理系女子大生のESを添削してみた after2

学生時代に頑張ったことは、私に合った“攻めの接客”を確立したことです。恵比寿の人気スペイン料理店「カドカワ」。95席中36席、50名程度を常時一人で接客します。そのため、お客様の行動を予想して動くことが求められました。


一行目に、ちゃんと問いに対する回答があります。

Q学生時代頑張ったことは?

A自分に合う攻めの接客を確立したことです。


加えて、この文には、『攻めの接客』という興味をそそるワードがあります。

読み手は、おそらく「攻めの接客ってなんだろう?」と思い、

下の文章を読み進めるはず。


この一行目は、

①ちゃんと相手の求める回答をし、

②興味をそそる言葉を用いている 


ので、「ちょっと読んでみたいな」と思わせることに成功していると考えられます。


そして、具体的な店名と数字を用いることで、

読み手はより内容に引き込まれていくと考えられます。


例えば、

私はたくさんの人の前でライブをしました。

というのと、

私は日比谷公園で1000人の前でライブをしました。

というのでは、受ける印象が全然違います。


もし、仮に上の文章が、

スペイン料理店で結構な数の人を接客します。

と書かれていたら、ひどく他人行儀な印象を受けます。

(これは極端な例ですが…)


ですので、できるだけ具体的に、

数字や場所などを盛り込むと、

より魅力的なESになると思います。

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