第4話
トールがたくさん介抱してくれたおかげで
俺はだらける時間を与えられないまま
あっという間に元氣になってしまった
そして、朝
今日はお仕事があります
あ、そ
ベッドに寝そべりながら
トールの背中に唇を押し付けると
そこがほんのちょっと赤く染まった
後ろから両腕を回してぎゅっとすると
小さくトールが息を吐いた
今日はお仕事が‥
わかった、わかったよ
でもその前に
キスしてもいい?
トールの耳がピンク色に染まるのを見てる
たぶん
これが、幸せとかいうヤツ?
トールくんがいないと困る アイサキトーマ @ikoko7
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