第100話 興和会排除の覚悟

 俺と典紀さんが話し終えた後、皆を招集させ、これから本格的に興和会を討伐する準備を始めた。


興和会こうわかい。奴らはアメリカというより、国際金融資本の為に動く勢力の1つでイラク戦争を推進している。だからそれを止める為に、これから興和会を討伐する為に皆を招集した。」


「シュタイン。アンタは興和会こうわかい日本を討伐するのはある目的があるというが、それが詳しくは言えぬのか?」


「あぁ、言えないな。何故なら、俺と典紀さん以外にその秘密の情報を聞き取られると、俺と典紀さんが殺されかねないからな。だから、貴様達には簡単なことしか言えない。」


「分かった。私もこれからある程度は控える。だから、これからある任務を俺たちで与えて一気に奴らを終わらせような。」


「あぁ。そうだな。シュタイン。」


 マリーナやカミラ、ゲオルグ達には詳しい情報を言う事が出来ない。

 下手に言えば俺たちが逆に殺される危険性があるから俺はあえて黙っているのだ。

 それ故にこれから彼らにある任務を軽く言おうと感じた。


「マリーナ。カミラ。貴様達には詳しい事情が言えないが、これから俺が簡単な任務を教える。貴様達は俺たちと協力して、現日本の首相である興和会の渡部真三わたべ しんぞうを殺害する事だ。」


渡部真三わたべ しんぞうは、IWCの手先の奴か。」


「あぁ、その通りだ。興和会こうわかいかIWCの手先でアメリカの為に動く極悪政治集団だと俺は感じている。だから俺たちは、奴らを討伐する為になんのために動くか考えた方が良いからな。」


「了解。シュタイン。私は上手く任務を運べばアメリカの終わりを導く事が出来るから、私は参加するよ。」


「あぁ、カミラ。俺は貴様に凄く期待している。」


「シュタイン。私も始めは分からなかったが、話を聞いている限り、かなり重要な任務を行う事を話しているようだな。だから私も協力して良いか?」


「あぁ、マリーナがいたから俺はこれまでの多くの任務をこなしてきた。だから貴様も協力してもらいたい。」


「了解。流石は、シュタインだな。アンタがいるからここまで頑張れたからな。」


「ありがとう。マリーナ。」


 俺は皆に感謝しながら俺と典紀さん、そして天皇陛下の我儘に付き合ってくれて非常に良かったと思う。

 そして、詳しい任務は東京都須田山区すたやまく深沢にある緒川二郎邸で聞くようにしてくれと思うと俺は非常に助かり、皆に感謝しようと感じた。


「ありがとう。これから皆で東京都須田山区すたやまく区深沢に行って、緒川二郎さんに話に行こうな。」


「うん。」


「えぇ。」


「シュタイン。僕も協力しているから大丈夫だ。」


「ありがとう。ゲオルグ。」


 俺はこうして皆の助けがあるからこそ俺は緒川二郎おがわじろう邸で詳しい事情を話そうと思った。

 それが難しい話でも充分、利があるなら、緒川二郎おがわじろう邸に到着する迄が正念場だと感じた。


「うん、ありがとう。で、シュタインが主体となって、これから皆で任務を行う。そして、お前達が留守中は俺とジェロディ、そしてエリックが留守番となってここを護る。だから貴様達は須田山区すたやまく深沢の緒川二郎おがわじろう邸に行ってこれから任務をこなしてほしい。分かったか。」


「了解。」


「あぁ、当然だ。」


「当然ですね。」


「当然だよ。だから、イラク戦争を止める為に動かなければならないね。」


 俺は皆が俺の任務に協力してくれると思いながら、これが金で転ばない人脈と組織だと俺は思うと凄く感動できる状況だったと俺は感じた。


 だから、俺は彼らに感謝しつつも金で転ばない強さがあればどんなに苦境でも誰かが助けてくれると俺は思い、これから興和会こうわかい討伐に出向く準備をした。

 そして帝政会ていせいかい緒川二郎おがわじろうはIWC側が潰しに来ると俺は予測した。


 だからこそ、盗聴には気をつけないといけないと感じた。

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