第152話 Домой Долотея.
「お兄ちゃん。よくも裏切ってくれたわね。」
やっぱり、ドロテアの様子を見ても彼女は本当に危ない状況に陥っていることがはっきりわかる。
既にIWCを裏切った俺を敵扱いしている状況を見ると非常に危険な状況に進んでいる状況があると感じた。
だから俺は彼女にある忠告をやろうと思い上がら…、
「あぁ、ドロテア。貴様はいまだに外道な欧米にいるのかい?」
「あぁ、お兄ちゃんの方が余程、外道なロシアの組織にいる方がおかしいでしょ。」
「やっぱり、外道な貴様の方が余程外道な行為をしているから絶対にそれは否定できないから安心しな。」
「クッ!!」
俺は外道になり下がった妹であるドロテアがここまで奴らの為に尽くす行為に非常に嫌な雰囲気を感じた。
なんで俺はあの9・11のやらせテロの実態を知ると内部告発は絶対に必要だと思っているから当然だろうに…、
なのに彼女はその事に気づいていないのが哀れだ…。
だから俺は彼女がここまで腐っているなら絶対に俺が彼女を倒して見せようと思った。
ゆえに俺は掛け声を唱える事にして…。
「Анти Голбки.」
といいながらおれは能力発動した。
するとドロテアはロシア語を理解できない故なのか当然反論し、
「何を言っているのかわからないよ。お兄ちゃん。」
「へぇ~。頭は良い癖にロシア語が音痴とはどれだけ外交に対して弱い奴なんだ。貴様は。」
やっぱり、IWCにいるドロテアはロシア語が通じない側面があったとは驚きだ。
けど、諜報員は英語とフランス語は必須だからその2つの言語は非常に大事だと思うのは当然だ。
だから彼女はおそらく欧米言語以外を学んでいないと感じたのはその為だと思った。
しかし、俺は彼女がここまで外交に弱いのはやはり英語以外の言語を学んでいない事が主な要因であり、俺はロシア語を使えば間違いなく奴らを倒せる契約魔法を発動できると思ったので絶対に俺はこの魔法を発動しようと思った。
そして次の能力を発動する為にペルシア語で次の言語を発動し…、
「
このペルシア語を発動し、俺はこの言葉で戦闘能力を蓄えた。
最も、このメフラバード駅は厳密には存在しない。
なぜなら、メフラバード駅はテヘラン地下鉄にはどこにも存在しない駅だからだ。
けれど、メフラバード空港は存在するし、メフラバードのメフラはイラン歴におけるメフル月になっている事は俺も既にわかっているから当然、理解して掛け声で行った。
そしてメフラバード国際空港駅は俺も存在するのでそれで能力を発動した。
「何を言っているのかわからないよ。お兄ちゃん。」
「貴様が外国語音痴がいけないだろうが。」
俺は彼女がなんでそこまでしてほかの言語を学ぼうとしない姿勢に俺は非常に彼女がいかにIWCの都合の良い駒として扱われる状況がうっすらと見えている状況を感じ、彼女がそこまで能力がない事をはっきりとわかっていた。
しかし、彼女の能力が非常に弱っている状況を感じると間違いなく彼女がここまで知能戦に弱いと思わなかった。
「ほら。貴様はこれで終わりだ。ドロテア。」
「今のお兄ちゃんなんかに負けたくないんだよ。」
彼女がここまでして非常に恐怖を感じる状況に私は本当に何があるのか考えこみながらこれが彼女の弱点だと感じた。
そして連中がここまで弱い状況だと思うと、俺は彼女がIWCによって洗脳されている状況だと感じた。
「シュタイン兄ちゃん。あんたは騙されているんだよ。」
「騙されているってどういう事だ。ドロテア殿。貴様と違って俺は9・11テロはやらせだし、あのビルの倒壊は異様さを感じた。だから俺は告発したんだよ。」
「ちっ。やっぱり、シュタイン兄ちゃんは最低な奴だよ。私はあんたみたいなクズ兄貴がいなければIWCでより強い地位を得たから当然じゃないか。」
「成程。でも俺はIWCから離脱しても非常に問題ないと思っているから勘違いしないでもらいたい。」
俺は彼女がなんでそこまでしてIWCに縋るのかよくわからなかった。
けど、彼女は何か必死さを感じて…、
「くっ。やっぱりあんたは私と体を入れ替えないとわからないようだから絶対に追いつめて見せるから。」
「ほう。貴様がそこまでIWCに忠誠するとは、ガウク兄が言っていたから俺は容赦しないから覚悟しろ。」
俺は覚悟していたので連中を倒す為に両方の風を発動して彼女にめがけて攻撃した。
「ふっ。今、兄といったよね。」
「ちっ。やはり、貴様はそれを見越して能力を発動しようとしたいんだな。」
「でも、遅いけどね。」
俺は彼女の目の前でガウク兄さんの件とは言え、兄という言葉をいってしまったので俺は何か非常に危ない状況になってしまったと感じた。
「じゃぁ、あんたの体を乗っ取るから覚悟しろよ。」
「マリーナ。離れるんだ。」
「あぁ、わかった。」
俺は彼女が俺の体を入れ通うとする能力を発動していたので、マリーナに攻撃されるのを避ける為、彼女を俺のそばから意図的に話した。
「さようなら。バカ兄貴。」
「くっ。」
俺は本当に彼女と体を入れ替えてしまう状況に非常にやばいと感じていた。
そして俺は彼女の契約能力を食らい、俺は一瞬で意識が遠のいてしまった。
―――俺は何をしていたのだろうか。
とそう思いながら俺は一瞬で意識を遠のいてしまった。
そしてしばらくして…、
「大丈夫か。シュタイン殿。」
「あぁ、俺は大丈夫だ。」
「そうか。なら良かった。でも、あんたの体は今、ドロテアの体になっている。」
「そうか。少し確認する。」
俺は目を覚ました瞬間いつもの体とは明らかに違うと感じたので俺は体の感触を調べた。
すると…、
「マリーナ。俺の腕ってこんなに細かったっけ。」
「いや。太かったぞ。」
「で、俺はこんなに胸があったのか。」
「あるわけないだろ。」
「だな。つまり、俺はドロテアの体になっている事がはっきりとわかった。」
「そうか。それがわかれば行動が早い訳だな。」
俺はドロテアの体になっている現状を踏まえ、これから俺はどうしようか考えた。
俺ができる事は何なのか考えようとした。
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