学園長補佐との優雅なランチ

花が浮かぶ優雅なお風呂に肌のていれ………パーティーてそんなすごいのかな?

偉い人がズラズラとか?

メイク、ヘアー、ドレスアップの後また馬車で移動………ワザワザ馬車使わなくても島と言っても奥多摩湖に浮かぶ小さな島、歩いて移動できるって。


「ようこそ、瑠璃姫。」

銀髪にシルクハットの男性がバラの花をさしだす。

パーティーて昴、トシヤさんシルクハットの男性と髭のおじさんだけだし。

「マイプリンセス、可愛いね。」

トシヤさんがユラちゃんの手をとる。

昴は上から下まで私をみる。

「よくにあってる。瑠璃は緑がよく似合う。」

ポケットからイヤリング取り出して私の耳につける。


サンドイッチだけじゃないパスタも種類豊富。

「これで星砂家がせいぞろいじゃ。私が当主の星砂源三郎、こっちは清香。」

細いマーメイドドレスの女性が立ち上がる。

「あなたが昴の姫様ね。美代にソックリで美人ね。お見知りおきお。」

柔らかに笑う。

「僕の名前は秋葉銀夜ともうします。沙夜は僕の双子の妹です。福学園長をしております。」

サッとふところから白いバラを出して私に渡す。

「ユラとトシヤはもうわかるよな。オヤジの演説はじまるまえに食べようぜ。」

もうサンドイッチ食べてるし。

「それでは瑠璃姫を向かえたお祝いにカンパーイ!」

グラスが高くあげられる。


「うんこれは美味しい、春樹さんの行きつけのイタリアンはメンも絶品だね。」

パスタにピザにサラダにサンドイッチ、すごい量………。

「竜馬の知り合いのシェフもうでがいいのう。サッパリしてていい味じゃ。」

お皿に盛られたから食べないとと思うけど………恰好が恰好だからあんまり。

「あんまり食べ過ぎるなよ。この後、蔵元一族のデザートパーティーがあるならな。」

モクモク食べるトシヤさんに昴が言う。

「量、おおすぎないこれ?」

「余ったらアリス達のめしになるらひい。」

昴、ちゃんと呑み込んでからしゃべりなさい。

「さて美原、家族記念撮影じゃ。」

まだ家族でわないんですけど。

記念撮影、おまけにちゃっかりツーショット撮られた。


今度は歩きで星砂屋敷についたしゅんかん、ズラリと並ぶスーツ姿………この人達て昴のボディーガードだし。

きまづいたらありゃしない。

赤い絨毯にみちびかれドシッシリした木の扉の前へ扉が開かれたしゅんかん。

またお辞儀した黒服集団………


蔵元家は星砂の先代から護衛を努めているらしい。

ビュッフェてどれだけ?

甘い物に目のない昴は喜んでるけど。

「これどこの?ちょう濃厚でうまいんだけど。」

さっきはどちらかというと控えめにしていた昴だがここではくだけてる。

「お口にあって光栄です。それは竜馬のクラスが腕をふるって作ったものです。」

口ひげの男性がそう言ってさらにお皿についか。

「あまったらとっといて。さすがりょうさんだな。」

私の前にも運ばれてくる。

「甘い物はお口にあいませんか?」

髪を縛った男性にきかれる。

「こういう場に慣れてないので、美味しいです。」

どこどけホテルのパテシェとかお店の名前、凡人の私にはたまにしか食べれないものばかり。

ユラちゃん慣れてるなあ。

「ルーちゃん、疲れちゃうよね。庭、少し散歩する?」

トシヤさんが気を使ってくれる。

まったく彼氏なのにきいきかないだれかさんと、おえちがい。

テラスにでると奥多摩湖が静かに光っている。

今頃、うちのかってな両親はどっかの森の中にいるんだろうな。


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