第148話 狂った妹。
俺は妹のドロテアを見て彼女が本気で俺を殺そうとする目をしていたことで本当に彼女は行かれている状態だと判断できた。
だから俺は、彼女を睨みながら彼女の話を聞くことにした。
「へぇ~。あんた達がまさかベネズエラみたいな場所に来ていたとはな。私達をよくもこの場所に追い払うとはどういう神経をしているんだよ。」
「へぇ~。それはお前みたいなIWCの連中こそ危ないからじゃないのか?」
完璧に彼女は行かれた人間だと感じた。
確かに天皇陛下をそうやって追い込ませようとすること自体が非常におかしいと感じる。
だから俺は泥手を睨みながら戦闘態勢を崩すことはなかった。
そして、俺の妹であるドロテアが完璧におかしくなっている状況を見て俺は彼女は俺の妹じゃないと見るしかなかった。
だからこそ、彼女は俺を殺しに行くのだと実感できたからなおさらだと…、
本当に地位を完璧に奪う行為を見るとまるで何か狂った状態で動いているような感触を受け、本当に彼女は何か異常な感じがしてきて異様に恐怖を感じた。
だから俺は、それに飲まれないように彼女を…、
「ドロテア。貴様は本当に奴らの闇によって取り込まれている状態が目立つな。本当に毒饅頭でも喰ってしまったんだろうな。」
挑発してみた。
しかし、ドロテアもそれに動じず…。
「ほう。私がそんな毒饅頭を食っている様に言われるとはさすがは『カラプソフミーラ』の行いだな。」
俺はドロテアが完璧に狂った妹の様になり、本当に彼女はIWCによって洗脳された感触を受け、これから彼女を殺す以外にないと感じた。
どうして彼女はいつからこんなに狂った人間になっただろうか?
間違いなくIWCの関与ははっきりとわかっている以上、詳しい事は割愛するが、本当に彼女は頭がおかしくなっている状況に俺はもう、彼女は敵なんだと感じらざるをえなかった。
だから俺は本気で彼女と戦う姿勢を持たないと間違いなく俺たちが殺されることがはっきりとわかっているのだと感じた…。
そして彼女を救い出す為には本当に殺す以外に方法がないと実感した以上、俺はロシア語を発動して倒すしかないと感じた。
「『Адинок Мировой.』」
俺は彼女がそこまで目覚めないなら本気で奴らを倒す以外にないと思いつつ、これから彼女には死んで救い出す方法しかないと思うと確かにそれはそれで辛い選択肢だった。
しかし、彼女は本当に洗脳された以上、元に戻るとは思えない。
なぜならIWCの洗脳は自分から解く以外に方法がないことはすでに分かっていたからだ。
だから殺して救うしかないと俺は感じた。
本当はやりたくなくてもそうする以外に彼女を救い出す方法はなかった。
「ほう。私をそうやって追い詰める手法を利用するとはさすがはシュタイン兄ちゃん。やっている事が外道だな。」
「へぇ~。ドロテアはホンマに外道な輩だな。どうせ、その言葉を利用して俺と体を入れ替えるんだろ。」
「解っているではないか。」
俺はドロテアの能力について大体、はっきりした能力だと解っていた。
彼女の能力は『お兄ちゃん』を叫んだ相手の体を入れ替える能力である事。
つまり『お兄ちゃん』といった人の体を入れ替える事で情報を奪い、能力を取り返す訳だから余計に始末が悪いことを俺はわかっている。
だから俺は体を奪われないように軽々せねばならなかった。
奪われたら間違いなく緒川先生やチェノフスキー大統領が殺されることがすでに分かっていたからだ。
そしてもとに戻すには元の体の前で『お兄ちゃん』を叫ばないと元に戻れない。
つまりそれは連中をどれだけ追い詰める必要があるのかを考えながら連中がそこまで悪魔に魂を売らせるとはさすがは外道な輩だと実感できた。
だから俺は連中を倒す為にあらゆる手法を利用して相手を追い詰める以外にないと実感した以上、俺は彼女を空気で殺すしかないと感じながら、戦闘態勢を挑んだ。
「ほう。私の前で『お兄ちゃん』とは言わないんだな。シュタイン兄ちゃん。」
「当たり前だ。貴様の前で言えば体が入れ替わるから尚更、言いたくない。」
「へぇ~。よくその態度で言えるんだな。」
俺は妹の能力を知っていたのでそこを封じればよかった。
その為に『お兄ちゃん』や『兄貴』という言葉を封じて動いて行けば間違いなく連中を倒す為に多くの手段を利用する必要があると感じた。
だから俺は連中を一気に追い詰める為には奴らの弱みを利用して攻撃すればよかった。
恐らく、連中とがはそういう不調を利用して追い詰める行為を平気でやるからそれを逆手にとってやれば間違いなく連中は終わると感じた。
故に俺は連中を倒す為にはあらゆる手段で奴らの攻撃を封じれば良いと思いながらこれから俺は連中をしっかりと倒す為に様々な方法を練り、彼女を殺す気で戦った。
そうすれば間違いなく連中が殺される事は明白でこれから奴らの闇が多く表れる状況だとはっきりした以上、俺は彼女を殺して救い出す事で本気で彼女を救い出せると俺は感じた。
だから俺は連中が闇を追い払うには奴らを倒す方法を見出して、ドロテアをしっかりと倒すことが非常に大事だと実感した。
それが俺の役目だから…。
そう俺は感じながらドロテアとの戦いに俺は挑むことにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます