第66話 破滅の烙印
俺は契約者がまさか、『
だが、どうりで『カラプソフミーラ』の面々は胸付近を露出させない傾向が強かったのは『破滅の烙印』が見える事で、能力者だとバレてしまう為だと俺は感じてしまった。
「マクシム。貴様がアメリカ主導の新世界秩序計画と『9・11』事件の全容を教えないなら俺はこのエリーゼ宮ごと、破壊してでも行動する。」
「ほう、貴様がこのエリーゼ宮を破壊するとはどういう神経しているんだ?」
奴、いや、マクシムの表情に余裕があるのは言うまでもなくこのエリーゼ宮に何かしら仕掛けてあるのが原因だろう。
だが、その原因が分からない俺は周辺を警戒しながら、マクシムをどう倒すかだけを考えた。
「マクシム。貴様ぁぁ。」
俺はマクシムが何か隠しているなら力で奴をねじ伏せれば良いと思った。
「ほう、君の拳は相当、言い拳をしているね。」
何を言っているんだ。この男は…。
男の癖に男の身体に興味を持つなど、普通はあり得ない。
ましてや『9・11』以前のアメリカは多様性を持ちながらも、同性愛だけは退廃や全体主義に繋がるから絶対に容認しなかった。
俺は、この男が妙に同性愛者だと解ったのは俺の拳や腕の筋肉の件で話しかけたから…。
「貴様。どうして、男なのに男の身体に興味を持つんだ?」
俺はこの寒気を感じて、彼が男でありながら男の身体に興味を持つことに対して疑問を抱いた。
男が男に身体を売るなんてこの国はイカれている。
だが、ゲイは『NWO』計画にあるなら俺は絶対に、奴らが何故、同性婚を進めてくるのか考えながら、奴らを討伐しようと思った。
「貴様、随分と気持ち悪い男だな。男だったら拳で語りあうのが普通だろうが…。」
「ふふっ。僕は拳で語り合う事等到底できませんよ。だが、僕は人口削減の為に男性同性愛を増やし、移民をゾンビ化させて欧州に送り込んでいるだけだよ…。」
何だ、こいつは。
女性を女性として見ていないし、まるでこの世では男だけいれば十分という最低な奴だな。
こんな奴にマリーナが殺人未遂されるとはとんだ外道だな。
なら、俺は奴を生かさせるには危険だと解った以上、いよいよ詠唱を始めようとした。
「А ты Убийцы.」
「ふっ、ロシア語で僕を殺す発言とは君もとんだ外道だな。」
「Как это?」
「別に僕は、君みたいな外道男とはやりたくもないね。だから僕は、君を殺す事等に抵抗なんて…。ないんだよ。クソ外道が…。」
突如、変わった奴の言動。俺は奴の言葉が突如、殺意に変わった事で俺は危険を予知した。
奴は同性愛を進めているのは言うまでもなく人口減少を促進させる事、そして移民を流入させる最適な経路確保と、白人女性をゾンビ難民に襲撃させ、ゾンビ化させる事が目的だと鳥肌が立ちながら俺は奴を殺すしかなかった。
「なら、俺は貴様を倒す為に、大きな能力を発動して見せる。 Анти гейфон нет телефоного.」
俺はこれで能力が発動する条件を整えてこれから奴を攻撃した。
「残念、君の破滅の烙印は既に動いている。」
何…、といいながら俺の心臓が突然、悪寒を感じ…、
「ぐっ。これが破滅の烙印なのか?」
俺はいよいよ『破滅の烙印』が動いた事でこれから俺の命が危険な名に遭う危険性があると感じ、それに恐怖を感じるようになってきた。
そして、俺が奴を倒そうとしても破滅の烙印による心臓発作で売れは倒れたまま、動けなかった。
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