第11話 合宿二日目(1):オリエンテーリング

 山道を走っていた。

 雨が降っているようだ、山中は霧が立ちこめ視界は悪く、更に山道はぬかるんでいる為、気を抜くと足を滑らせてしまいそうだ。

 急な坂を下り、今度は平坦でなだらかな道が続く。

 しばらく走ると目の前に前方と右の二股に分かれる道を見つけると、俺は迷わず右へと進んだ。

 焦っていた。なぜこうなってしまったのかと。

 どこまで続くかも分からないその道を、ただ一人走り続ける。

 呼吸は荒くなり、心臓がバクバクと鼓動を早める。

 永遠にも思えたその行程も終わりを迎え、その先に一本の橋を見つける。

 それはロープと木の板で作られた、なんとも頼りがたく、今にも崩れ落ちそうな程朽ちた綱橋だった。

 俺は足を止めると呼吸を整え、そしてゆっくりとその橋へ近づく。

 暗くてよく分からないが、橋の中央に人影が見えた。そこに誰か居るようだ。

 必死にその人影に話しかける。

 すると奥の人影が動いた気がした。どうやらその影も俺に気付いたようで、何かを叫んでるようだった。

 しかし、雨が強さを増し、肝心の言葉は水の音にかき消されてしまい、聞き取ることができない。

 突然の稲光、そしてついにその橋の影の正体が露わになる。

 その影の正体は──綾崎さんだった。

 必死に綾崎さんを呼ぶ。

 綾崎さんも必死そうな顔で何かを訴えてくる。しかし聞き取ることができない。

 次の瞬間、二度目の稲光が轟音と共に綱橋を直撃する。

 ロープが焼け千切れ、崩れる橋と一緒に綾崎さんは落ちて──



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綾崎あやさきさん!!」


 飛び上がるように起き上がる。


「あ……? ゆ、夢?」


 俺は一人用テントの中で上体を起こしていた。

 よく見ると服は汗びっしょりで、額からも流れている。心なしか呼吸も荒かった。


「夢か……なんだ、夢か、はは、よかったあ……」


 酷い悪夢だったが、夢であったことに安堵し、つい笑いが出てしまう。


「あの、英田あいだくん? 起きてるんですか? 何でしょう?」


 隣のテントから綾崎さんの声が聞こえてきた。


「あ……」


 俺は夢でつい綾崎さんを呼んでしまい、それが声に出てしまった事に気付いた。


「ご、ゴメン、何か夢見てたみたいで、寝言だと思う。俺もびっくりしちゃって起きちゃったとこ。気にしないで、ははは……」


「そう……ですか? なら、よかったです。 何だか唸り声みたいなのが聞こえてきたんで心配しましたよ?」


「ごめんね、起こしちゃって」


「いえ、大丈夫ならいいんです、それでは改めて、お休みなさい」


「うん、おやすみ」


 綾崎さんの事を叫んでしまったことに今更恥ずかしい気持ちになるが、どうやら由美ゆみはぐっすり寝入っていたようで、聞かれたのは本人だけだと思うと少しほっとする。

 俺は汗ばんだ服のまま再度横になると、またすぐに夢の中へと誘われていった。



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 早朝、まだ日が昇らぬうちに目覚めた俺はテントから這い出ると大きく伸びをし、街が見える方角に設置された木のテーブル椅子へ向かった。

