第3話 仲間

 まるで二日酔いしたように、頭が痛くて重い。

 ゆっくりと目を開くと目に眩しい光が入り込んでくる。仰向けになって気を失っていたようで、てっぺんにある太陽の光が直接目に飛び込んでくる。思わず太陽光を手で遮る。倦怠感に包まれた体をなんとか起こす。傷が治ったとはいえ、あまりに多くの血を出してしまったのと、魔力を一気に消費したためか、体がうまく動かせない。

 疲労感が肩に乗っかってきて、重りでもつけているのかと錯覚するほど体が重い。魔力は自然回復するらしいので、体の疲労をとるためにも休むしかないらしい。相変わらず空腹なのには変わらない。寝たまま展開している光の膜の中で再びアリアは仰向けに寝転がる。


「……何してるの?」


「寝転がってます」


 唐突にかけられた声に反射的に答える。


「いや、なんで昼間に防御魔法の中でしかも血まみれで寝転がってるのかってことななんだけど……」


 言われてみればアリアの右腕は狼に噛み千切られそうになっていたせいで、べっとりと血が腕を覆っている。さらに、地面にも血が染み込んでいる。


「そうですね、血流して疲れてるので寝ていいですか」


「ダメ。ってかなんでそんだけ血流して生きてんのさ。どんだけ高度な回復魔法使ったのよ」


「まあ、女神ですから」


「女神? あんたが? 嘘でしょ」


「はいはい、じゃあ女神じゃなくていいですよ」


「人の話ちゃんと聞きなさいよ!」


 頭すら疲れきっていてアリアの返答はだんだんと適当になっていた。頭を使って返事できるほど気力もない。アリアの適当な返答に腹が立ったのか、声がだんだんと荒くなってきてる気がする。


「もしかして、お腹へった?」


「……そういえば、何も食べてないですね」


「ふーん、食べる?」


「くれるんですか?」


「とりあえず、これ解いてよ」


 コンコン、とアリアの周囲に展開されてる光の膜を叩く。


「そうですね」


 すーっと光の膜が消える。アリアは体を起こして少女の方へ向く。少女の服装はホットパンツのような短いズボンと腹すら見えているようなこれまた丈の短い服で、夜になると寒そうだ。あまりに気だるそうにしているアリアに訝しげな視線を向けている。


「ほら、どうぞ」


「ありがとうございます」


 差し出された林檎を奪い取ってアリアはそれを貪る。むしゃむしゃボリボリと、汚ならしく歯を立てる。


「で、そろそろちゃんと話してくれない?」


「嫌です」


「あのね、傷治っててもそんな血ベットリさせてる女の子を放っておけるわけないでしょ。それに、そのうち飢えて死にそうな子をそのまま放置するのは私は嫌なの。だからさっさと話なさい。ほら、はやく」


「いだいいだい! なにするんでふか!」


 頬をつねって少女はアリアに詰め寄る。どうやら、相当面倒見のいいもしくはお人好しなどの部類の人間らしい。


「わかりひた! はなひまふからぁ!」


「それでいいの。っと、その前にまだ自己紹介してなかったね。私はラディア・ハイレディンっていうの。あなたは?」


「アリア。ただのアリアです」


 頬のつねりから解放されて、少し赤く腫れた頬を擦りつつぶっきらぼうにアリアは答える。


「で、あなた女神って言ったっけ」


「そうですけど、それが何か?」


「……いいえ、なんでもない。その腕本当に大丈夫なの?」


 何か考えるそぶりを見せる。少し気になったが、そこまで関わる必要もないのでアリアは何も聞かない。


「ええ。回復魔法使ったので。流した血まで戻るのかはわからないですけど、魔力もすっからかんなので尋常じゃないほど頭が重いです」


「なるほどね、これでも食べて」


 鞄から飴玉らしきものを取り出す。受け取って、アリアは口に入れてみる。ピリッと全身に軽い痺れをもたらしたと思えば、少し体全体が軽くなった。徐々に魔力が戻ってきているので魔力回復のためのアイテムなのかもしれない。


