第172話 IWC殲滅作戦の為に。
アサシン殿やチェノフスキー大統領の話を聞いて俺はある思いを語ろうと決意した。
それは俺は妹であるドロテアを俺自身の手で殺めるのが俺の使命だと理解したのでそれを彼らに言わねばならないと思ったからだ。
なぜなら、彼女は俺の兄貴と違って説得しても完璧にIWCの手先になっている上、その洗脳も解ける事は一切にないと俺は見ているからだ。
そしてそれはこの前に行ったベネズエラの件を見ても彼女はますます、それに拍車がかかっており、まずますIWCの忠実な下僕になっている。
そう思いながら俺は彼女がこんなにおかしくなっていうr状況だと思うなら間違いなく彼らの行動に対して非常に警戒せねばならないと実感してきた。
出なければ彼女があそこまでIWCに対しての忠誠がここまで酷くないと実感したのでそれを防ぐ上でも絶対に妹を殺める以外にない。
寧ろ、彼女を殺めないとIWCの意向で彼女でイラク戦争を加担してしまい、イラクの市民は彼女の手によって殺される事が明白だからだ。
もちろん、彼女だけでなく米軍やNATOによってイラクの市民は殺害され、イラクの国が崩壊する事は明白なのは既にわかっていたからだ。
そう思いながら俺はアサシン殿らと話を終えて、これから典紀さんの部屋まで向かっていた。
彼に言わねばこの任務を実行できない事を分かっているから猶更だと…。
そう思いながら典紀さんの部屋を開けてこれから俺は彼に話そうと決意した。
「失礼します。典紀さん。」
「シュタイン殿。ここに戻ってきたけど、どうしたんだ。」
俺はドロテアの件について非常にプレッシャーがかかっていたが、彼女を殺さないとイラクの市民が虐殺されるのが明白だから絶対に止めねばいけないと思い、典紀さんに報告しようと決意した。
「なぁ、俺の妹であるドロテアはどうしてあそこまでIWCに対して忠誠的なんだ。」
「わからない。けど、IWCはあらゆる洗脳手段を使って犯罪行為を行う可能性がある集団だからそれはあり得るだろう。」
「そうか。つまり、貴様の言う通りIWCは洗脳させて、忠実な下僕にする事でイラク戦争を行うための諜報技術を採用しているのだといえるか。」
「あぁ、そうだな。俺もそれについてよく理解していたから、連中はそういう洗脳を使ってお前の妹をIWCの忠実な下僕にしているのは確かだ。」
「成程。判った。」
流石、典紀さん。
俺はその話を聞いて非常に安心したのでこれからか乗れにドロテアの件について話そうと思った。
そして、IWCはドロテアは忠実な下僕にする為、あらゆる手段を用いて洗脳させた。
さらに、脅迫を含めて彼女を追いつめる手法で洗脳が行われた理由ははっきりと判る気がいた。
そして、彼女はIWCの手先になって忠実な下僕にする上、自身の意向で通すことを容易にするため、特別な洗脳をやっていたに違いないと決意した。
なぜなら、彼らの行動を見ていると自分たちを金で転ばせない行動をする為にある程度の洗脳を行う必要があるからだ。
そしてIWCは愛国心が強すぎる人や正義感が強い人は諜報員になれない。
なぜなら、そういう人たちはIWCの実態が明らかになると内部告発を行う事が明白だから採用しない。
但し、IWCは志願制であるので金に転ぶ可能性が多分にあるのは確かなのだ。
一方、モサドやФСБは志願制を採用しない影響で金で転ぶことはあり得ない。
寧ろ、金で転ぶことは情報が漏らされる恐れがある上、志願制で採用された諜報員程、その傾向が非常に強くなる傾向があるので有能な諜報員が多い舞台では志願制を採用させないように勧めていた。
だが、俺の妹は俺と違ってIWCの手口に関する情報を漏らす人間じゃない。
なぜなら、俺は志願制で採用された一方、彼女は優秀だから呼ばれて採用された人間なのは既に知っていたから。
だから俺はIWCをこれからどうやって執行するのか典紀さんと議論して考えた。
「なぁ、典紀さん。」
「どうした。シュタイン殿。」
「IWCをこれから殲滅するにはどうすれば良いんだ。」
「あぁ、そうだな。俺だったら、IWCが行った事をしっかりと多くの人に内部告発させる以外にないと思うよ。」
「そうだな。彼らは情報に対しては非常に執着する傾向があるからできるだけ金より情報を取られないように動くしかないね。」
「その通りだね。シュタイン殿。君の意見は正にその通りだよ。」
「あぁ、そうだな。」
「俺は彼らの行動に対して許せない部分があったのでそれを防ぐ上でも金よりも情報を盗まれるなという心構えが無いと逆に殺される恐れがあると思うと絶対にIWCに情報を盗まれてはいけないとつくづく実感してきたよ。」
「あぁ、情報や時間を上手く使えば金になるし、金よりもそちらの方が寧ろ重要な方向に進むのは分かる気がする。」
「だな。典紀さん。」
「えぇ。シュタイン殿の言う通りだ。情報と時間は金に繋がる。金儲け主義の人は情報と時間を軽く見る人が多いからな。」
俺は典紀さんと話していてIWC討伐する自信を次第に持ててきた。
奴らを倒す為、そしてIWCの裏情報をしっかりと把握する為にしっかりと考えねばいけないと思うと。
だから俺はこれだけの事をしっかりと考えながらこれから俺がIWC殲滅作戦を実行する為に、これから皆を呼ぼうと思った。
だから俺は典紀さんに…、
「よし。皆を呼んでこれからIWC殲滅作戦を挑もう。」
「あぁ、そうだな。シュタイン殿。皆で作戦を練って連中をしっかりと追いつめないとな。」
典紀さんは皆を呼ぶ事に説得し、それから連中を倒す方向で一致したので、これから皆を呼び、話し合いする事にした。
「では、皆を呼んできます。」
俺は典紀さんにそういいながらこれから皆を呼び、これから俺の妹の件についてしっかりと話そうと思った。
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