第3話
病院へ行くと精密検査が必要だと様々な検査を受けさせられた
色んな検査を嫌というほど受け
結果告げられたのは、
「余命半年です」
その一言。
何故だかそんな気はしていた
だけど、会いに行く人も
隣で哀しんでくれる人さえ私には存在していなかった。
よくドラマなんかで余命半年で周りが泣いてくれる、このまま時が止まってしまえば〜なんて話があるけど
そんなのは嘘っぱちだ、
時はそう簡単に止まりはしないし
第一私如きが亡くなっても地球は変わりなく回り続けている。
まして、勘当された私を親が泣いてくれるはずもない
死んだって生きてたって私は独りぼっちだ。
ぽつり、ぽつり
降り出した雨は私を濡らしていく
まるで私なんか要らないと言うように。
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