第163話 マルシヲの晒し首。

 ようやく俺は発電所の事件を解決した後、俺はこの状況を無事に切り抜けて少しだけ一安心した。

 ここまでくれば間違いなく俺は非常に楽に過ごせるし、それだけで安心してすごせるから猶更だと感じたからだ。

 そう思いながら、発電所を脱出後、少しだけ安心したせいか俺は顔が少し楽になっていた。


 そしてこれから、俺はベネズエラの首都、カラカスの都心部に戻り始めた上で、俺はこれからマルシヲ大統領やマリーナに再開する必要があると実感し、これからマルシヲに合おうとしていた。。

 彼が無事に生きていればそれだけ非常に良いと思い、これでベネズエラは普通に主権国家を取り戻せるのだと感じていた。


 だが、ベネズエラ大統領の大統領府前に戻ってから俺は、何か物騒な雰囲気を感じた。

 そしてそれを確認する為に門の前に到着した俺は何か物騒な雰囲気を感じた。

 明らかにベネズエラ大統領府で何かが起こっていると俺は実感し、変に焦げ臭いにおいで何かが起きていると実感した。


―――なっ。なんだよ。これは…。こんなに燃えているベネズエラ大統領府は初めてだ。


 俺はその部分を見る事で大きな変化が起きると思いながらこれから彼らがなんでこんな状況まで追い込んでいるのか非常にわからない中で、俺はこの不穏さを感じ取る上でもしっかりと調査する事にした。

 まさかじゃないが、彼らが何か裏で隠している状況は普通にありうると思いながら俺は、こっそりとベネズエラ大統領の周辺を観察した。

 すると、何か棒の上に何か首らしきものが刺されている状況に何か不穏さを感じた。

 そしてその棒を見て俺は一瞬でぎょっと疑った。

 もしかし、棒の上に何か血の匂いがしたからそれを基に俺は上を見上げてみたら俺はその攻撃に鳥肌が他tぅた。


「うっ。嘘だろ…。マルシヲ大統領。」


 それはマルシヲ大統領の頭部が棒にさらされているのと同じではないか。

 彼はまさか、IWCの連中にやられたとしか思えない、状態だった。

 そして、俺は彼の晒首がこの大統領府の近辺でさらされている状況を見て一瞬でぞっとした。

 結局、俺は彼に何を言えばよいのかわからないながら、彼はこれで死んだと思うと彼に何を言えばよいのかわからなくなっていた。

 ゆえに、俺はその光景を見て言葉を出せない状況が続いた。


 勿論、彼がこの国を救ったのも事実だが、どうやら彼はここで彼らに殺された状況に非常に恐怖を感じた。

 けど、ここは鳥肌を乗り越えて、それを受け入れる以外に何のだなと感じた。


―――マルシヲ。あんたはよく頑張ったよな…。


 俺は無事に世界を変える為に戦ってきたのにこのままでベネズエラは彼らの傀儡に手が落ちる状況になると思うと非常に恐怖を感じた。

 俺は何のためにベネズエラを革命するのかわからなかったが、これは本当に非常に不安だと感じた。


 だが、これでは甘い。

 奴らは首から下の遺体をこれから何をするのかわからないから確実にそれだけは持ち帰ろうと思っていた。

 何是、IWCの連中は首から下を持ち帰って検体として用意して解剖する事が1点。

 そして解剖などが終わったら彼の死体レプティリアンの餌として利用される事が間違いないと実感した猶更、恐怖感が出てくる。

 そう俺は思いながら、これからベネズエラ大統領府の扉に突入し、彼らが何か不穏な雰囲気があると思いながらこれから突入する事にした。


 すると、このベネズエラ大統領府で何かが起きていた。


「くっ。どうやら火災だらけで何が起きているのかこれじゃ判らない。」


 しかし、外からだと判らない。

 なので、俺はこの煙だらけのベネズエラ大統領を見て彼らの残党はどうやらクーデターを起こす気満々だと思いながら連中がここにいないのか警戒した。


 そして、俺は彼らの行動に何か疑わしい状況があると思いつつ、これから連中が何か隠している状況が非常に多く存在すると警戒しつつこれから建物内を見た。

 故に、燃え盛るベネズエラ大統領を入って彼の部屋を見る事にした。

 すると、彼の遺体は既にここになかった。


 どうやら、連中は彼の首から下の胴体の遺体を持ち帰ってしまったようだ。

 俺はそう思いながらこの部屋の様子を確認した。

 すると、何か手紙らしきものがあると思いながらこれからそれだけもってここから脱出する事にした。


 それから、俺はベネズエラ大統領から脱出した後、誰もいない場所に逃亡後にこの手紙を見る事にした。

 そして俺はこの手紙を読んで俺は驚愕した。


―――シュタイン君。俺は連中を倒すことができないかもしれない。なぜなら、彼らは刃物を使う能力者や魔獣を償還する能力者など、あきらかに化け物ぞろいの連中が非常に多く存在する。だから俺の遺体を持ち帰らず、そのままこの手紙だけ持ってかえって早くこの国から去ってもらいたい。出ないと俺が死んだら彼らの傀儡政権が誕生して彼らを狙ってくるだろうから…。


 俺はその話を聞いて非常に驚愕した内容でぞっとしたが、その話を聞くと非常に納得した側面が見えて非常に嬉しく感じてきた。だから、俺はマリーナにその事を報告しようと思い、カラカスの街を出て彼女にそれを伝えようとした。


 すると、彼女らしき気配を感じたのでこれから俺は彼女に話そうとした。


「マリーナ。」


「シュタイン君。あんたは無事だったか。」


「あぁ、俺は発電所でトルドーを倒したけど、無事だったから平気だ。」


「あぁ、そうだな。」


「だが、マルシヲ大統領は奴らに殺された。貴様もこの手紙を見ればわかる。」


「何っ…。」


 マリーナは俺の言葉を聞いて落ち込みながら手紙を開き、それを受け入れる体制はしっかりとしていた。

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