普通じゃない学校生活

「ユラ様、今日はお昼にジン様のパーティーですので午前は一時間のご出席、午後は後半のみの出席になりますわ。瑠璃様もご同様ですわ。」

ホームルームの時間の前にメガネをかけた少女がきてつげる。

「はーい。」

普通に返事するユラちゃん………パーティーてしかも授業よりも優先。

おはようございます。攻撃でも疲れたのに。

うちの身勝手な両親にぐちりたい普通にセーラー服着て中学生してた娘をいきなり転校させるんだから。

『ドロフィーヌ学園』は都内では有名な金持ちが通う私立、そこに編入試験も受けずに入れられ………めいわくです。

「皆様、おはようございます。ホームルームはじめます。」

華やかな中世の貴族のようなかっこうした先生があらわれる。

ヒイ~これからどうなるやら。


ガーリガリガリ。

気になるんだけど教室の後ろから異様な音………。

「葉月くん、武器の手入れはやめてくれないかね?」

しびれをきらした国語の山南先生に言われやめたけどこんどは別ほうこうからカリカリ、パキッパキッ!

山南先生の声は静かだからひびくし。

不気味な音にさらされながら授業がすぎる。


「御車の用意できました。姫様、瑠璃様。」

白い警備帽子の男性にお出迎えされた。

「ユラ様、トシ様にこれをお渡しいただける?」

ユラちゃんの前に山が出来る前にカートが用意される。

「私、昴王子講演会の水瀬真理亜ともうきます。お見知りおきくださいませ。王子様のプレゼントご用意しましたの、おフランスから取り寄せたチョコレートですわ。こちらは瑠璃様に。」

私まで囲まれた。

学ランをきた男性がカートを後ろからおし朝のカスミと呼ばれた子とメガネのこが横につき………廊下をつうか。

ずらりと並んだ人達から次から次へと物を渡されユラちゃんは両手いっぱいに抱えるはめに………私も抱えてはいないがそこそこ。

馬車に………馬車で移動。

「ルリちゃんビックリしたでしょ。うちの学校てスーちゃんとトシニイのファンがすごいんだ。ちなみにスケジュール管理してるのが黒田千里さんでユラの隣にいたのは崎山佳純。前に座ってるのは蔵元知花、知花はユラの乳姉妹だよ。」

ユラちゃんが紹介してくれる。


何で学園敷地ないにスパの設備あるの?

しかもちょう高級感たっぷり。

「瑠璃ちゃん、スーちゃんからきかされてなかったんだ。ここ田舎の島だけど寮の生徒が多い理由てここの特典あるからなんだよ。」

中学生と高校生に………贅沢すぎでしょ。

星砂家て超金持ちなのかしら?

玉の輿?まあまだ結婚するとは限らないけど。


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