第2話

私の事を知っている人はどのくらいいるのだろう。

最近何だかおかしな感じで、殆どの人が自分を知っていて、酷く悪い噂を流されているような気がする。

そしてそれは東南アジアまで広がり、駅でトイレにずっと籠っていると

「〇〇が見えるよ。」

そういう声がする。

そして

「窃盗」

と次々に囁く声がした。

今日なんか、決められたポジションにそれぞれの人だかりがいて

いつも同じ場所のようなのだけど


何か言ってる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る