第27話 人口削減計画の手口。
俺達はゲイツを倒した後、奴の死体を列車の外に出し、これからベルリン中央駅まで寝ようとしていた。
「マリーナ。流石に俺はつかれてしまった。貴様は疲れていないか。」
「あぁ、私も相当付かれた。だが、下手に休むとさっきのゲイツみたいな男が追いかけてくる危険性があるから私は安易に寝る事が出来ない。」
「そうだよな。俺も貴様も普通の人に比べて狙われやすからな。」
やっぱり、マリーナの言う通り、俺も寝たくてもあの変態ホモ野郎みたいなIWCの連中が襲い掛かってくるのは当然だ。
それ故に俺は安易に眠るとあの男たちに襲われる可能性があると思いこれから彼女の言う通り、俺も寝る事を控え、とにかくベルリンにつくまで俺は列車の様子でも見て考えていた。
それから8時間後…。
ベルリンに到着したシュタインとマリーナはこれからイタリア方面の列車に乗り換える準備をしていた。
「なぁ、マリーナ。ドイツに入った途端、こんなに移民や難民が多くなっている。どういう事だ。」
俺がドイツについた時、あまりにも移民や難民が多すぎている様に思った為、あいつにその事情を話そうとした。
「シュタイン君。貴方はよくわからないが、欧州では移民によって侵略されているのが現状だよ。」
「確かに、移民の他に同性婚も何かしら国を亡ぼす危険性を持っているだろ。」
「えぇ、同性婚も欧州には非常に危ない習慣だと思うよ。」
やはり、同性婚がどれだけ危ないのかマリーナはよくわかってきた。
まず移民を受け入れ、欧州の白人との出生率を差で白人を減らす。
その次に同性婚を合法化し、白人に子供を産ませずにし、そのついでに男性同性愛者からエイズを増加させる。
流石はIWCがやりそうな行動ではあるな。
「マリーナ。つまり、ドイツやフランスでは移民を大量に受け入れさせ、白人を更に減らす為、同性婚を合法化し、男性同性愛者からエイズ患者を増やして女性にも増加させる。まさらにIWCの思う手だな。」
「シュタイン。つまり、移民と同性婚は人口削減計画だって事なの?」
俺は、その2つは人口削減や原住民を絶滅させる為に効率的なやり方だと分っていた為、あいつの意見にはしっかりと伝えなければならなかった。
「勿論、その通りだ。同性婚、特に男性同士なら子供が産めない。更に男同士だと直ぐに性交渉に発展しやすくコンドームさえも怠る為、性病に発展しやすいのは分かっている。つまり、移民との出生率を利用して白人を減らしてその次に同姓愛を肯定化して更に白人の数を減らすのが奴らの手口だ。」
「成程。私はこれでようやく、あの事件の構造が理解できた。」
———マリーナ。俺が言えるのはここまでだ。後はお前自身がイタリアに行ってそれを上手く対処してほしい。
俺もこれからイタリアで難民キャンプ場がどんなものなのか調べないといかんな。
現地の目を見なければ何が起きているのか分からない。
故に、俺達はシチリア島に行くのみだ。
だが、俺の身体に何か異変が…。
「マリーナ。何か俺の両腕が非常に震えるんだが。」
「シュタイン。まさか、能力を使いすぎた付けが来ているんじゃないか。」
マリーナの言う通り、能力の副作用で来ているなら、良いが変態野郎の言葉に何か引っかかった。
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