第139話 フッ素で操作する能力。
俺は連中があの水にはフッ素が入っているからその能力を利用できると感じていた。
なぜなら、連中はフッ素が混入した水出ないとその成分で操る事が出来ないからだ。
つまり連中は水でなくフッ素で攻撃する奴らだとはっきりした。
だから、フッ素入りの水を利用してフッ素を操る能力を持つ奴なら間違いなく連中を倒す上でもフッ素排除する能力で倒す事だと俺は理解した。
だから俺はマリーナにある事を提案してみた。
「なあ、マリーナ。貴様は水からフッ素を取り除けるか。」
「あぁ、私は取り除けるから大丈夫だ。」
「そうか。奴は水でなくフッ素で操作する能力を持っているからフッ素を取り除けば防げることが多分にあると俺は思うな。」
「成程。つまり、フッ素を取り除けば連中は操作できなくなるのだな。」
奴の弱点については良く理解できている。
フッ素を操る能力ならそれを排除すれば間違いなく止められることがはっきりすると…、
だから俺は、マリーナが既にフッ素を取り除ける能力を持っていると思うと少し安心した。
ひょっとすると彼らが水道民営化を要求するのは彼らが水で攻撃する能力を持っているからに他ならないだろう。
しかも水を操る能力を見せかけてフッ素を操る能力なら間違いなくその契約能力を持っている奴がいるのは当然だ。
だから俺は連中がフッ素入りの水を利用して操っている状況を確認して、マリーナにそれを任せた。
「では、シュタイン君。私とキスするけど大丈夫か?」
あぁ、マリーナならキスしても非常に大丈夫だ。
だから俺は彼女にキスして彼女の能力を開花させようと思った。
それが彼女の契約能力だから尚更だ。
「あぁ、大丈夫だ。俺はキス出来るからそれで能力を開花すれば非常に嬉しい。」
「ありがとう。シュタイン。私はあんたがいてくれて非常に嬉しかった。」
成程。
マリーナも俺がいたから強くなれたのは非常に納得する。
だから俺は彼らが安心できる状況を知りながらこれから俺はマリーナとキスして彼らを倒す能力を任せた。
そして、俺の唇とマリーナの唇が合わさって俺は究極的に能力が向上された。
「出来たか…。」
「あぁ、できた。これで私は超能力を発動できる条件が整えた。だからありがとう。シュタイン君。」
「あぁ、俺が出来る事はそれだけだからな。」
よし、彼女のキスして非常に強くなれると感じた。
けど、現時点で俺ができる事は非常に限られている状況で、これとモハティールさんを奴らから距離を置かせる事しかできない。
しかし、これでも俺はそれに一縷の望みを託せるなら俺はここでマリーナに任せても良いと思った。
何よりも俺達はモハティールさんを守る為に、緒川先生から頼まれたんだから尚更そう感じてくる。
そして、それはチェノフスキー大統領にも託されているから余計に失敗する訳にはいかなかった。
俺が、奴らを倒すと…。
そう俺は思いながらここはモハティールさんを守る為にあらゆる防衛手段を利用してこれから連中が非常に脅威になっている行為を調べて弱点を探ろうと思った。
だからこそ俺は連中をどうやって倒すか。
それは同時に俺がモハティールさんを守り、彼を首相にさせてWMA資金の提供、そしてマレーシアの民を救う為に、ここに来たんだと。
だから、俺はモハティールさんにこの戦いの後の事を離そうと思った。
「モハティールさん。」
「シュタイン君。」
「この戦いが終わったら選挙戦術を教えるから取り敢えずはここから逃げるよ。」
「うん。ありがとう。シュタイン君。」
俺はマリーナのこの戦いをすべて託して俺は出来るだけモハティールさんを別の場所に避難させて彼らが倒れたら元に戻ろうと感じた。
寧ろ、外に出れば難を逃れられると思うからそれまでは辛抱だと俺は感じた。
「シュタイン。いまだ。」
「あぁ、モハティールさん。今、外に出られるか。」
「あぁ、出来る。幾ら94歳でも体力に関しては衰えていない。だから私は奴を倒して首相になってみせる。」
凄い。モハティールさんは、素晴らしいおじい様だ。
これなら間違いなくマレーシアの民を納められる状況が生まれる。
だから俺は彼が本当にマレーシアの民を救う本気を見てある意味で安心した。
それ故に俺は彼にWMA資金を提供しても非常に問題ないと思いつつ、これから彼の家から出てフッ素入り水の恐怖から脱却しようと感じた。
「よし、出口だ。モハティールさん。」
「シュタイン君。どうも、ありがとう。」
「まっ、待て!!彼を逃すとはどういう事だ。」
「遅い。お前はこれで終わりだからな。」
モハティールさんに気を取られていた隙にマリーナはイエロに対し、超能力で彼にフッ素入り水を浴びさせて溺死させた。
同時に彼女の能力でモハティールさんやクアラルンプール近郊の水道スからフッ素が取り除かれ、マレーシアの水は非常に綺麗になったのは言うまでもなかった。
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