 夏の日差しに邪魔されず心地よい風が全身を通り抜ける。

 俺は椅子へ腰掛けると、しばらく目を瞑りながらその心地よさを堪能していた。


「風が気持ちいいな」


 そんな独り言を呟いていると。いつの間にか居た背後の気配から声が掛かった。


「早起きの特権ですね」


 驚き振り返ると、そこには綾崎さんが立っていた。


「隣、いいですか?」


「うん、どうぞ」


 綾崎さんは俺の隣に腰掛ける。


「気持ちいい……早朝の山の空気って何だかとっても澄んでいて良いですね」


 風でボサボサにならないよう片手で軽く髪を押さえながら綾崎さんはそう言った。


「(いつもの綾崎さんのはずだけど……寝起きの綾崎さんって何だか色っぽい……)」


 俺は綾崎さんのそんな仕草につい見とれてしまっていた。


「ん? 英田くんどうしたんですか?」


 俺の視線に気付き、綾崎さんは首をかしげながら聞いてくる。


「あ、いや……昨日はよく眠れた?」


「え? ええ、英田くんがしっかり張ったテントのおかげですね」


 ふふっと微笑みながらそういう綾崎さん。

 その顔と、夢で見た必死に訴えてくる綾崎さんの顔が一瞬被って見えた。


「(……ッ!)」


「英田くん、どうかしましたか? なんだかうかない顔してますよ?」


「そう? 変な夢見たからかなあ……寝覚めはあまりよくなかったんだ」


「あら、そうなんですか、どういう夢でした?」


 俺は見た夢の事を正直に話そうか悩んだが、綾崎さんの気分を害してしまうような話はすべきでは無いと思い、やはり言わない事に決める。


「えっと、悪夢を見たっていうのは覚えてるんだけど、内容までは覚えてないや、ただ何となく悪夢だーって覚えてるだけで」


 苦し紛れに考えた言葉で納得してもらえるだろうかと心配になったが、綾崎さんは一言「なるほど」と言ってくれた。


「そういうの、ありますよね、嫌な夢を見た気はするのに内容を覚えてないっていうの」


「うん、そうなんだよね」


「ふふ」


「どうしたの?」


「いえ、でもきっとその夢には私が出てきたんだろうなって思って」


「あ……」


 そうだった、昨夜の出来事を思い出した俺は硬直してしまう。


「どんな夢だったんでしょうね?」


 綾崎さんは、今度は片目ををつむりながら悪戯っぽい笑みを見せる。


「さあ、どうだろうね、綾崎さんに追いかけ回される夢……とか? 料理の味見してー!ってさ」


「もう! その話はもういいじゃないですかっ」


 さっきまで笑みを浮かべてたかと思えば、今度はぷりっと怒ったようなふくれっ面を向けてくる。それがおかしくてつい笑ってしまう。


「あはは、ごめんごめん」


「英田くんって、真面目な人かと思ったら結構意地悪なんですね……」


「そうかな? そういう綾崎さんこそ、第一印象とだいぶ違って見えるな」


「え?」


「最初は大人しいというか、おしとやかな性格かと思ったんだけどさ」


「だけど?」


 綾崎さんはそう言うと首をかしげる。


「なんて言うか、泣いたり怒ったり笑ったり喜んだり、コロコロ表情が変わる子供っぽさもあって──」


「そ、そんなに子供っぽいでしょうか?」


 少し恥ずかしそうな困った顔をする。


「でも、そうやって素直に感情を表現できるところが綾崎さんの良いところであり、魅力でもあるんだと思う」


「魅力って……あの、その……」


 綾崎さんの顔がみるみる赤くなっていく。


「って、ちょっとクサかったかな?」


 自分の言ってる事に気づき、俺も恥ずかしくなり頭を掻く。


「ま、まあ、最初は成績優秀、容姿端麗ようしたんれい、おまけに性格も良い完璧超人だと思った綾崎さんでもそういった可愛らしい一面を見れたというか、それに料理だって実は苦手だったっていう事実も今回知れたし」


「だからもう料理の話はやめてくださいってばぁ……っ」


 ほんと、この子と話してると楽しいな。

 恥ずかしさのあまり手で顔を隠す綾崎さんを横目に早朝の風にあたりながら、俺はそう思った。



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「英田くん、この道で合ってます? 地図を見る限り少し東に逸れてる気がするのですが……」


「え? ちょっと見せて」


祐二ゆうじが迷子になってどうすんのさー」


 合宿二日目、俺たちはオリエンテーリングの真っ最中だった。

 キャンプ場を出発し、まだお昼には早い時間、最初のポイントへと向けている最中、綾崎さんの発言に足を止める。


「ほら、地図ですとここから先、本来は西へ大きく回り込む上り坂があるはずですが、実際私たちは今、坂を下ってます。もしかしたらこのルートを歩いてしまっているのではないでしょうか」


「言われてみると確かに……進んでる方角は北東だし、綾崎さんの言う通りかも」


「では、少し引き返してみますか?」


「賛成ー! しおんちゃんについてくよー」


 オリエンテーリングで必要なのは読図力と判断力と決断力と言われている。

 読図力とは地図を読める能力のことだ、歩いている地形、上り下り、進んでいる方角から総合的に判断し今居る位置を特定することが最も重要で、これができないとすぐ迷子になってしまう。

