学園編 新たな真実
第12話 学園
この世界の日本は学園と呼ばれる物が12校存在する
12校には全国の中高生が集まり1校辺り58万人と言う一つの巨大な街に成っている
なのでどんな行事も大事に成るのである
それは入学式も同じだった
入学式は入学してから2週間後に新入生歓迎会と一緒に行われる行事だ、その為2週間、新入生は勉強せずに色々な事をする
その一つが今蒼時達が行ってる学校内説明である
この学校の校舎は八角形の形に校舎が置かれている。
4棟は高等部もう4棟は中等部と言った形で置かれる
それで蒼時達はお金無しで入学した為4棟の一番古い校舎で15人クラス編成で入学した。
そしてその棟の説明を今受けているのだ
棟の高さはこの棟で500メートル120階立てだ
それでその1~10階に学校で使われる施設が集められてる
そして今1階の図書館に来ている
生徒会の下部組織から派遣された個人情報を隠す為もあり下の名前だけだが沙雪と書かれた名札を掛けてる女性が説明していた
「ここが、図書館です。経費削減の為棟によって置いてある本のジャンルが違うので気を付けてください。ちなみにここは歴史書が集められてます。何か質問は?」
「・・・・・」
皆が黙った
「では、30分間見学してどうぞ」
歴史書しかない図書館を各々が移動し始める。
蒼時達も事前に見学になるとは知ってたが流石に初対面の人と歴史書だけの図書室で仲良くなれる自信が無かった
そう思ってると隣に居た神無が
「ねぇ、これ見てよ!『明智光秀は実はペリーだった!?説』面白そうじゃない?」
意味の分からない本を見つけて来ていた
「それ、何が面白いんだ?」
「ペリーかもしれないんだよ!」
「いや、時代がおかしいだろ」
と会話をしてたら後ろから笑い声が聞こえた
蒼時は振り返ると金髪で憎いほどの美少年が立っていた
「ごめん、悪い意味じゃ無いんだ。偶々聞こえて遂面白かったから。あっ。自己紹介が遅れたね僕の名は
この世界では超能力は遺伝に強く作用する、なので髪の色がカラフルなのが当たり前なのだ
「俺は碧空蒼時、俺も別に敵意を向けた訳じゃ無い。」
「私は桜空神無、よろしくね。」
「良い名前だね、二人とも」
と言う会話をしていたら次は後ろから話しかけられた
「こんにちは、楽しそうだね。私の名前は
「ダメだろ、いきなり話しかけたら、秋陽。」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
3人は展開が急できょとんとしてしまった
「あっ僕の名前は漆葉
聖夜が3人の前に手を差し出した
蒼時がそれを掴むと
「よろしくね、聖夜」
と言った
そんな会話を見て神無は本がつまらないと言われたことがショックで新たな本探しに出かけた
するとまた神無が本を見つけてきた
「皆!これは?『世界の破滅は聖徳太子が握り再生は皆の手の中に』どう?」
作者が同じな事は気にしないのが一番だ
秋陽が沈黙を破った
「そろそろ、移動かな・・・」
救いの言葉だった
次の部屋は音楽室だった
音楽室に着くと神無は肖像画をみて燥いでいた
「見てこれ、夜中に動きそうだね」
「そういえば、このクラスイケメン多いよね。聖夜を抜いたら」
「お前はいつも一言多い」
すると怜王が庇う様に
「僕は親しみやすい顔だと思うよ」
「イケメンに言われると何か悔しい」
時間が来てまた移動した
次は調理室だった
すると空気だった沙雪が口を開いた
「ここは、解放されてる。自由に使いたまえ」
しかし、食材が無い為無意味だった
次は被覆室で移動していた
すると秋陽が質問を投げかけた
「碧空と神無は付き合ってるの?」
何故か後ろ2人が照れていたが
蒼時はきっぱりと
「別に付き合ってないけど。何で?」
神無は少し涙目になり小声で
「知ってたよ・・・」
と言った
「秋陽達こそ付き合ってんの?」
「まさか、ただの幼馴染。こんな奴とは付き合わないよ」
「一言多いぞ」
と言った風に話してたら被覆室に着いた
説明は調理室と同じだった
次の理科室に向かう途中次は怜王から質問を投げかけられた
「確か、これが終われば次は模擬戦だよね?」
蒼時が答えた
「そうだけど」
「みんなはどんな武器にしたのかな?って思って」
すると秋陽達が
「あっ、私は刀よ。ロマンがあるからね」
「僕はサブマシンガンだよ」
蒼時と神無も答え
蒼時が聞いた
「怜王は何だ?」
「僕は素手、能力の都合上持てないんだ」
「着いたぞ。ここが理科室だ。」
神無がまた目を輝かせ
「危ない薬品は無いの?」
「それは準備室な」
と蒼時が返した
最後に棟を出て棟の外側にある寮に案内された
寮は大きく広い。高さは棟と変わらず500メートル、ただ一年生は低層階だ。
部屋は二人に成っていた
沙雪が部屋の相手を呼んでいく
ちなみに女子寮は別だ
結果は怜王と蒼時が同じ部屋に成り聖夜が一人部屋に成った
二人の金髪イケメンと黒髪イケメンが同じ部屋の為薄い本が出たことは言うまでも無いだろう。
ちなみに神無が焼却炉に叩きこみました
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