2-1 「救世主」

2‐1 「救世主」





 再び僕が目を覚ますと、真っ白な天井が視界に入りこんだ。





 まとわりつく布の感触と心地良いクッション。僕はどうやらベッドで仰向けに寝ているようだ。





 ゆっくりと首を左に曲げると、金属の長い棒に透明な液体が入ったプラスチックの袋がぶら下がっていた。点滴だ。布団の中で両腕を少し左右に振ってみると、感じる違和感から点滴のチューブが僕の左手に繋がれていることが分かった。ここはやっぱり病院なんだろうか? 





 次は首を右に曲げてみた。何やら難しい事が書かれたと思われる書類が詰まれた金属製の机が、点けっぱなしのデスクライトに照らされている。椅子には誰も座っていない。さらに部屋の中を見回してみるとベッドの傍に小さなキャビネットがあり、その上に水がたっぷりと入った花瓶のような水差しとコップが置かれていた。





 そういえば喉がカラカラに乾いている。





 僕はとにかく口の中に潤いが欲しくて、ついつい悪いとは思いつつも、気だるさで重くなった上半身をゆっくりと起こし、断りなくコップに水を注いでいただくことにした。





 少々ぬるくなってはいたものの、澄んだ水を喉に流し込むと、ピラミッドにミルクをこぼしたかのように水分が全身に行き渡った気がした。





「はぁ……」





 生き返った。思わず僕は満足感たっぷりの溜息をこぼす。





 とりあえず僕は点滴をぶら下げるスタンドを支えにして、ベッドから体を起こして立ち上がろうと試みる。





 少し膝がグラグラと震えたけれど歩くことに支障はなさそうだ。そして何より裸でないことが分かって嬉しかった。真っ白な清潔そうなシャツとズボン。この病室に運ばれた際に看護師が着せてくれたのだろう。靴とソックスが用意されていなかったことは不満だったけど。





 両足で立ち上がった僕は改めて病室を見渡す。5人くらいの子供が楽々鬼ごっこで遊べるくらいの広さにベッドが一つ。壁際にはロッカーや薬品のようなモノが入った瓶が大量に収納されたガラス戸の棚。天井には青白い光を放つ蛍光灯。少し不思議に思ったのはこの部屋には窓が無いということ。代わりに大きな空調ダクトが天井に設けられてはいたけど、病室なら窓の一つくらいあってもいいモノだ。





 でも今はそんな疑問は二の次にしておいた。何故なら、「僕は一体何者なのか? 」という何よりも無視できない問題があったからだ。





 ちょっと外に出てみよう。





 点滴のチューブを左腕に繋げたまま、車輪付きの点滴スタンドを歩行器代わりにして僕は病室の外に出る。





 薄緑色をしたリノリウムの廊下。天井に等間隔に配置された蛍光灯。空気は少し消毒液の匂いを感じる。





「す、すいませ~ん! 誰かいますか? 」





 呼びかけに反応する者は誰もいない。しかたがないので誰かが見つかるまで廊下を歩き回ることにした。





 素足をぺたぺたと床に吸い付かせながら廊下をまっすぐ進む。永遠に続くかのような灰色の壁面には無数のドアが連なり、その上部に線を引くようにガスか何かを通す為の金属のパイプがまっすぐ備え付けられている。しかし、窓は病室と同様に一つも無かった。

 ここは地下なのだろうか? まるでこの空間は僕を閉じ込める為に作られたかのではないか? と思ってしまうほどだ。





 さらに奥に進むと上の階と下の階に行く為の階段を見つけた。僕は下階へ続く方の階段に近づいて見下ろし、少し驚いて息をのむ。





 そこには人が、人間がいた。





 その人間は少し青みがかって見えるほどに清潔感溢れる白衣を身に纏い、がっしりとした肩幅から男だと分かった。その男は僕に対して後ろ向きに下り階段の真ん中辺りで突っ立ていて両手で何かを持って確かめていたかのように見えた。





