第181話 ドロテアの本体。
そして俺は
なぜなら、このまま放棄しても彼女が元に戻つたら間違いなく俺達が殺されるだけな気がして凄く不穏に感じたからだ。
そう思いながら俺は
するとマリーナが俺の事を気になった影響からか…。
「なぁ、シュタイン殿。彼女の本体を持っていて凄く良いかなと思う気がするけど、彼女はどうなったんだろうね。」
と彼女がどうなるのか俺に説明した。
当然、俺はそれを思いながら彼女に話して…、
「さぁ、判らない。けど、蛇は
と話した。
それを聞いたマリーナは…
「そうだね。シュタイン殿。」
とすぐに返答した。
バグダッドまで向かえば間違いなく彼女はここまで戻ってこれないかと思う。
そう俺は思いながらこれからイラクの首都バグダッドまでマリーナと共に向かった。
もちろん、熱いながらも眠いながらも不眠で熱さに耐えながらひたすら
そして、4時間後…、
ようやくイラクの首都バグダッドに到着した後、俺はとある商人さんに話す殊にした。
もしかすると彼女の体は彼に引き取れば良い歩行に進むと期待しながら俺は頼む事にしてみた。
「おぉ。シュタイン殿。あんたはその魂がない娘の体を持ってきたんだね。」
「ああ、魂はないけど体は未だに生き続けている。個人的にはジがあれば魂がなくても無事に生きて行けるから非常に大丈夫だからな。」
「ほう。なる程ね。で、その薬を渡すから彼女の飲ませてみる事をお勧めするよ。」
「ありがとうございます。そういわれるだけで俺は非常に嬉しくなるから猶更です。」
「ですね。やはり、シュタイン殿は本当に世界を救うために必死に動いている様子がこんなに映っている。だから本当に彼女の為にしっかりと戦う姿勢を見せないとダメなのがはっきりと私に見せつけられて凄く良かったです。」
「ありがとうございます。では、この薬を飲ませます。」
どうやら、この薬屋さんは霊的な能力が高いような感じがした。
故に、俺はドロテアの肉体に特別な薬を投薬してそれから暫くして時間を待たせた。
そして1時間後…、
俺は驚愕な光景を目の当たりにした。
「シュタイン殿。」
「どうしたの。
「シュタイン殿は私を救い出してくれてありがとうね。」
「貴様は、体が
俺は中身が明らかに
しかし、その様子を感じ取るとそれだけで何か俺もホレるかもしれないと思いながら彼女がそういう性格をしているのだと思い、しっかりと彼女と話そうと思った。
「で、貴様は何者なのだ。」
「私の名前はサヘルさんだ。」
「サヘル。つまりムスリマ系の女性なんだな。」
「その通りです。元々、私はこの中東を守る賢者の娘でしたが、アメリカの戦争屋によって肉体は滅ぼされ、魂でさまよっていました。けど、君の妹であるドロテアの肉体とそのジが思っているよりも私を受け入れてくれた事に凄く感謝しています。」
「あぁ、そうだな。で、エンデラ・サヘルさん。貴方はこれからどうしますか。」
「あぁ、これから私はイタリアに戻るかもしれない。それは君やこの体の持ち主のお兄さんにしっかりと事情を話さなければいけないという使命が強く表れている訳だから本当にその使命を強く出さないと逆に危ないと思っている。だから、私はこれから空港まで送ってくれないかな。」
「あぁ、そうだな。それを聞いているだけで本当に私は凄く安心して話せる環境が整ったように感じる。だから皆にしっかりと感謝して大事にして過ごしたいです。だから本当に皆に感謝したいです。」
「あぁ、そうですね。だから貴様に感謝する。だから俺とマリーナがバグダッドの空港まで送ってやるから大丈夫だ。」
俺はその話を聞いて凄く安心し、これからバグダッドの空港まで戻っていった。
「で、貴様がその体の新しい持ち主なら我が妹の能力は完璧に無効になる事、そして元に戻る事は不可能だと思うけど、大丈夫か。」
「あぁ、大丈夫だ。既に、この体は本来の主を受け入れ拒否されているようだし、私の方が凄く気に入っているみたいだ。」
「だね。サヘルさん。貴様はその体でしっかりと有意義に未練を解消して貰いたいね。」
「ですね。シュタイン殿は本当に優しいし、本当にこの世界を変えたい思いが強く現われているような感じがして凄く最高の奴です。」
「そうだね。それを思うと本当に皆にありがたいと思いつつ、この世界を変えたい気持ちが強く現れる状況で何よりです。だから貴様なら我が妹の体を大事にしてもらいたいです。」
「うん。ありがとう。そしてジも肉体も私の魂の方が凄く受け入れているし、本当に良いと思うよ。」
「うん。ありがとう。そういわれるだけで非常に嬉しくなってしまうね。だから本当にそれに対して非常に感謝するよ。」
「ですね。サヘルさん。」
彼女の話を聞いて非常に強くなったと安心できた。
これなら
俺はそのままでバグダッドの空港まで歩いた後、イラク軍の許可を取りこれから彼女をイタリアまで渡航させ、
そして彼女は無事にイタリアについたらしく、それから俺の兄貴と話して、イタリアに残ると決意し一安心した。
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