第162話 カラカスの停電。

 俺は奴を倒す為のこの能力を発動して連中を倒す以外に他ならないと感じた。

 この能力をしっかりと使えばそれだけの能力を十分にはっきできると読んだからだ。

 なぜなら、奴は鋼の肉体を持っているからその鋼を溶かすにはこのボイラーをうまう取り込んで奴に炎の風を当てる必要があると俺は感じているからだ。

 だから俺はこの能力を利用して奴に対して決定的な止めを刺そうと思っていた。


「やっ。やめろ。お前、本当にここで命を落とす気か。」


 どうやら奴はものすごくビビっているようだ。

 なぜなら彼は自分の死に対してものすごく恐怖感を持っているからだ。

 だから俺は彼がこんなに死を恐れている理由が非常に感じるのはごく自然なのだと感じた。

 ゆえに俺は彼がこんなに死に対して恐れる理由は自分のやっている計画に対して非常に恐怖を感じているからだと感じた。


「あぁ、俺はここで命を落とす覚悟で貴様を倒す。たとえ、発電所の事故になっても絶対にここで倒れない限り、俺は何度でも倒しにかかるから猶更、そう行かねばいけないとな。」


「…。なら、俺もお前をここで倒すとするか。」


 ほう。

 どうやら彼は俺の行動を見て途端に態度を変えて戦闘モードに入り込んだ。

 俺はそれを見た上で、彼らがこんなに恐れている理由が何があるのか非常に興味深い内容に俺は少し考えたくなった。


 だから、俺は連中がここまで能力を発揮している状況に非常に恐怖を感じたもののこれを乗り切れば間違いなく奴らを倒せると読んだ以上、奴をここえ倒す以外にないと感じた。

 だから俺は気を抜かずに戦闘に励む以外にないと思った。


「さぁ。これで終わりだ。トルドー。貴様はここで死んで消えるが良い。」


「あぁ、お前のその成長ぶりを見ると俺も凄く戦いたくなる。なら、俺も全力でお前を倒すから覚悟しろよ。」


「勿論だ。トルドー。貴様をここで殺すからな。」


「勿論だ。シュタイン。ここで全力でケリをつけようぜ。」


「あぁ、そうだな。」


 どうやら俺も彼も非常にケリをつけたい思いは同じなのだと感じた。

 だから、俺とトルドーは互いの能力を使ってこれから一気に最大能力を発動した。

 勿論、俺は風の能力をボイラーに目掛けて発動し、それを熱風に変えて相手を倒すことを優先した。

 奴はこの鋼の肉体を用いて俺を本気で殴ろうとする事からここで火を利用して捨て身で奴を倒す以外にないと感じていた。


「ほう。お前、そのボイラーで俺を殺そうと思っているのか?」


「あぁ、勿論だ。貴様の鋼の肉体は炎に弱いことがはっきりとしているから当然だよな。」


 俺はボイラーから来る炎を取り込んで奴らを倒す以外にないと思っている。

 だからこそ、俺は連中を倒さねば行かないという使命を感じている以上、絶対に奴らを倒さねばこの国を守れないと思ったので全力を出した。


「くっ。俺の鋼の肉体がお前の熱風や火炎風によって焼けて来るとはどういう事だ。」


「ほう。俺の能力をまだ知らぬのか?俺は中二病言葉を言えば言う程、能力が強化される。そしてボイラーを壊して炎を風に取り込めば間違いなく能力が増強して大きな火炎能力を発動できる。」


「ちっ。俺の鋼の肉体がお前の火炎風によって崩壊するとは流石だな。」


「ああ、そうだ。俺の風の能力は冷気を取り込めば相手を凍結する能力を得るし、電力なら静電気を混ぜた能力を発動できる。つまり、風を利用して炎、氷、電気を多用して能力を得ることが俺の能力だといえるのだ。」


「くっ。流石だな。お前は能力で俺は崩壊する。俺はお前にその能力を見破られてしまったから残念だな。」


「あぁ。そして砂嵐なら土埃を起こせるのが俺の能力だから、鋼を倒すにはそれらを用いて戦う以外にない。貴様にはそれが甘かっただろうが。」


「だな。俺の負けだ。だが、俺が負けてもお前はここから脱出できなければこの発電所ごと爆発し、お前も巻き添えになるからな。」


「あぁ、わかっている。既にこの能力を利用している時点でこの発電所が崩壊する事が目に見えていたからな。だから俺は貴様を殺してここから脱出せねば間違いなく発電所の事故で死ぬことをわかっている。」


「はははっ。だが、この密室からお前が脱出できる方法があるのかよ。」


 俺は奴の言葉を聞いて本気で脱出できるのか非常に不安だった。

 だから俺は連中がここまで気が狂った状況の中で俺は奴らを倒せる手段を考えていた。

 そうしないと俺が逆に殺される事を既に予見されたかのように気を付けねばいけない状態だと理解していたからだ。

 だから俺は連中を倒した後、ここから脱出する方法を用いなければいけないと感じたのでこれから俺が能力を発動できる方法を見出さなければいけなかった。


「Громи на Убийцы. Вом это Умереть.」


 俺はここから脱出できる状況ながら持ち得ながらこれから電気と炎を取り込んでこれから天井を破ろうとした。


「お前。本当にここから逃げるんだね。」


「あぁ、俺は貴様を倒したからここに残る必要はない。」


 俺はそう思いながら崩壊する発電所を後に空中まで行って発電所から脱出した。


「くっ。俺はこの発電所の爆発と共に消えてなくなるんだ…。」


 俺は奴がここで死ぬ征く様を見て俺はこの発電所から脱出した。


「ふっ。ようやく、ここで脱出できたんだ。さて、俺はカラカスに戻るか。」


 俺は空中移動しながら発電所からカラカスの街に戻った。

 すると、どうやらカラカスの街は凄く暗い。

 恐らく、俺が発電所を壊したことが何よりの要因だろう。

 そしてマルシヲ大統領は本当に無事なのか非常に不安を感じたので俺はベネズエラ大統領まで戻り、状況を確認しようと思った。


 それが俺の役割だと感じたから猶更だと…。

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