「あの、すいません……」





 僕が声をかけると、白衣の男は猫のように素早くこちらに振り返り、小さな目を思い切り見開かせる。





「ここ、病院ですか? 」





 白衣の男は時間が止まったかのように数秒硬直し、目を泳がせながら口を開いた。





「お前は…… 」





「あの……お医者さん、ですよね? 」





 僕が階段を降りて近付こうとすると、突然男は急ぎ足で階段を降り始めた。





「あ! ちょっと! 」





 僕が引き留めようとした直後、白衣の男は足をつまづかせて思い切り階段から転げ落ち、踊り場にうつ伏せになって倒れ込んでしまった。





「大丈夫ですか! 」





 僕は自分まで同じ目に合わない様にゆっくりと医者の元に近寄る。





「うっ……腰が……」





 医者は顔を真っ赤にして苦しげに痛みを訴えた。とりあえず体は強く打っているみたいだけど、大事には至っていないようで少し安心した。





 それにしても声をかけただけでここまで驚いて怪我をしてしまうなんておっちょこちょいな人だ。とにかく僕は誰か助けを呼ぼうと、振り返って一度降りた階段を見上げる。





「あ! 」





 驚きで思わず声が漏れた。そこには、戦争映画で見たことのある軍服のような服装の男が険しい顔でこちらを見下ろしている。頭頂部はゆで卵のように艶やかなに輝いていた。




「あ、あの……すいません、病院の人ですか? 」





 少し怯えながら僕は夜空を思わせる藍色をした軍服の男に問いかける。





 何秒か沈黙の間があった。僕の声が小さかったのだろうか? 近寄って話しかけようと階段を登ろうとしたら、男は鼓膜を破るかのような大きな声で突然叫び出した。





「ガキが逃げたぞぉーッ! 」





 男は壁に設置されていたガラス板で防護された警報ボタンを拳で叩き割りながら作動させる。





「ジリリリリリリ! 」





 100個ぐらいの目覚まし時計が同時に鳴り響いたかと思うほどにけたたましい警報音。僕は一体何故こんなことをされるのか理解出来なかった。まるで取り調べ中の犯人が脱走したかの扱いだ。





「ちょ、ちょっと待って! 」





「動くな! 」





 男は腰のベルトから何やら真っ黒なL字型の道具を取り出し、僕に向けた。それはどうみても、拳銃。





「階段を降りることも上がることも許さん! 妙な動きをしたら撃つ! 」





「ええっ? 」





 僕があっけにとられていると男の元に何人も同じような軍服を着た人達がぞろぞろ集まってくる。





「ニール隊長! 何があったんですか! 」





「みんな気をつけろ! 研究員が一人やられている! 」





 ニール隊長と呼ばれたその男はどうやら階段をズッコケて倒れた医者……いや、研究員と呼ばれた人を、僕が襲ったのだと勘違いしているみたいだ。





「ち、違う! 僕は何もしてない! 」





 僕は誤解を解こうと思わず階段をのぼろうと段差に足を一歩踏み出してしまった。その瞬間。





「スパーン! 」





 風船を破裂させたような音と同時に、僕の顏に冷たい感触があった。左手で支えていたスタンドの点滴バッグが破裂したのだ。遅れて僕の足元に小さな金属の筒が軽やかな音を立てて階段を転がり落ちてきた。





 何かで見たことがある……これは弾丸の薬莢だ。そこでやっと[僕に向けて弾丸が発射されたのだ]ということを理解した。





「次は頭だ! 動くなと言っただろう! 」





 体が熱くなって手足が震えた。涙腺が刺激されて泣きそうになった。僕はパニック状態になってしまった。何故? 研究員を襲ったと誤解されていたことを含めても、銃を撃たれるほどのことじゃないハズだ。どうしてこんな目に遭わなければいけないのか? 僕は動揺して後ずさり、後ろで倒れていた研究員につまずいてしまった。





「わわっ! 」





 どうにか倒れないようにと、僕は点滴スタンドにしがみつく。するとスタンドの車輪が転がってそのままスケートボードのように滑り始めてしまった。





「うわぁ、マズイ! 」





 点滴スタンドに乗ってガタガタと揺れながら階段を滑り下りる。突き上げるような上下の振動で内臓が激しく揺さぶられる。





「逃げたぞ! 追えーッ!」





 僕は階段を全て降り切ると、そのままの勢いで廊下を滑走してしまう。思いのほかスピードが出てしまい、止まることが出来ない。





「小僧! 今スグ止まれぇ! 」





 ニール隊長を先頭に、ぞろぞろと蟻の群れのように軍服の男達が僕を追ってきた。事態は悪くなる一方だ。僕だって逃げるつもりはなかったのに……。





「こっちが止めて欲しいくらいだよ! 」





 滑走する廊下には何人も研究員らしき白衣を着た人達が何人も立っていた。





 上の階には一人もいなかったのに! 





 僕は研究員にぶつからないように大きく右に左に体を傾けスタンドの走行をコントロールする。スルリと交わして横切っていく研究員は皆、信じられない! といった表情を作りながら僕の視界からフェードアウトしていく。でもそれは大勢の追跡から点滴スタンドに乗ってチェイスを繰り広げている状況に驚いているというよりも、僕の存在そのものに驚いているようにも感じられた。





「誰かその小僧を止めろぉぉぉ! 」





 ニール隊長の叫びも空しく、点滴スタンドの車輪は勢いを止めることを知らず。そのまま目の前に曲り角が見えてきてしまった。





「ヤバイ! 」





点滴スタンドから飛び降りようと思ったけど、後ろから追いかけてくる集団の勢いに圧倒されて体が動かない。





 ぶ、ぶつかる! 





