5個目 歩道橋の上で


 プロポーズは、突然だった。

 彼氏の家に泊まって、一日中ゲームをして、夜明け前の午前4時にコンビニへ向かった帰り道。歩道橋の上でのことだ。

「結婚してくだだい」

 彼は顔を赤らめてそう言った。

 私はどうしたらいいかわからなくて、でも嬉しくて、口を半開きにして彼を見ていた。その後、彼と歩道橋の上でこれからについて話し合う。そうこうしているうちに朝日が昇り始めた。

 眠くなってきて、彼氏の家に帰ると、コンビニで買ったアイスがもう溶けているのを見て、二人で笑ったのだった。













2017/03/01(水)


東野ミヤコは「暁」「プロポーズ」「ゆがんだ可能性」を使って創作するんだ!ジャンルは「SF」だよ!頑張ってね!

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