 判断力と決断力は、今俺たちが陥った状況で的確に状況分析をし、進むか戻るか、ルートを変更するか判断し、それを実行するのに必要な能力のことを指す。

 俺たちは綾崎さんの案に賛成し、来た道を一旦引き返すことにした。


「あ、こんなところで道が分かれてたんだな、気付かなかった」


「となると……地図上では私たちはここにいるはずです、なので、ここを左に進むのが正解だと思います」


「さっすがしおんちゃん! 祐二と違って頼りになるー」


「ありがとう綾崎さん、助かったよ」


「いえ、私たちはチームですから、一緒に頑張りましょう!」


「おー!」


「ああ」


 何とか正規のルートに戻ることができた俺たちは、今度は慎重に地図を確認しながら山道を進む。

 今回舞台となる山道は、分かれ道こそ多いが、どこを進んでも山頂へとたどり着ける初心者コースとなっている。

 ルールは単純で、スタート地点から山頂へ至る行程の三カ所にスタンプ台が設置されており、それを全部集めて山頂へと辿り着けばゴールとなる。

 幸い、学園主催ということもあり、今回のコースは登山というよりハイキングコースで『サンダルでも歩けて、ついでに山頂にも行ける』ことで有名なのだそうだ。

 更に、万が一遭難等の事故が起こらないよう間違いのルートにも先生方が待機しているとのことで、そういう意味では安全な登山……もといハイキングである。


「あ、ありましたよ!」


 綾崎さんがテンション高らかに指さす先にスタンプ台を見つける。


「これで最初のポイントはクリア……と」


 丸印のスタンプを地図の裏にポンと押す。地図に記載されている三カ所のポイントはそれぞれ丸印、三角印、星印でマークされており、それに対応するスタンプ台が用意されているようだ。