 壁面衝突を覚悟したその時。





「なんだなんだぁ? 」と緊張感のない声と共に曲がり角から冷蔵庫のような大柄の男が飛び出してきた。





「よけてえー! 」





 僕は覚悟した。この大柄の男とぶつかるのだろう、と。





 大柄の男と鉢合わせるその瞬間までの時間がスローモーションのように感じられた。男の青い目と視線が合う。向こうはまだこちらの存在を認識していないかのように気の抜けた表情を作っていた。





 あ! 





 僕はこの人に見覚えがあった。あの眼鏡の女の子と一緒にいた筋骨隆々の人だ。





 そして僕は心が躍った。よく見るとその人の体に隠れて、あの女の子も一緒にいたのだ。顏に絆創膏が貼られていたけど、悲しい表情はしていなかった。良かった……無事だったんだ。





「うわあーっ! 」





 女の子との再会に感動したのも束の間、僕は案の定、鉄のように硬い体つきの男と大激突。念願のブレーキは多大な痛みを代償に成功させた。





「でかしたぞコーディ! 」





 僕と出合い頭衝突してしまったコーディと呼ばれた男の人は、ぶつかりながらも僕をキャッチするように庇って倒れてくれていた。おかげ僕は痛みこそあったものの、ケガをすることなく着地できた。





「いってぇ……」





「す、すいません……自分で止まれなかったモノで……」





 コーディは僕の両脇に手を入れ、そのまま僕の体を持ち上げながら立ち上がった。すごい力だ……まるで僕をぬいぐるみのように扱った。





「アブねぇなぁ、これはオモチャじゃないんだぞ! 」





「コーディ! その子……」





「待てよアリー、こんなガキよりも警報が鳴ってんだぞ! 」





「よく見て」





 コーディとのやり取りで眼鏡の女の子はアリーという名前だと分かった。彼女とは以前会ったことがあるような既視感があったので、ひょっとしたら彼女の名前が分かれば彼女のこと、そして自分のことも思い出せるのではないか? と淡い期待を抱いていたものの……やっぱり分からない。自分は一体全体どこの誰なのか? そして何故このような状況に置かれているのか? そんな考えを僕が巡らせている間、コーディは両手で抱えた僕の顔をまじまじと見つめていた。目を細めてまるで料理人が食材の鮮度を確かめるような真剣な表情だ。





「え~と……誰だ? 」





 コーディの言葉にアリーが大きなため息と共に顔を伏せてしまった。





「コーディ! その子供が警報の原因だ! 早く離れろ! 」





「隊長、このガキが何をしたっていうんですか? 」





 隊長と呼ばれた人に話しかけられてコーディの両手の力が一瞬緩んだのか、僕はバンザイの格好で彼の両手からスルリと抜け落ちて床に叩きつけられてしまった。しかもシャツはコーディが握ったままだったので、僕は上半身が裸の状態に。





「あ! お前、あの時の坊主じゃねえか! やっと起きたのか! 」





「あ……どうも……」





 コーディは嬉しそうな笑顔を作りながら再び僕の両脇に手を差し込み、床から引っこ抜くように持ち上げて立たせてくれた。





「悪い、悪い、どうもお前は裸のイメージが強くてな……やっと気が付いたよ。気分はどうだ? あれからずっと寝っぱなしだったからなぁ」





 どうやらコーディの中では「僕=裸」の図式が出来上がっているらしい。そう言われた途端、急に恥ずかしくなって顔が赤くなってしまったことが自分でもわかった。

 僕はコーディからシャツを奪い取っていそいそと着込む。シャツの襟ぐりから頭を突き出した瞬間、アリーの顔が見えた。彼女は何やらバツの悪そうな表情を作って横を向いている。アリーの視線の先を確かめると、大勢の男を従えたニール隊長が興奮した面持ちでこっちを睨み付けていた。





「コーディ! 何を呑気な事をしている! さっさとその子供から離れろと言ったんだ! 」





 激昂した口調でニール隊長は叫び、とうとう右手に持っていた拳銃を僕に向け始めた。





「ニール隊長! どうしたっていうんですか? この子は命の恩人なんですよ! あなただって助けられたじゃないですか? 」





「私は知らんっ! とにかくソイツは研究員を襲って逃走を図ったんだ! 危険だ! 」

「誰だって知らない所で目覚めりゃ逃げたくもなるでしょう? それにその研究員だって大方滑って転んだだけなんじゃないんですか? 」





 僕が誰なのかはスグに気が付かなかったのに、そういう所には鋭い勘が働くんだなぁ……と、コーディに対して呆れと感心が混ざった感情が湧き上がる。





「とにかくだ! いいかコーディ、そいつが【コブラ】の手先ではないという保証がどこにある? 我々を油断させ、ここに忍び込んだという考えは浮かばないのか? 」





「それは何度も検査して確かめたじゃないですか? ワーム反応もなかった! こいつは不思議な力でロボットを圧倒した俺たちの味方だ! なあ! アリー! 」





「えっ……? まぁ、そうだね……」





 アリーは突然話を振られて驚きつつ、歯切れの悪い返答をした。コーディ達の会話内容は自分にはよく分からない部分もあったけれど、目覚めた直後の僕の行動によりアリー達の命を救うことが出来た。というのは間違いないらしい。





