間違いない。

 既に、アメリカは俺達を殺しにかかっており、俺達の高度が非常に危ない事を把握している印象が非常に目立っているから猶更、危ないと感じてきたからだ。

 だから俺はそれを考えながら我が妹ドロテアの殺害によって殺しの報いが来る可能性があると思いつつ、アビーム大統領に話を続きをする事にした。


「では、アビーム大統領。これからIWCの件でしっかりと話してもらいたい。彼らはいないようだから大丈夫みたいだが?」


「あぁ、大丈夫だ。俺もその話を聞いて非常に安心した。君がドロテアを倒した事で本当の意味で俺は安心してIWCに情報が洩れる事なく、安心して話せる環境が整っているから気楽に話せるからな。」


「あぁ、そうだな。アビーム大統領。俺もそう感じているから。」


 俺は我が妹ドロテアがあんな状況になっている事を考えると体だけは別の魂が守っているようで非常に安心した。

 彼女は完璧に本来の体に元に戻れない事は判っている。

 既にメデューサとして新しい体に移ったし、本来の体は我が妹ドロテアの魂より新しい主が宿っているから彼女の魂に我が妹ドロテアの体を大事にしてくれれば非常に良いと感じた。


 そして、それから俺はアビーム大統領にこれから本当の件について話さなければいけないと感じていた。

 故に俺は、彼の目線を見て、彼がIWCの闇について本気で暴こうとする目をしていたのでそれを機に俺はしっかりとIWCの件について俺からも話そうと思った。

 そうすれば9・11の闇やアメリカの軍需産業の闇はしっかりと暴かれて本当の意味で平和になる他、イラクを守れると痛感しているからだ。

 ゆえに、俺はこれから彼に本庁の事を話そうと決意した。


「で、貴様はIWCによってどれだけの悪い影響を汲みこまれたのかしっかりと話してもらいたいが、大丈夫か。」


「あぁ、大丈夫だ。俺は既にIWCの闇を聞く準備については非常に準備万端だ。だから君も気楽に存分に話してくれたまえ。」


「了解です。そういわれると非常に安心します。」


 俺はその言葉を聞いて非常に安心した。

 そして彼の言動を聞いてると、彼ならIWCの件について非常に安心して話せる条件が整っていたのでこれから彼の話をしっかりと聞きつつ、俺もしっかりと話そうと思った。


「では、いくよ。」


 俺はその話を聞いて心臓をバクバクしながらこれからIWCの真実についてしっかりと聞こうと思った。


「実は俺。イラン・イラク戦争が終わってからアメリカに用済み扱いされて、見捨てられたんだ。奴らの冷酷さはそれで実感したよ。」


 その話を聞いて彼らがいかに冷酷で残忍的なのかはっきりしてきた。

 彼らの行動は非常にやばくて危ない雰囲気は前から感じていたが、それでもあのヤバさは本当に何かあるなと思うと非常に恐怖しかないと感じた。


「なる程。つまり、貴様はアメリカによって見捨てられてそれから主権自立を目指す方向に進んだ訳か。」


「あぁ、その通りだ。彼らはイラン・イラク戦争や湾岸戦争で俺達を酷使した後、完全に見捨てたから当然ながら我らが反米でなければ国を維持でなくなるからな。」


 俺は彼が反米になった理由についてよく理解できた気がした。

 だが、反米では真の意味でアメリカと対等になれない。

 なぜなら、反米の中には欧州に甘い奴らもいる。

 だから俺は反欧米の作法が無ければ非常に意味がないと感じてた。

 それを彼に伝える事が俺の使命だと実感した。


「確かに。アビーム大統領も俺も反米というよりは反欧米という雰囲気があるし、むしろ反欧米の作法が無ければ主権自立は到底無理なのが判るからな。」


「なる程。そういう話を聞いているとそれだけで非常に嬉しい状況になってくる。本当にシュタイン殿は主権自立について理解しているみたいだな。」


「あぁ、俺も主権自立をするには欧米と対等でなく、対立してアメリカや欧州の負の面を暴く事で真の意味で主権自立を得られると思っているからな。」


 アビーム大統領と反米の話をしながら俺は主権自立についてしっかりと話そうと思っていた。

 しかし、アビーム大統領が凄く嬉しそうな顔で俺に話してくれたことは非常に光栄だと思っている。

 だから、これから俺はもっと大事に話さなければいけない事を話そうと思った。

 イラク戦争だけでなく、彼らがこの国で戦争を起こすことを言わないといえなかったから。


「そしてイラク戦争終結後に新たな戦争がもうじき、来るが貴様らはIWCの闇をしっかりと暴けるかいな。」


「あぁ、暴けるさ。俺は元々、IWC出身で9・11のテロの事件で内容を暴露したら愛国者方で逮捕された奴だ。それからロシアに亡命し、ようやくこの世界を守る為にIWCの闇をしっかりと暴く事への重要性を知ったから俺は彼達をここで仕留める必要がある。貴様はIWCに何をされたのかしっかりと暴いてほしい。」


 俺はアビーム大統領が過去にアメリカによって何をされたのかしっかりと話してもらい、その状況をしっかりと問えば彼らの闇が一掃暴かれると思うと俺はそれに賭けようと思った。


「あぁ、湾岸戦争発生後、俺はアメリカに見捨てられ、IWCの連中から非常に目をつけられた。その時の奴がトルドーや君の妹が関与していたからな。」


「なる程。つまり、それはイラク戦争を起こす為に、貴様を冠ししている事は確かだと思う気がする。」


「あぁ、その通りだ。その影響で俺の側近が謎の自殺を起こしたり、そして不自然な攻撃が非常に多くみられるからな。」


 その話を聞いた俺が不自然な自殺に何か違和感があると考えたのでそれを考えてみた。

 不自然な自殺は他殺と思った方が良いと思うのはIWCはそれを生業とする傾向が非常に多くみられるからであり、それをしっかりとしないと逆に彼らに殺される恐れが十分にあると感じたからだ。

 故に俺は側近の他殺についてIWCの計画があるんじゃないかと思いつつ、それを彼に話してみる事にした。

 しかし、妙にIWCの連中がここを狙っている事はあまりにも恐怖と危なさを感じてきたのでそれをしっかりと暴く事は非常に大事だかと感じた。

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