「魔力回復薬よ」


「……」


 なんとも安直な名前だ。まあ、それぐらいの方がわかりやすいのかもしれないが。


「それで、あなた何してたの?」


「あー、そうですね。ちょっと狼に襲われてまして」


 なんとなく、ルルフのことを話すのを躊躇った。絶対あれは悪い存在であるだろうから、あまり知らない相手に言えなかった。


「それで噛まれて、防御魔法で守って回復したけど倒れちゃった、と」


「はい」


「せっかくだし、こんなところで生活もしてられないでしょ。どっか適当に村にでもつれてってあげるわ。とりあえず、その血を拭きなさいよ」


「確かに、こんなところにいてもまた狼に襲われるかもしれませんしね」


 一瞬、狼に腕を噛みつかれた瞬間が脳裏にフラッシュバックして、ブルッと体を震わせる。頭をぶんぶんと振って、それを頭から払いのける。


「どうかした?」


「い、いえ。なんでもないです」


 ラディアから手拭いを受け取って、右腕の血を拭き取る。他人から手渡されたものが自分の血で真っ赤に染まってしまったのはなんとも言いがたい気持ちになる。


「さあ、行くわよ!」


 ラディアはその手拭いをアリアから返してもらって鞄にしまうと、アリアの手を引っ張って無理矢理立ち上がらせる。


「ど、どこにですか?」


「そういやあんたって女神だったはずよね? 女神ってたしか、別の世界から転生してくるって聞いたことあるの。この世界のことわかる?」


「んー、ある程度は」


 実際のところ、アリアの脳内には情報が詰まっているので、多少のことは知っている。その情報を整理することにした。


 この世界は魔法を軸として動いているファンタジーな世界だ。この世界には人間以外の種族だっているのだが、一番数が多いのが人間だ。


 そして、人間の統べる主要国家は五つ。

 山々に囲まれたベルナルド王国、寒冷地方に存在するナタスト帝国、海に面して船でさまざまな場所に進出した五つの国が合わさったアリシア連行王国、広大な土地を有しているトライア王国、大きな荒野や砂漠と川のある空気の淀んだベリル帝国。


 それ以上も一応あるのだが、主にこの五つで成り立っている。

 世界のことに関してはアリアの知ってる知識はこんなもんだ。そのことをラディアに伝えると「へぇ」と関心したように声を漏らした。


「まあ、だいたいわかってるのね」


「女神にはそういう知識が与えられるのかもしれませんよ」


 女神というのはすべて死んで転生してくるのだ。ならば、そういうことがあっても不思議ではない。まあ、アリアの場合は転生させたのはあのルルフなのでイレギュラーがあるのかもしれないが。


「とりあえず、今いるのはベルナルド王国ね。正直、この国にいるのはそんなによくないんだけど……」


「え、そうなんですか?」


 ベルナルドは他の国と比べて比較的治安がいいはずで、他の国では治安が悪いなんてものじゃないほど酷いところもあるほどだ。


「ベルナルドはね、たしかに治安がいいけど魔物の被害がとても多いの」


 アリアを襲った狼のような動物よりも強い化け物、それが魔物だ。醜い容姿で人を襲い、場合によれば国の正規軍でも対応できないほどのものまでいるらしい。それらがいるのはたしかに恐ろしいことだ。


「それだけじゃなくてね。――この国は黒髪以外が迫害に近い扱いを受けててね……」


「なるほど……」


 ラディアの髪は赤みを帯びた紫の色をしている。当然、迫害される対象だろう。


「あのね、あなた自分の姿わかってる?」


「へ?」


「あなたも黒髪じゃないでしょ。ってか、姿わかってないの? はいこれ」


 転生してから姿を見る機会なんてなかった。新しい命なのだから、当然姿だって変わる。それをラディアから渡された手鏡ではじめて確認した。


「……誰ですかこいつ」


 水色の髪をして、顔の各パーツが整っていて、若々しくて弾力のありそうな肉付きをした格別の美少女が鏡に映っていた。ただの人だった頃は痩せこけていて、とても美しいとか可愛いだとか言えないほどのものだった。病弱な体とおさらばしたとは言えど、ここまでの美少女として転生するだなんて思っても見なかった。


「自分の姿見るのはじめてだったのね。まあ、あなたも迫害対象ってことよ」


「なるほど、最悪ですね」


「そうね、最悪ね」


 転生してきたら、転生した体が転生した場所で迫害される運命にあるだなんて、なんとも不幸な話だ。


「それでも、こんな肉食動物に補食されるような場所にいるよりはましよ。冷たい目で見られたりちょっと扱いが違う程度で命を奪われるわけじゃないもの」


「それもそうですね」


「だから、ここから抜けてさっさと町に出るわ」


 ラディアはアリアの手を引っ張って歩き始める。引っ張られるまま、アリアも進んでいく。木々がたまにあるだけで雑草しかない平野で見通しはいい。たまに長い雑草が生えている場所もあるが、それでもほとんどの場所がよく見える。遠くの方になんらかの建物が並んでいる場所も僅かに見える。きっとあれが町だろう。


「見えるでしょ? あれだよ」


「なるほど」


 少し遠いが歩いていけない距離ではなさそうだ。


「相方がいるんだけど、あの町で待ってるんだ」


 知らない相方に自分がいても大丈夫なのか、少し不安になるが今は考えないことにする。あのルルフがまた何かしてくるとしても、誰かがいるならまだ安心できる。


 そういえば、ルルフの魔法の"ベノム"とは結局なんだったのか。名前からして毒の魔法だろう。魔法式からわざわざ魔方陣を構築していたので、発動するのはきっとはじめてだ。魔方陣は一度使ってしまえば魔法式から魔方陣を作る必要はない。実験だったのかもしれない。