「ニール隊長、こいつは救世主かもしれませんよ? 原理は分からないけど、【コブラ】のロボット兵を一瞬で仕留めた、その力を利用しない手はないでしょう? 」

 眉間にシワを寄せた隊長はコーディの説得に聞く耳を持っていなかったようだ。彼は僕に向けた拳銃の引金にゆっくりと指を添えた。





「救世主? 不思議な力? それなら、この状況だって難なく打破できるハズだろう! どうだ! やってみろ小僧! 」





 銃口を僕の心臓に向けながらニール隊長がゆっくりと近づいてくる……怖い。どうしよう……胃が痛みだし、吐き気すら覚えた。





 このピンチを乗り切る力? そんなのがあるのならとっくに使っている。あの時は無我夢中で自分自身どうやって巨大ロボットの動きを止めたのか分からない。





 そもそも自分が何者かも覚えていないのだ……生まれた場所も、親の顔も、自分の名前すらも……





「隊長! 落ち着いてください! 」 「隊長! 」





 とうとうニール隊長の取り巻きからも隊長を制止させようと声があがる。





「ニール隊長、撃つって言うんですか? この子を? 」





 コーディは突然僕の脇に両手を差し込み、胸の高さまで持ち上げて抱き込むようにお互いの体をを密着させた。ニール隊長と対面する形になって銃口がすぐ目の前まで近づく。僕はびっくりして声すらあげられなかった。





「コーディやめて! 何をするの? 」





 アリーが叫び、コーディは真剣な口調で声を返する。





「隊長、こいつを殺すってのなら俺も一緒に死にましょう。撃ってみてくださいよ、弾丸はこの子の体を貫通して俺にも命中する。この距離なら一発で二人の命を奪えますよ」

 突拍子もないコーディの行動と提案に全身から汗が噴き出した。穏やかに事を収める方向に持っていって欲しかったのに……





 僕は、目が泳ぎ、体が震え、胃をゴロゴロと唸らせる柔らかい盾と化した。





「気が狂ったかコーディ! 」





「今のあなたホドではありませんがね」





 コーディがここまでして僕を庇ってくれたことはうれしくもあったけど、それと同時に一種の狂気ともいえる意地を感じて素直に喜べなかった。なぜこの人は自分の命を張るほどに必死なのだろう? 





「なるほどな……分かった」





 拳銃をゆっくりと床に置くニール隊長。よかった! 諦めてくれたんだと安堵したのもつかの間……





「それならこうしよう! 」





「ぐえっ! 」





 突然首に何かが巻きついたような苦しみを感じて目の裏が熱くなり、そして体がふわりと浮いた感覚を味わった。





「やめて! 」





「よせ! 」





 首には自分が来ているシャツの襟が喰い込んでいた。足をバタつかせて宙を蹴るも無意味。僕はニール隊長に両手で胸倉を掴まれながら赤ん坊に「高い高い」をするような形で持ち上げられている。





「隊長! やめてください! 」





「小僧! お前が本当に救世主ならこの形勢を逆転してみせろ! 」





「ううっ……」





 すさまじい恐怖と緊張。ヤバイ!と何度も心の中で叫んだ。もう僕は我慢することが出来なかった。さっきまでこらえていた胃の中の対流が重力に逆らって上昇してくる! 





 ヤバイ! ヤバイ! ヤバイ! 





 口から思い切り息を吸い込んでなんとか抑え込もうとした。けど、その努力虚しくとうとう我慢の壁が決壊した。









「うげえぇええええ! 」









 胸と食道が焼けるような感触。涙が溜まって目が見えなくなる。それでも、さきほどまでの喧騒が一気に沈黙に変わり、辺りにはなり続けている警報音だけが響き渡っている。そのことから周囲が凍り付いているということだけは確かだと思った。





 僕は胃液の混じった水を隊長の光沢頭に浴びせてしまったのだ。





「さすが……見事に形勢を『戻して』見せたな」





 どっしりと固まった空気を切り裂くようにコーディが呟いた。涙でぼやけた視界からでも、彼の軽口に頭を抱えるアリーの姿がハッキリと分かった。





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