第47話 二次試験

「おや?あなたたちとは以前会いましたよね。


俺たちの対戦相手はショップ大会で手塚カケルとチームを組んでいた、相馬アキラと 清水キヨシだった。


「お前らスカウトされてなかったのか?」


「手塚くんは確かにスカウトされてますが、僕たちは違いますよ。知り合いとはいえ手加減はしませんよ」


「手加減なんていらないぜ今の俺はあの時よりもずっとずっと強くなったからな」


カードバトル・ザ・クリエイト!


「俺たちの先攻だ。新城先に行ってくれ」


「ああ、なら俺のターンだ。俺はブラッドイーターを召喚しターンエンドだ。


「僕のターン」


先に動いたのは相馬アキラの方だった。


「僕はデフェンサーヒーローを出してターン終了です。


このターンからレベル3を出すことができる。


「俺のターンドロー!俺は次元龍プロミネンスドラゴンとダークフェアリーを召喚。

さらに場のサポートカードフェアリークエイクを発動!このターンフェアリーカードをTゾーンに送ることで相手のレベル1カードをデッキに戻すことができる!よってディフェンサーヒーローはデッキに戻ってもらう!」


「ならその効果発動前に僕もギミックカードヒーロートラップを発動。ヒーローカードをデッキに戻すことで相手の攻撃回数-1します」


「これで次元龍プロミネンスドラゴンの攻撃回数は0回だな。だが攻撃回数+1のカードを2枚、そしてダメージ+1のカード1枚でダイレクトアタック!」


「僕たちは4ダメージですね」


「俺はダメージを与えた回数分、2ドローしてターンエンドだ」


次は清水キヨシのターンだ。


「俺のターンドロー。俺はレベル1.2.そして3へと一気に進化!現れよエターナルヒーローファントム!効果発動、手札3枚をコストに相手のモンスターカード1体の効果を無効にする。俺は次元龍プロミネンスドラゴンを選択だ」


「ちっ、厄介な効果だな…だがこのターンダークスピリットが俺たちの場に戻る。

場に戻ったダークスピリットの効果で相手カードのダメージ-1だ」


「攻撃回数-1に対し今度はダメージ-1か。やるな。バトルパワー+5000を2枚、パワー×2を2枚にダメージ+1を1枚で次元龍プロミネンスドラゴンを攻撃だ!」


「攻撃を通すぜ。これで俺たちのダメージは3で相手が4だな。新城、いけそうか?」


「ああ、このターンで決めるつもりだ」


ターンが1周し、次は新城カツヤのターンだ。


「俺のターンドロー!俺はダークスピリットをレベル2のパワーマジシャンを召喚だ。このカードはパワーマジシャンを進化させた時、サイドデッキからサポートカードを使えるんだ。俺はさらにパワーマジシャンをレベル3、はやぶさの剣豪に進化!効果発動!このカードはエナジーカードを1枚裏にすることで2回攻撃できる!

いけ!はやぶさの剣豪にパワー+5000を2枚、パワー×2、ダメージ+1にして攻撃だ!



「くそ…」


「僕たちの負けです。非常に残念ですね」



やったぞ、これで俺たちは2次試験突破だ!

新城とハイタッチする。


「僕の方も勝てたよ〜」


「ヒロトも勝てたか!やったな」


「僕は相方が結構強い人だったからね。運が良かったよ〜」



第二次試験をこれで終了します。

では3次試験で最後となります。



これでラストだこれでクリエイト高校への道が開かれるんだ!




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る