理系女子大生のESを添削してみた after3
といっても予想して動くのは困難です。食事をするペースや注文をする間隔は人それぞれ違います。臨機応変に対応していくためには、自分に合った接客方法を見出す必要がありました。
そして生れたのが“田中流攻めの接客術”です。まず、36席を1分で確認し、オーダーやサーブなどの展開をお客様の表情やテーブルの様子から予測します。そして、瞬時に、次に求められることの優先順位を考えて一気に行動します。あとはこの「確認→予測→行動」というサイクルを繰り返すのみです。
先を見越した“田中流攻めの接客術”の確立により、テンポよくオーダーを伺えるようになり、お客様が頼まれる品数も増えました。その結果、売り上げも1日65万であったのが75万にアップしました。
中盤についてです。
ここの構成は非常にシンプルです。
問題→解決のカギ→結果となっています。
問題は、お客様の食べるスピードに個人差があること。
そのため、柔軟な対応が求められること。
解決のカギは、自分に合った接客術を編み出すこと。
(それが田中流攻めの接客術)
ここまで読むと、おそらく読み手は
「んん?田中流攻めの接客術って?」と思うことが予想できます。
ですので、そこから攻めの接客術の詳細が書かれます。
(この流れも非常に丁寧でわかりやすいです)
この説明では、具体的な数字を使うと共に、
『モデル化』のテクニックが使われています。
モデル化とは、
決まった行動を当てはめて、図で分かりやすく理解できるようにすること
だと自分では考えています。
田中流攻めの接客術では、「確認→予想→行動」というモデルが作られています。
これがあると、読み手も脳内で整理しやすいので、ありがたいです。
また、このモデルが、まとめの役割も担っているので、
そして生れたのが“田中流攻めの接客術”です。まず、36席を1分で確認し、オーダーやサーブなどの展開をお客様の表情やテーブルの様子から予測します。そして、瞬時に、次に求められることの優先順位を考えて一気に行動します。
=「確認→予想→行動」ですよ。というふうにまとまっています。
そして最後に、
結果として売り上げが上がったことが書かれています。
ここでも具体的な数字があるため、読み手は現実感を持って読むことができます。
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