スタバ系女子大生のESを添削してみた before1
今回も段落に分けて見ていきたいと思います。
私は常にものごとに前向き取り組むことができ、失敗をしてもそれを克服することができます。この力は、スターバックスコーヒーで3年間アルバイトとして働き、養うことが出来ました。
まず「顔」の部分。どうでしょうか。
「常に前向きに取り組むことができ、失敗をしてもそれを克服することができる」
おそらく、これが書き手の伝えたい「強み」です。
しかし…これを言われた相手はどう思うでしょうか。
ものごとに前向きに取り組む+失敗してもそれを克服できる。
二つも要素があってくどい印象を受けます。
しかもこの文章の魅力が伝わらない原因は、
「常に前向きに取り組む」とか「失敗しても克服できる」とか、
誰でも書けてしまうところにあると私は考えます。
一番初めに相手に読まれる文章の顔、その一行目を
長くてくどくて、誰でも書けるような内容にしてしまうのは
少しもったいないように思います。
前から書いているように、この長い内容を「一行」で
ピシャッっと表現できる。
それが実現できると、すごくよくなると思います。
次に、スターバックスコーヒー以下の文章についてです。
スタバのバイトというと、皆の憧れの的だと考えているのですが、
どうでしょうか?
(倍率もすごく高いみたいですし)
今回の文章の核となる「スタバ」を、あっさりと書いてしまうのはもったいないと
少し思いました。
スターバックスコーヒーで3年間アルバイトとして働き…
なんというか、事務的ですよね?
できれば、もう一行目から、「スタバ」という強い単語を
ぶつけたいなあと思いました。
読み手からしたら、
一行目に「スタバ」とあったほうが、
もっと読みたくなるのでは、という仮定のもと、書いています。
(実際、beforeとafterの導入部分を読み比べれば、分かるかもしれません)
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