第46話 一次試験開始

ではこれよりクリエイト高校の入試試験を開始します。

参加者の方はデッキを持ってバトルテーブルにそれぞれ指定された場所に座ってください。


「俺たちも行こうぜ」


「ああ」


「そうだね〜」


俺と新城、そしてヒロトは指定されたバトルテーブルに座る。


ではこれより試験のルールを説明します。ルールはダメージ4で勝ちとなり、

早く勝利した計40人のプレイヤーが次の第2次のテストに進めます。


今日のために作ってきた新しいデッキ。試してみるにはちょうどいい。

この場にいるのは200人のプレイヤーで先に勝ち上がったたった40人が次のステージに進める。ヒロトに新城、どうにか勝ち上がってくれよ!


試合開始の合図とともに俺はカードをドローする。


「俺はフェアリースピリットを出してターン終了だ」

先攻、後攻は1ターン目はレベル1を出せない。相手のターンだ。


「俺のターンドロー!俺はレベル1 速攻のサイレンサーを召喚。バトル!パワー4000のサイレンサーにパワー×2を使い1回攻撃だ!」


「攻撃は通すぜ。これで俺はダメージ1だ」


「ターンエンド」


「なら俺のターンだ!ドロー悪いが1次試験でちまちましてる暇はないんだ。

一気に決めさせてもらうぜ!俺はレベル1からレベル2そしてレベル3のエンシェントスピリットを召喚!バトル!ダメージ+1とパワー×2、そして攻撃回数+1で2回攻撃だ!」


「くそ…負けた」


第一次合格者、第一人目伊吹相太。


よし、俺が1番乗りのようだな!


第7人目の勝者、沖田ヒロト。


ヒロトも合格したようだな。後は新城だけだ。時間がたち次々と勝者が呼ばれるが、まだ新城の名前は呼ばれない。


第40人目の勝者、新城カツヤ。


「よくやったな新城!これでヒロトも合わせて一次試験突破だな」


「50番目かよ…危なかったぜ」


「よかったねカツヤちゃん、カツヤちゃんもしかしたら呼ばれないかな〜ってヒヤヒヤしたよ」


では第二次試験を開始します。第二次試験ではダメージ8のタッグバトル方式でバトルしてもらいます。


タッグバトル方式だって!?なんだそれは聞いたことないぞ…


ルールはサポートカードはお互いの場合わせて10枚。手札5枚で、4人で順にターンを回していきます。またエナジーカードは両者共有です。ではくじでこちらで勝手にペアを決めさせてもらいます。


伊吹相太と新城カツヤ、2人でタッグを組みなさい。


はい!


新城とペアなのはラッキーだ。他の見知らぬ奴だと息が合わない可能性もあるしな。


では次・・・で終了だ。では指定された場所でバトルしてください。


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