第2話:淀川釣行記などあれこれ
例年、「大阪の釣り好き間では秋の風物詩」扱いされているイベントらしい。
淀川のハゼが、馬鹿釣れ状態だと耳にしたのは確かに先月だと記憶している。
※恐らくは10月上旬に現地、淀川河口付近でハゼ釣り大会が例年開催される。
カクヨムとビーズログ文庫共催、恋愛小説コンテストが生まれて初めて長編小説で19歳女子一人称の執筆を開始したために、大いに後悔していた時期だったと思う。
書き始めて再度、応募要項を確認すると最低8万字以上、ハッとしてキュンとする内容の少女向け恋愛小説になる。リアルな恋愛から20年近く遠ざかり、身近に19歳女子なんてミラクルなモデルの存在がいるはずなく苦労を重ねていた状況だった。
いつもながらか、気がつけば暗い方向、重い方向に突き進む自作品の展開で人気が爆発するはずもない。結局、本編の完結部分とエンディングになるエピローグ後編で少しキュンとする内容で、絆を主体にして美しい完結を目指したほぼ8万字の小説。
何とか11月11日に無事完結させて見直しも済んで、続編執筆は同世界観別キャラ友人主人公で仮決定。前作主人公カップル後日談まで語られる10万字以上の作品、
一度、全カクヨムコンテストに応募だぜ! と目標を立てた建前も含めて1月末に完結可能な作品は、少年エース漫画原作コンテスト応募作3万字弱に続編新作執筆と旧作を全面的に改稿して半ば以上無理やり10万字以上にするしか現状は不可能か。
街コン3作目は長野で、恋愛コンのサブキャラと漫画コン主人公のメインキャラが偶然、邂逅するネタ小説を書いたため巧くシリーズリンクさせられるかもしれない。
見通しが立ったのが数日前、週末実務で案件発生(自分のミスではない)。新しい管理者が対応も言葉も仕事も理解していない女性で振り回されている現状、前勤務先ヘルパーで手伝ってくれていた年長男性と駅エスカレーター昇降中偶然、すれ違いで邂逅する男女なら恋が芽生える胸アツシチュエーション発生もなぜかオッサン同士。
情報交換で知りたくなかった(起業停止の最大)要因について同時に判明する現象「シュレーディンガーの猫」的な意味で、納得もできず受け入れもできない状況下。
そこで思い浮かぶ、解決策? 解決法にも繋がるはずの状況が、なぜかハゼ釣り。
満月の夜は大潮。昼12時前が干潮となり、午後からが狙い目と9時半に釣竿2本と小型クーラーと仕掛け、ガン玉だけを持ち、JRで移動して塚本駅に向かいました。
駅から数分、塚本フィッシングセンターは営業しておらず呆然としながら阪神電車姫島駅まで半時間近くも歩き、駅前交番で尋ねると堤防沿いに戻ると釣り餌屋がある情報を入手したため逆戻りして10数分。小さなエサ店に、お婆さんが座っていた。
10月初旬は、3桁釣果も期待できた状況も近頃は夜釣りの満潮時でテトラの穴釣り主体になり、日中は遠投で投げの状況次第。大型ハゼが数匹程度の釣果らしい状況。
それでも御の字らしく、しかも本日の満潮時刻は深夜と潮が良くない情報を入手。
折角ここまで来て帰る選択肢もあり得ず、11時過ぎから準備して竿を出すも気配もアタリも何もなしで時間だけ過ぎ去り、雨男の本領発揮で小雨まで降り始める日中。
昼前に、通りがかるオジサンとの世間話で店売り5倍ぐらいは大きな天然しじみが干潮時に採取できる話を耳にした。12時過ぎ、徐々に潮が引き砂地が露出されてからギリギリまで近寄り浅場を探して1時間弱、2㎝程の大型しじみを6個だけ見つけた。
14時半まで粘るがアタリ一つない厳しい状況で、仕方なく早期撤退を決意した。
電車賃JR往復440円、餌代300円、ジェット天秤2個200円。釣果0匹、しじみ6個。
帰りに実家へ立ち寄り、しじみをプレゼント(砂抜きに1日程度、必要となる)。
釣り道具を風呂場で入浴して軽い食事も食べて、夕方に帰宅した秋の一日でした。
今シーズン、再度のリベンジ戦を行うのか、来年10月初旬に改めて訪れるのか。
失ったモノは少なく、得たモノもより少なく、何もない大自然の中で竿先を眺めて自身内面と会話を続けた3時間半あまり、トータル8時間程の久方ぶりになる釣行。
頭を切り替えるためパチンコ店に行くよりも、自然の中で自分を見つめ直しながらあらゆる存在、現象と自分を比較認識して考えるだけの無作為な時間も必要で有効。
ほら、おまけとして2千字程度街コン3作目になる地元「大阪」までが完成した。
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