 最初のポイントに辿り着いた俺たちは、少し休憩をはさみ、再度次のポイントへと向かった。


 その後、特に行程で迷う事はなく順調に三カ所全てのポイントを通過できた俺たちは、ゴールの山頂を目指していた。


「もうそろそろお昼だねー」


 由美がそう言うと、確かに少し空腹感を感じ始めた。


「そうですね、お腹空きました?」


「俺はまだ大丈夫だけど、二人は?」


「私もまだ頑張れるよー、やっぱりお昼は山頂で食べたいよね!」


「私もまだ大丈夫です。最後のポイントから結構歩きましたから、もうそろそろ山頂が見えるはずですよ」


 そう告げる綾崎さんの言葉に俺たちは今にも鳴りそうな腹の虫を押さえながら、山頂へと続く道を進んでいった。

 そして──


「とうちゃーく! やったー! ゴールだよゴール!」


 山頂が見えると同時に駆けだした由美は一足先に山頂に辿り着いてはしゃいでいた。


「はぁ……はぁ……やっとゴールか、お腹すいたあ」


「そう……ですね、つ、疲れましたぁ……」


 俺と綾崎さんは走る由美を追いかけようと無理にペースを上げてしまったせいで息切れしてしまい、満身創痍でのゴールとなった。


「もう、二人ともだらしないなあ」


「由美、お前、体力あるなあ」


「由美さん凄いです、私なんてもうヘトヘトで」


 そう言って俺と綾崎さんは地面に座り込んでしまう。


「まあ、これでオリエンテーリングも終了か、じゃあ適当な場所見つけてお昼にしようか」


「そうですね、あ、私ゴールしたこと伝えてきますね」


 そういって綾崎さんは先生方の方へヨタヨタと歩いていった。


「じゃあ俺は場所でも探してこようかな……と」


 疲れでもつれてしまう足に転びそうになるが、何とか立ち上がる。


「私はここでしおんちゃん戻ってくるの待ってるよ、祐二も場所見つけたら教えてね」


「おう、じゃあすぐ戻るから」


 そう言うと俺はまだ元気いっぱいの由美を一人残し、景色の良さそうな場所を探しに出た。

 山頂は見晴らしが良く、木に邪魔されることなく周りの景色をどこでも楽しむことができそうだった。

 山を取り囲むように森が広がり、その先にはこの山よりも遙かに高いである山脈が連なっていた。


「いい景色だな」


 そんな独り言を呟きながら歩くうちに、広場から離れた先、少し木々を抜けたところに、今朝までいたキャンプ場を見下ろせる場所を見つける。

 キャンプ場の先には街が小さく広がっているのが見える。

 あの日、苦労して歩いていた道があんなにも小さく見えるなんて……

 なんだか遠い場所へ来てしまったかのような錯覚を覚える。


「ここ良いかもな」


 そう思い、二人の待つ場所へと戻っていった。

 二人は俺のことを待っていたようで、目が合うと由美が手を振ってきた。


「あ、祐二、どうだった? 良い場所あった?」


「うん、二人ともこっちきて」


 二人と合流した俺は、そのまま例の場所へと案内する。


「うわー絶景だね!」


「ほんと、街があんなに小さく……良い景色ですね」


 二人にも気に入ってもらったようで、よかったと内心ほっとする。

 そして俺たちは眼前に広がる景色を眺めながら、少し遅くなったが昼食をいただいた。



 昼食を終えた俺たちはしばらく談笑していた。


「いい風だな、疲れた身体が癒やされるようだ」


「そうですねえ」


「ここで寝っ転がったら気持ちいいんだろうなあ」


 なんちゃって、と冗談を言ってみる。


「それは良い案ですね、では早速──」


「え」


 そう言うと綾崎さんは目の前の雑草の上に座ると、仰向けに身体を寝かせる。

 大胆な行動に戸惑う俺を無視するように、次は由美が動いた。


「あ、私も私もー!」


 綾崎さんに続くように由美も目の前で大の字で寝っ転がる。


「あー気持ちいいー。祐二も来なよ、いいよここー!」


「英田くんも早く、気持ちいいですよ」


 目の前で横になる女の子二人からお誘いを受けるが、なんだか凄く恥ずかしい……

 しかし、言い出したのは俺だし、折角の機会なのでと俺も前へ出ると、綾崎さんの横に座る。

 そしてゆっくりと身体を横に倒した。


「ああ、これは……」


 土と草の臭い、視界いっぱいに抜けるような青空が広がっている。

 照りつける日差しはまぶしいが、それをかき消すように吹き付ける心地よい風が身体を包み込んでいた。


「いいな、これは」


「でしょー?」


「ふふ、それでは、お昼寝タイムとしましょうか」


「あはは、そうだね、なら少しだけ……」


 そう言って俺はまぶたを閉じた。



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「……ん」


 すっかり寝てしまったようだ。

 俺は身体を起こそうとすが、何かが腕に絡みついていて起き上がれなかった。


「なんだ……うわっ」


 横を振り向くとそこには綾崎さんの顔が眼前まで迫っていた。


「(何これ、どういう状況!?)」


 よく見ると綾崎さんの両腕が俺の左腕を抱く形となっていた。


「ぅん……ん……」


 綾崎さんの吐息が耳に掛かる。


「ひぁっ……」


 思わず変な声が出てしまう。それでも綾崎さんは起きる気配が無い。

 それどころか抱きつく力を強めて更に密着してくるようだった。


「(綾崎さん柔らかい……柔らかい? って、これって……胸──)」


 俺は絡みつく腕に視線を下ろす、そこには綾崎さんのたわわに実った二つの果実、その谷間に俺の腕が沈んでいた。


「(あ、綾崎さん、これはマズイよ……!)」


 振り解こうにも振り解けない状況に混乱する俺、そんな俺の事情なんてお構いなしに、綾崎さんは俺の腕を抱きながらスヤスヤと寝ている。


「(これ……どうしよう……こんなの他の人に見られでもしたら)」


 由美や他の生徒に見られたらどうしようと心配になるが、この場所は山頂の広場から少し離れた場所に位置する為、見回せる範囲に生徒の影は見当たらず、少しほっとする。

 だが、綾崎さんの隣には由美が居る。こんな状況見られたらなんて言われるだろうか。


「ん……あれ、私……」


 そう考えてるうちに綾崎さんが目覚めたようだ、俺は必死に寝たふりをすることに決めた。


「……あれ、英田……くん……? って、え、あれ、あれ!? 私……っ」


 俺は微動だにしない、綾崎さんとは反対側に顔を向けながら目をつぶり続ける。


「あ、私ったらまた……~~~っ!」


 綾崎さんは今の状況に混乱しているようだ、何故か俺の腕を抱く力が強くなる。


「(綾崎さん、ダメだよ! 早く腕を解いて……)」


「英田くん……起きてますか……?」


「……」


 まだだ、まだ起きるな英田祐二! ずっと寝ていたことにすれば綾崎さんが恥ずかしい思いをせずに済む!


「よかった……寝てるみたい……ですね……」


「……」


 綾崎さんの身体が俺の腕から静かに離れていく。


「(ああ、もうちょっと堪能していたかったかも……)」


 安心半分、名残惜しさ半分でなんともいえない気持ちになる。


「んん……? あれ、しおんちゃん何やってるのー?」


「ひゃっ!」


 今起きたのであろう、眠そうな由美の声に驚き、変な声をあげる綾崎さん。


「ゆ、由美さん、何でもないですよ? 何でも!」


「んー? そう?」


「はい、そ、それより、そろそろ起きないと、もうキャンプ場へ戻らなきゃいけない時間だと思います」


「え? あー、そうか、私たちここでお昼寝してたのかあ」


「ええ、おはようございます、由美さん」


「おはよーしおんちゃん。祐二は-?」


「え!? 祐二は……いえ、英田くんはまだ寝ているみたいですよ!」


 よほど慌てていたのだろう、由美につられて俺の事を下の名前で呼びかける綾崎さんは、それを訂正した。

 綾崎さんに下の名前呼ばれるの、なんだか新鮮で良いなあ……なんてことを少し思った。


「そう? じゃあ祐二も起こしちゃおうよ」


「そうですね、そうしましょう」


「(そろそろ起きても大丈夫かな……)」


 俺はそう思うと、あたかも今起きたような芝居をしてみせた。

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