第115話 Кремль Больбы.

 俺達はクレムリンに何者かの侵入者が来た情報があったので、急いでクレムリンへ直行した。

 IWC連中が侵入しなければ良いが…、


…まさか、WMA資金が既に略奪が始まっているのかよ。


 俺はその悪い前兆にクレムリンに急がねばイラク戦争が起こされると感じた。

********

 その頃、クレムリン内では…、


「チェノフスキー大統領。アンタは俺を倒す事が出来ないんだよ。」


「ジェイこぶ。貴様は何故、そんなにWMA資金を欲しがるんだ?」


「WMA資金。これさえ、あればイラク戦争を簡単に起こせる資金に出来る。だから俺達IWCにとっては必要な資金なんだからよこせよ。」


「ほう。つまり戦争を起こす為にこの資金が必要ってことかいな。とんだ外道だな。」


「その通りだ。俺達WMAの資金がある事でイラク戦争を起こせる資金が可能になるんだ。だから絶対に、貰わねばならない。」


 つまり、奴らにとっては戦争を引き起こす為のお金が必要だとはっきりした以上、俺は絶対に奴らを野放しにしてはならないと感じた。


 だから、典紀とシュタイン。


 貴様達はWMA資金を奴から取り返してくれ。

 俺はそう思いながら、絶対に彼らがWMA資金を返してくれると感じた。


 すると…、


「待て。ジェイコブ。」


「ほう。シュタイン。お前もここに帰ってきたのか。だが、俺はこの資金を奪ってでもイラク戦争を実現させてやるかな。」


「ふ~ん。今の俺の実力を良く見ない奴が負け犬見たいに喚くな。そんな奴らは俺が痛い目に遭わせてやる。」


 俺は彼がチェノフスキー大統領や緒川二郎先生を怪我させた事からも絶対に彼を倒さねばならない。

 でないとWMAの情報が捕まれるし、再び仲間を連れてここに来る可能性もあるから余計に…だ…。


「貴様は俺が倒してやる。Нет Я ни. Вам Убийцы.」


 奴らは直ぐに攻撃を仕掛けてくる。

 それ故に、俺はさっそく奴を倒す為に、能力を発動した。


「ほらよ。貴様みたいな外道共には本気で痛い目に遭わせてやるから楽しみにしろよ。Голвые Ублюдокой.」


…なる程。


 俺は奴が外道だと分かると凄く死や破滅の烙印なんて一切、気にしなかった。


「さぁ、かかってこいや。俺は契約違反さえしなければ絶対に奴を倒せると思った。」


 しかし、その時…、だった…。


…何だ。俺の心臓が凄く痛い。何で俺がこんなに痛みを感じるんだ。


 まさかではないが、破滅の烙印が発動した影響で俺はおかしくなっているのか気になりながら、俺の右手を心臓の位置がある場所へ胸を当てた。


 すると…、


「やばい。俺の破滅の烙印が既に周期的に動き始めている。あの時の契約違反が俺を苦しめるのか。とにかく、戦いが終わったらあとで確認してやる。」


 俺はこの心臓の鼓動は非常に危ない不整脈だと分かり、破滅の烙印が進むごとに強くなり周期も短くなると思うと俺は確実に危ない方向へ進んできているなと感じた。


「ほう。お前も破滅の烙印の周期が動き始めたか。」


「ほう。貴様は弱い奴を虐めるのが趣味か。」


「ふん。俺にそんな趣味はない。だが、戦闘では弱い奴を止めを刺さなければ確実に俺達が仕留められる危険性が多分にあるからやっているだけに過ぎん。」


「なる程、その為に多くの人間を苦しませているのがその言葉からも分かるな。相変わらず、貴様は外道だぜ。」


「俺は、外道という言葉は十分な褒め言葉だよ。貴様の破滅の烙印を進めさせ、兄弟で短い周期で苦しめさせる事は俺は凄く楽しいんだよ。」


「楽しい?流石は外道のいう事は全然、違うな。外道だから人の痛みが割らないんだな。この腐れ裏切り者が。」


 俺はこんな奴らに絶対に負けたらあかんと思い、これから一気に奴を倒そうと思った。


Началов物語 Истриские 開始в Мировойの世界. 」


 俺はロシア語で能力解放条件を詠唱し、ジェイコブというIWCの野郎をここで絶対に仕留めてやろうと思った。

 でないと俺が逆に殺されるから…。

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