第180話 ドロテア決戦02。

 俺は我が妹ドロテアを確実に仕留める事、攻撃を守る為、風の能力で毒蛇の動きを警戒した。

 我が妹ドロテアは毒蛇の乗り移って俺達を攻撃する風潮があると見ていたから猶更だった。

 そして俺は攻撃をよけながら我が妹ドロテアが何が俺に対して言おうと思うだけで非常にぞっとした。


「ふっ。バカ兄貴は結構すばしっこいな。なんであんたはロシアに逃亡してイラク戦争を阻止しようとしているのか私にとっては意味不明で何を考えているのか判らないんだよ。」


「ふっ。それは我が妹ドロテア何かに言われて困る事だから口にしないから残念だね。」


「くっ。私はそれを言っても非常に強く立てない事に対して非常にイライラしてくる。」


 どうやら我が妹ドロテアは俺がロシアに逃げた事を凄く嫌がっているのは俺が裏切りものだと実感しているからだと感じた。

 けど、俺はそんなことでずっと残っていてはいけないと感じた。

 なぜなら、俺の使命は9・11の真実を世界にさらすことが前提だからだ。

 そう思いつつ、俺は我が妹ドロテアの言葉を聞き、彼らが何を考えているのか判らないながらも奴らを止める方法をしっかりと見出さなければかなりやばい方向に進むと感じていた。

 だから連中が何を考えているのか思い出しながら彼女はこのガラガラヘビの毒に気をつけつつ、俺は風でよける事にした。

 そしてマリーナの様子も非常に気になっていたので、彼女の様子も確認した。


「で、マリーナ。貴様は奴の攻撃から守れているか?」


「あぁ、大丈夫だ。シュタイン殿。あんたの言う通り、奴らは何を考えているのかわからない。けど、奴らの行動を見ればあの行動の異常さを感じ取れば、超能力で彼女を縛りつくすしかないと思うからな。」


「ああ、その言葉を聞いて俺は一安心したよ。だから俺と貴様で我が妹ドロテアを倒そうな。」


「だね。シュタイン殿。」


 俺は彼女が無事だと確認した後、彼女の超能力であの蛇を縛りつくす以外にないと感じた。

 いくら蛇でもあちこちで捻じり曲げれば蛇だろうが動けなくなる。


 それを見越して我が妹ドロテアに超能力を利用して我が妹ドロテアを取り押さえる以外にないと感じた以上、俺は我が妹ドロテアを絶対に倒す準備をした。

 とにかく蛇で移動している以上、我が妹ドロテアは超能力で何も動けないと実感した以上、ここで我が妹ドロテアを仕留められるのかが非常に重要だと感じた。


「ほら、あんたはこれで全て終わりだよ。ドロテア。」


「くっ。マリーナの能力は超能力の魔女って事か。でもそうされると本当に私はあんたを仕留めなければならないね。」


「ほう。私を仕留められるなら本気で仕留めてみ…。」


「なる程。でも、私は容赦しないから。」


 俺は彼女行動を見てここで倒さねばいけないと感じた。出ないと彼女は我が妹にのっとったガラガラ蛇に殺されてしまうから猶更、力を貸す必要があると感じた。


「くっ。あんた。ここまでしてでも私を止めようとしているんだね。何故、そこまで止めるんだよ。」


「はぁ、貴様は知らぬが俺はあの連中によってイラク戦争を起こされたら非常にやばい状況へ足を踏みかねないからだと思うからだよ。だからそれを阻止する為に絶対にこういう手法を動かさねばいけないと感じてくるんだ。」


 我が妹ドロテアはガラガラヘビを解除する上でも我が妹ドロテアの体が見えなければ元に戻れない事は既に明白なのは判っている。

 そして元に戻れない状況だとすれば間違いなく我が妹ドロテアは元の体に戻ったとしてもそのガラガラヘビしかいない事になる。


 つまり対象に移る事を前提として能力だとすれば間違いなく、ガラガラヘビに成りすました理由は間違いなく毒で俺達を殺そうとしているからだ。

 だからマリーナが超能力で縛る事が出来れば彼女はここで死に絶えるだろうと感じた。


「ほら、これであんたはずっとまかれたぜ。あんたはここで終わりだって事だ。」


「くっ。私をそうやって追いつめるとは流石は外道なマリーナさんね。でもそういう事をしているからあんたは非常に嫌われている事を知らぬのか?」


「知らぬ?はぁ、あんたは本当に何か言おうしているのか判らないようだな。でも、あんたはこの超能力で完璧に、体が捻じ曲げれば、内臓が破裂して死ぬからな。」


「ちょっと。何をするんだ。そんな事をしたら私は死んでしまうし、体は誰かに入れ替わってしまうだろうが。」


「あぁ、その通りだ。だからあんたをここで倒す為にしっかりとあんたをここで排除せねばいけなんだと私は思ったからここで死んで貰うよ。」


 俺はマリーナの強さを見て彼女がここまで強いやつとは思わなかった。

 恐らく、彼女は超能力を利用してここでしっかりと我が妹ドロテアを叩きつぶすことでしっかりと元に戻れると思ったから猶更、超能力で我が妹ドロテアを完璧に仕留めようとする態度だった。


 そして、彼女はここでやられれば間違いなく死ぬことが判っているのでそれを見越して行動していたとは流石に彼女の言動や行動を見てあのガラガラヘビを超能力でしっかりと何重に巻き付けてここで死ねば間違いなくからは無事なのは判るのでそれを見越して彼女は行動していたのだと感じていた。

 そこまで彼女は我が妹ドロテアの本体に対してそこまで大事にしたかった理由は判らないが、裏を変えればマリーナは俺を配慮しながら見事に超能力でしっかりと彼女を殺せる行動に出られれば間違いなく奴らをしっかりと取り締まる事が出来るのだと感じていただろう。


 だからそう見越した俺は彼女の行動に対して異常さを感じながらここでしっかりと対峙する必要性があるんだなと強く感じてきた。


「さぁ、あんたはここで終わりだ。覚悟しろ。」


「ぎぁぁぁあ~。何で。しっぽが見えるんだよ。」


 といいながら彼女はまかれて動けなくなった事を見越してどこか遠くの場所に移動した。

 これで我が妹ドロテアのとの戦いは終結となり、俺は気分が一安心し、これでほっとしたと思った。

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