第111話 仲間達を治療してくれ。
「緒川先生、天皇陛下殿。私から依頼して欲しい事があるが、大丈夫か?」
「うん、大丈夫だよ。」
私はどうしても彼らが来ているのが不安で怖かったが、それでも彼らに頼みたかったのは、大けがしたマリーナ、ゲオルグを何としても救いたかった。
いくら、私でもトルドーの攻撃を受けた傷を治す事は非常に難しい。
だから、天皇陛下と緒川先生に何としても彼らの治療を任せたかった。
「カミラ。君は物凄く正直で素晴らしい眼差しをしておる。だから、私や緒川先生も貴様に協力するからね。緒川先生。」
「はい、能力を発動して、彼らの元に行きましょう。」
私はこの目を見て、ゲオルグとマリーナを失うには非常にもったいないなと思うと凄く納得できた。
それ故に、彼らならきっと渡部真三達と違って変えられると思うと一安心した。
「では、行きますよ。」
「さぁ、彼らを治療しよう。」
私と天皇陛下は緒川先生のテレポートの能力で彼らの元へと飛んでいった。
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その頃、俺はトルドーたちを地獄の底へと追い払い、空気三角木馬で彼を非常に痛めつけた影響で完全に彼は身体がおかしくなった。
「いやぁ~。何で俺はこの三角木馬で酷い目に遭わないといけないの~。」
「これで最期だ。最終兵器。水筒叩きだ。」
「うぎゃぁ~。」
俺は水筒叩きによって彼が見事に意識ない状態を見て、これで奴の絶命が確定し、これからカミラとゲオルグの治療を開始しようとした。
すると…、
「大丈夫?シュタイン君。」
「シュタイン殿。大丈夫か。」
「シュタイン殿。マリーナやゲオルグを助けたいんだね。」
「あぁ、そうだ。頼むぞ。」
「了解。」
俺は誰か来ると最初は警戒したが、天皇陛下だと分かると次第に安心感を取り戻し、これから彼らに治療をする準備を行った。
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「シュタイン。私は大丈夫だよな。」
「俺も大丈夫だな。」
それからカミラや緒川先生、そして天皇陛下と共に宮内庁病院まで彼らを運び、彼らの容態を確認した。
「天皇陛下殿。俺の仲間の命を救ってくださりありがとうございます。俺が助けられた事はそんなに多くないですが、俺は鷹川典紀さんからの指令で天皇陛下と緒川先生を救い出して緒川先生の政権を樹立して欲しいと頼まれたのです。」
「そうか。君が典紀くんから頼まれて、ここに来たんだな。ありがとう。君が渡部真三を倒閣し、これから緒川二郎先生を総理大臣にしてくれた事は非常に光栄です。だから、今日はここで休んで。明日の緒川二郎総理大臣就任式に参加しなさい。」
「ありがとう。陛下殿。」
俺はこうして、天皇陛下と緒川先生の時代が来るだけでも安心し、更に、緒川二郎総理大臣就任式に参加できるだけで非常に光栄な状態だと思うと俺は凄く良かった。
「陛下殿。ありがとう。」
「いえ、貴方達が居たから緒川先生や私は非常に助かったのです。」
「あぁ…。」
こうしてアメリカの奴隷であった渡部真三政権が終わり、いよいよ緒川先生の時代がやってくるとなるとこれが本格的な黄金の夜明になると思い、残った国は韓国、英国、アメリカだけになると思うと非常に助かった。
…典紀さん。俺は緒川二郎先生に総理大臣就任をさせて俺は良かったよ。だから、貴様も喜んでほしい。
と思いながら、典紀さんの無事も確認して欲しっかった。
「ふっ…。シュタイン君。君は良くやった。」
俺はこれでアメリカの陰謀を公開できると思うと、これだけでも一安心した。
米帝に終焉が来ると…、
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