 むしろ、アリアに魔法を使わせようとしているように感じた。あのルルフの意図が読めないが、あえてアリアを放置している感じもする。


(こんな、つまらないことを考えずにもっとましなことを考えようよ私)


 ルルフのことなんて考えていても仕方ない。今の自分自身のことの方が重要だ。そう考えて、一度思考を打ち切る。


 次に考え出したのは魔法のこと、それもアリアが使えるものだ。狼に襲われた件からすると、攻撃魔法に関しては威力が低いどころか魔力消費がかなり多く、回復と防御魔法は魔力消費が少ないものなのだろう。

 それだけでなく、二発目の"ファイアボール"を一度撃てなかったはずなのに、撃てたのも気になる。二度目の"ファイアボール"が発動できなかった時と発動できた時の違いは噛まれていたことと詠唱していたことぐらいだろうか。


 そもそも、魔法に大事なのは"イメージ"であって、魔方陣と魔法式、詠唱はなくても魔法は使えるはずなのだ。魔力の残量が変わっていないのに使えるということは、詠唱が魔力消費を抑えるものなのかもしれない。ならば、魔法式と魔方陣も似たようなものだろうか。


 今思えば、なぜかアリアはあの絶体絶命の状態で魔法式と魔方陣を重ねて使っていたのはそういうのを本能的に感じ取ったのかもしれない。いちいち魔法を構築するための"イメージ"を省く役割もあるのかもしれないが。

 それでも、魔力消費量を抑えるということはそこまで間違いでもないはずだ。


「アリア、何を難しい顔してるの?」


「ちょっと考え事をしてました」


「そんなにボーッとしてるとまた狼に襲われちゃうわ。それと、もう着くんだけど」


 もう近くに町の入り口が見える。随分と長い間考え込んでいたらしい。


「ここがベルナルドの町の一つ、レジスよ」


 こちらの世界に来てからのはじめての人の住む地域だ。人がいるだけで少しはホッとする。


 町の中に入ると、盛んというほどではなかったものの、それなりに人の行き来は多い。店を開く人、馬車で荷物を運ぶ人、たくさんの人がいるが、それのほとんどは黒髪だ。それだけで、アリアの心は少し萎縮してしまう。気のせいかもしれないが、すれ違う人々がやけにこちらを見ているような気がする。


「ほーら、ぼーっとしないでそろそろ目的地に着くわ」


「そういえば待ち合わせしてる人がいるんでしたっけ」


「そうよ。一緒に仕事してるってわけ」


「ラディアさんって冒険者なんですか?」


「そうね」


 冒険者というのはただ旅をして冒険する人のことではなく、この世界の職業の一つだ。色々な依頼を受けてそれを達成するというもので、冒険者たちが集まってできた組合、【冒険者ギルド】で依頼と報酬をもらえるような仕組みになっている。

 他にも様々なギルドがあるが、わざわざ危険な獣のいる森の中に単身で行く職業なんて、冒険者ギルドぐらいなものだろう。


「そら、ついたわよ」


 目の前に、紋章のある旗がずらっと立てられている建物がある。大きな石造の建物だ。ラディアはそこの扉を開き、アリアを連れて中に入る。

 ギルドの中はやけに騒がしい。依頼を受ける場所というか、ほぼ酒場だ。カウンターの後ろにはずらっと大量の酒が並べられていて、カウンターに座る男性たちがぐびくびと酒を飲み干していた。


「酒場でも改築したんですかここ」


「むしろ逆ね。ただのギルドだったのにいつの間にか酒場になってたって感じかしら。あと、食べ物も注文できるの」


「もうそれはギルドやめて料理屋さんすればいいんじゃないですかね」


「みんな言ってるわ」


 ラディアと談笑しつつ、アリアはギルドの中を観察する。依頼らしき紙の書かれたボードがある。遠くからでも見える依頼が二つあり、一つが"魔王討伐"、二つ目が"ブラッドフラワーの探索"とある。勇者がいるのだから、当然魔王もいるらしい。


 ただ、ブラッドフラワーというのがなんなのかわからない。そういう花があるのかもしれないし、そういう魔物がいるのかもしれない。あれだけ大きな目立つ依頼で、なおかつ通貨はよくわからないが、かなりの報酬金額になっているので、そう簡単な依頼じゃないのは確かだ。


