ブラックガヴァメント(暗黒国家)

第157話 IWC傀儡部隊。

　俺は、マルシヲ大統領の話を聞いてこれから彼の手伝いをする事にした。

　故に、俺とマリーナは、このIWC傀儡部隊を倒す為に彼の手伝いをしてベネズエラを守ろうと思った。

　だから、俺は連中に対して警告を発した。

「よし。これから貴様達はここで死んで貰うからな。」

「ほう。私達をそうやって追いつめるとはどういう神経をしているのか凄く聞きたいね。」

「ほう。その口調で俺を追いつめるとはな。」

　俺はその口調に気をつけながらもIWC傀儡部隊は間違いなくマルシヲ大統領を殺害しようとしている以上、俺はここで退く訳にはいかなかった。

　なぜなら、奴らはここで相手を追いつめる以上、絶対にここで倒せねば間違いなく俺達が殺されるのは確実だ。

　だから俺は連中の攻撃に警戒しながらも俺ができる事は奴らをしっかりと討伐する以外にないと既に実感していた。

　なので、俺はこのIWC傀儡部隊を倒して、マルシヲ大統領を奴らの奴隷から解放せねばならないと感じた。

　だから俺はIWC傀儡部隊に挑発させようとした。

「ほう。貴様達は本当に俺の能力をよく知らないんだな。」

「成程。君は既にロシア側からの特別な能力者になった訳か。」

「勿論だ。俺はこの能力を得た事で本気で攻められるからな。」

　と言いながら連中の状態を確認した。

　そして、連中は間違いなく能力者なのは確定だとわかる。

　なぜなら、彼ら自身も能力者でないと指導者が能力者だと確実に返り討ちになる事が既にわかっている、俺達を殺すためにそういう能力を持たないと逆に殺される事をよく理解しているからだと感じたからだ。

　だから俺は連中の攻撃に警戒しながら、俺ができる範囲で攻撃態勢を整えようとした。

　そうすれば連中の攻撃方法が既にわかるからだと…、

　さぁ、かかって来いよ。

　IWC傀儡共が…、

「だったら、シュタイン殿。君はこの巨大鋸（きょだいのこぎり）でこの建物ごと切断するからな。」

　やはり、巨大鋸（きょだいのこぎり）でこの建物を切断する気満々だろうな。

　だから俺はその話を聞いて非常に警戒した。

「おい。それだけはやめろ。というより貴様達は本当にこの建物ごと破壊しようとする命知らずなのか…。」

　本当に奴らはその能力を持っているあまり非常に命知らずな傾向があるだろう。

　だから俺は奴らが何故、このような鋸（のこぎり）を発動しているのか謎だったが次第に発動した理由が分かった気がすると鳥肌が立ってきた。

　なので、このままこの場所に残れば間違いなく俺達は殺されると思ったので一瞬でここから出る準備をしていた。

「マリーナ。マルシヲ大統領。ここから逃げるぞ。」

「シュタイン殿。どういう事なのか話してほしい。」

　マリーナ。

　お前は巨大鋸の怖さを知らないと感じた以上、俺は彼女に事情を説明した。

「奴らは間違いなく巨大鋸（きょだいのこぎり）を使用し、この建物を破壊した上で、俺達を殺そうとしてくる。俺達の能力では間違いなく歯が立たないから猶更だ。」

「成程。つまり、この刃物が非常に危険な理由が分かった。だったら僕は奴らの奴隷から解放するためのある能力を発動して見せるからな。」

「あぁ、頼むぞ。」

　俺は連中がここまで酷い能力でマルシヲ大統領を追いつめようとしていたが、彼が地震でこの国を守る決意を見せることができたからだと思う。

　だから俺は連中を倒す為にこれから本気で攻撃しようと思った。

「言っておくが、お前達がどれだけ俺を操ってベネズエラの国民を貧困に追いやったかわかるからな。」

　彼の行動を見て俺は非常に強い意志を示したと見た以上、これから俺は彼にその意思を見た後、とりあえず、俺は暫く様子見しようとした。

「ほう。君が奴隷から解放されて自分で主権を持とうとするとはな。だが、我らの刃物攻撃は絶対に倒せないから安心しなさいよ。」

「残念。お前達は本当のこの言葉が通じないようだね。だからお前はこれから本当に地獄を味わうが良い。」

　俺は彼がこの国を守る決意を持ったことで本当の意味で改革を進められる体制になっていると感じた以上、彼らが非常に強い決意を出している事に俺は非常に嬉しいと思うと非常に顔が良くなってきた。

　だから俺は彼らが本当に改革をしようとする際にも自分自身で変えた思いがここまであるのだと感じつつ、彼の変革に期待しようとしていた。

「頼むぞ。マルシヲ大統領。」

「あぁ、わかっているよ。シュタイン殿。」

　流石にマルシヲ大統領もわかっていたせいなのかこれから彼は本気で攻撃を始めた。

「どうやらお前達は本当のアメリカの為に尽くそうしているようには思えないね。」

「そうだね。我らIWCはアメリカの支配者層の為に働く組織だから国民の為に動かないのは当然でしょ。」

「成程。だからアメリカの自作自演と疑わしく9・11を仕掛けたのは非常に納得する。」

　凄い。

　凄いぞ。

　マルシヲ大統領。

　貴様はこの言葉を聞けば本当の意味で成長してきたと思うし、これから俺も彼がここまで強くなってアメリカや欧州の闇を追い払える状況を作れるなら彼らに協力しようと思い、これから連中を退治する決意をしようと思った。

　だから俺は、彼らが非常に強くなっている様子を見ながら彼にこれらの事実を託そうと思った。

　そうすれば間違いなく奴らを倒せると痛感したから猶更、そう思ったと…。

　そう考えながらこれから俺は本気でマルシヲ大統領を俺が援護しながら、マリーナと共にこれからIWC傀儡部隊を絶対に倒さねばいけないと感じた。

　そうしないと逆に俺達が殺される恐れがあるから猶更、危機感を抱くのは当然だと…。

　そう思いながら、俺は彼の様子を見て非常に覚悟がある目だと感じた。