第2話
唖然としていたその瞬間、
一つのUFOが光った。
「ま、まぶしぃっ!!」
次に目を開けた瞬間、地平線の先に見えていた都市が焼け野原になっていた。
「あいつらほんとに攻撃してきたっ!!逃げろ!!」
ひとりが叫んだ。みんなパニックになり
校舎の外へでようと全力で走った。
なんとか校舎をでた俺達はいつもの商店街へ逃げこんだ。
幸いにもそこはまだ被害を受けていなかった
「とりあえず、ここに隠れておこう」
クラスの半分15人程度が一緒に身を潜めていた。
残りの半分は逃げ遅れたか、別の方角に逃げたのか それはわからない……。
「お、おい怜。ちょっとやばくねぇか?」
マコトが話しかけてきた。しかしマコトは
怯えてるというよりも何故かワクワクしたような口調でそういった
「ああ、やべえな。自衛隊は何してんだ」
「急な襲撃だったから、対応が追いついていないんだろう。すぐに来るさ」
そこにヘリの音がした。
「自衛隊だ!!!」
クラスメイトの京介が叫んだ。
空を見ると数機のヘリと戦闘機がこちらに向かっていた。
しかし自衛隊のヘリたちはこちらに気づかずにUFOの方に向かってしまった。
「くそっ!気づいてねーぞ」
「まあ落ち着けよ、自衛隊が来たんだ。あんなUFOすぐに撃墜してくれるよ」
自衛隊のヘリから自衛隊の隊員がパラシュートで降りているのが見えた。
「これから戦争が始まるのかな」
「宇宙戦争だな……」
するとUFOから人のようなモノが大量に降りていくのがみえた。
「あれがオメガヒューマンか……」
マコトが呟いた。
その時、またUFOから声がした。
「戦う気ですか…ならばこちらもやりましょう。ただしこの地球で育ちオメガアビリティのないあなた達が私たちオメガヒューマンに勝てますかね??」
(オメガアビリティって何だ??)
俺は嫌な予感がした。
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