「あっちに相方がいるから。おーい!」


「うるさいな、もう少し静かにしてくれ」


 話しかけた相手は不機嫌そうにラディアを睨み付ける。暑苦しそうな深々とフードを被っている目付きの悪い男性だ。


「というか、そっちのは誰だよ。二人も変な髪のやつがいたら注目集めるだろ」


 鋭い視線にアリアは縮こまる。


「もー、そうやってすぐにいじめようとする。いけないと思うの、そういうの。この子は放っておけないから連れてきたの。なんでも女神らしいわ」


「女神だって?」


「は、はい」


 訝しげな視線が向けられる。疑いを含んだ眼差しに思わずたじろいでしまう。


「まあいい、俺はシュバルツ。魔法使いだ」


「私はアリアって言います」


 シュバルツと名乗った彼からはなんだか危ういオーラを感じる。不思議と睨んでない時でさえ威圧されてるように感じる。


「で、こいつはパーティに加えるのか?」


「よくわかってるじゃない」


「えっ!?」


「だって、行き場ないんでしょ?」


「それはそうですけど……」


「女神とかいう最高級のヒーラーを逃すのは惜しいの! だから、お願い!」


 戸惑い気味のアリアの手をぎゅっと掴んでラディアはお願いする。懇願するラディアの姿はまるで神に救いを求めてる人間のような必死さを感じて、アリアは少しびっくりする。


「……」


 ラディアの提案を受け入れるのなら、冒険者として生きていくことになるだろう。狼に噛みつかれたことを思い出して身震いする。あんな思いを今後もするのかもしれない。

 でも、一人で生きていくのはやっぱり怖い。シュバルツはわからないが、少なくともラディアはいい人のようだ。


「わかりました」


 だから、アリアはそれを了承した。その返事にラディアは嬉しそうに喜び、シュバルツは面倒くさそうにため息する。仲間ができるということはどんなことであれ嬉しいものだ。


「まず、冒険者にならなきゃならんだろ。マスターのところへ行け」


「そうだね」


 マスターというからには冒険者ギルドのトップのような人なのだろうか。


「その人、どこにいるんですか?」


「そこだ」


 シュバルツの指差した先はカウンターだ。冒険者相手に酒を出している筋肉質な図体の大きな男のことだろう。顔についている大きな切り傷のせいでならず者のように見えてしまう。


「俺になんか用か?」


 指を差されたことで気づいたのだろうか、こちらに呼び掛けてくる。


「こいつ、冒険者になるんだよ」


 シュバルツがアリアを指差して答える。


「そっちの女の子がか? ラディアが連れてきたのか。まあいいけどな」


 カウンターから出てきて、アリアの目の前まで歩いてくる。目の前までやってくると図体の大きさが威圧的に感じてしまう。


「黒髪じゃないやつと組むのは構わんが、くれぐれも気を付けろよ。ほら、こいつに魔力をこめろ」


「わわっ!?」


 小さな銀色の板を投げ渡される。クレジットカード程度の大きさのものだ。落としかけたそれをなんとか掴みとる。言われた通りに魔力をそれにこめる。

 すると、スーっと文字が浮かび上がる。何やら数値と文字が書いてあるが、よく読めない。


「どれどれ。攻撃魔法の弱体化、身体能力減退、回復と防御魔法の強化……なるほどな」


 マスターはそれを読み上げると盛大にため息をついた。


「とりあえず、これで完了だ」


 アリアから取り上げて、その板に指でなぞる。板が一瞬だけ光った。ギルドに所属するために必要な何かなのだろう。


「ほら、落とさないようにな」


 マスターはそれをアリアに返す。


「ところでこれ、なんなんです?」


「ヴァイスプレートって言ってな、ステータスを表すもんだ。身分証明のために必要だから、絶対に落とすなよ、女神さん」


 それだけ言うと、マスターはカウンターに戻っていく。


「……もしかして、私一瞬で女神だってバレました?」


「そりゃ、バレるわよ。そんなステータスしてるんだから」


「女神ってこと、バレたらまずいんですかね?」


「お前の場合は体が上物だから、普通に誘拐される危険の方が高いと思うけどな」


「あのね、シュバルツ。もうちょっと言う言葉考えなさいよ。体が上物とか、変態みたいなことを言わないでよ!」


「誰が変態だ。こんなやつに興味があるか」


「だから、そういうのをやめなさいって言ってるのに!」


 二人の言い合いの様子を見て、アリアは笑う。こんな風に賑やかな光景を見たのはどれだけ前だっただろうか。病室で寝たきりだった頃でも、賑やかに話し合う状況なんて滅多になかった。久々に人の温もりを感じた気がした。


「アリアも笑ってないで反論しなさいよ。自分のことなんだから」


「そうですね、シュバルツさんはちょっとひどいと思います」


 アリアも、その賑やかな会話に混ざっていく。


 ここに、三人パーティが結成される。アリアに、はじめての仲間ができた。

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