第61話 Они Преступники.(奴らは犯罪者。)

「貴様の能力は攻撃を受けると鋼の肉体になる能力か。」


「そうだ。俺は大のでな。攻撃を受けるのが凄く好きなんだよ。」


「ふっ。俺とは真反対だな。俺は相手を痛めつける事が非常に好きなだよ。」


 俺は奴が大のマゾヒストだと解った時点で奴がそこまで痛めつけられるのを好むとは思わなかった。だが、奴は痛めつけるのを好むのは彼の生まれ持った性質の他に『』能力だと判断できた。


「残念だな。シュタイン。お前はここで終わりだ。」


 ―――くっ。奴が肉体強固になるなら俺は掴まれて吹っ飛ばされそうだ。だから…、


「カミラ。貴様は能力を発動できる体制を整えろ。」


「分かった。私にだって能力を発動できる条件がある。だが、前回の任務ではジョンソンやゲオルグに頼ったからそれを発動できなかった。」


 俺は死ななくてもカミラと離れて行動する危険性が高いと思い、最後の警告をした。

 すると俺の予想通り…、


「シュタイン。お前は俺のハンマー投げで遠くへ吹っ飛べ…。」


 ―――やはり、奴は鋼の肉体で俺を遠くまで飛ばすんだな。だが、俺はそれを予想通りだと解ったせいか…。


「Вы бросаетеブラサエーテ людейリュディ?(人間、辞めますか?)」


 とこの言葉を残し何処へ飛ばされても良いと体制を整えた。


「では、シュタイン。貴様は何処か遠くへ飛んで行け…。」


 と、俺は奴のハンマー投げによって俺は遠くへ飛ばされてしまい。カミラとは離れ離れになってしまった。


「シュタイン!!」


 俺は彼女の言葉を残して奴にハンマー投げされてしまい、どこか遠くへ飛ばされてしまった。


*******


 ―――くっ、俺は奴に飛ばされるとは不幸中の幸いだったが、その前に能力発動の条件である中二病の掛け声を言ったおかげである程度飛ばされた後、俺は空を自由に動けるようになったんだ。


 で、俺は時間制限がありながらも空からパリを見てみれば、エリーゼ宮がどこにあるか一瞬で判断できる。

 エリーゼ宮を見つけたらそこから着地して、裏口から侵入すれば良い。どうせ、フランスの警官なんては殆どいない。

 だが、幸いにも俺はエリーゼの居場所を簡単に見つけられた。


 ―――ふっ。空から見たら案外、違いにあるんだな。


 俺は能力解放が切れると判断したため、エリーゼ宮の北東部に降りて、そこからある掛け声で突入しようとした。


Meinマイン Kampfカンプフ.(我が、闘争)」


 と俺は奴らが嫌がる言葉を放ってエリーゼ宮に突入する事を決意した。


Capturez-leキャプチャーズ - ル.(奴を捕まえろ。)」


 と叫ぶフランス警官に対して俺は簡単にこう反論すれば良い事を知っている。


Выウィ, ребятыレビャツィ, Голубойガルボィ. (貴様達は奴達か。)」


 と俺は簡単に反論し、いつでも能力を使える準備を整えた。


「さぁ、フランス警官の共よ。俺は貴様達にを喰わせに来た。俺と闘った事を後悔するが良い。」


 俺は奴らがそこまで恐ろしい奴とは思わなかったので一瞬で、奴らを殺害する方法を進めた。


Hey,ひぃ qui estクィ エスト ce garsス ギャル.(ひぃ、こいつは何者だ。)」


 やはり、フランス警官なんて所詮は、この程度の連中しか集まらないだと解った。

 そして俺はフランス警官を次々と攻撃した後、そのままエリーゼ宮に突入した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る