第41話

俺は天井界で不用意な一言で、鬼族の女の人に岩影に連れ込まれ、問い詰められて仕舞った。


ここは素直に事実を言う所か?

其とも・・・・パイロットスーツと言って仕舞った時点でダメか!?


其にしても、この鬼族の女の人は単に、パイロットスーツを着た獣人なのか?其ともまさか異星人なか!?


「ねえ、何を黙り混んでるの?」


流石がに不信に思ったか?


「ねえキミ!良く見るとカワイイねぇ!」


と鬼族の女の人が顔を近づけて来た!


「え!?」


俺は焦った!其の時!


「内の子に何ちょっかい出してるんだい!」


と行き成りガラナに代わって

ガラナが割って入った!

子離れ出来ないかーちゃんみたいに成ってるぞ!


「貴女は一体何なんなの!」


とびっくりしてとっさに離れた、鬼族の女の人が言った!


「あ、あたしは勇太の・・その・・ほ、保護者みたいなもんさ!」


とガラナが焦って言った。


「ユータ?そうじゃ無くて、貴女はどんな体質のダークエルフなの?行き成り背が伸びて、老けた?」


と鬼族の女の人がガラナに言った。身長はガラナと変わらないけど、老けたって!あ!ヤバイ!


「アンタね!」


とガラナが怒って言い切る前に

代わって


もう仕方ない!


「俺は勇太、空渡勇太、人間の男だよ。偶然この世界に来て、このダークエルフに憑依して仕舞ったんだ。」


「え!?キミ異世界の人なの?実は私もなんだ。私はリスミーよろしくね!」


と鬼族の女の人が素性を明かしてくれた。見た目は20代中半位かな?


「おねーさんもその鬼族の女の人に憑依したの?」


と俺は目の前の鬼族の女の人に言った。


「え!おねーさん!?ねえ、もう一度言って!おねーちゃんでもいいよ!」


と鬼族の女の人が嬉しそうに、顔を赤くして言った。


「え!?えー!ちょっと!」


と俺が動揺していると


「私、カワイイ妹が欲しかったのよね!異世界で淋しかったから、私の妹に成らない?」


と突然鬼族の女の人が誘って来た!話が急転直下で何が何だか解らなくなり・・・・


「うん。」


と返事をして仕舞った!


「キャー!」


とリスミーさんが突然抱き付いて来た!


「えー!」


胸が顔に当たって苦しい!

ジタバタしていると


「あ!ゴメン!」


と放してくれた。ふう~、死ぬかと思った・・・


「妹って?いや、俺は男だから。」


「え!?キミ女装してるの?」


とリスミーさんが俺の体をジロジロ見ながら言った。聞いて無かったのか?


「俺、このダークエルフの女の人に憑依してるんだ。」


とリスミーさんに言うと


「えー!此は2度美味しいわ!」


と更に喜んで仕舞った!


そっちも行けるんかい!


そしてまた抱き付いて来た!


「お姉ちゃんと呼んでいいよ!」


また胸が顔に当たって苦しい!


「ちょっと何遣ってるのよ!」


とクローディアが岩影の横から現れた!そして


「遅いと思って来て見ればやっぱり!へ・・・変な事してるじゃない・・・。」


と顔を赤らめてクローディアが言った。


「いやねぇ、此はスキンシップだから。」


リスミーさん


「ちょっと勇太も何鼻の下伸ばしてるのよー!」


とクローディアが怒った。

俺はリスミーさんの胸の谷間から難とか顔を出して


「此が鼻の下伸ばしてる顔に見える?」


とクローディアに反論した。


「あー!大丈夫?勇太?苦しそう!顔が赤く成ってる!


「あ!ゴメン!また遣っちゃった!」


と軽く言うリスミーさん。


勘弁して・・・


「何の騒ぎですか!」


とリディアンが現れ、続けて皆が現れた!


「どうした!空渡よぉ!大丈夫かぁ?んー?」


とハニッサさんが心配して言った!


「な~んだ、ガキ共がジャレ合ってるだけか。」


とキャリブレーンが呆れていた。


「キズは浅いだに!」


とニャーニャ。何を言ってるんだ!


「大丈夫です。この人はリスミーさんと言ってこの人も異世界から来た人です。」


と皆にリスミーさんを紹介した。


「よろしくね~!」


とリスミーさん、なんか軽いぞ!皆も挨拶した。


「では、貴女も元の世界に戻る方法を、探しているのですか?」


とリディアンさんがリスミーさんに聞いた。


「私も天井界に元の世界に戻る方法をがあると聞いて、ここまで来たんだけど、乗り物が故障して不時着して乗り物の中に居たんだけどね。後はご存知の通り。」


リスミーさんが説明した。


「私達の戦闘に巻き込まれそうに成った、と。」


とリディアンさんが捕捉した。

ふと、リスミーさんの乗り物を見た。それはフェイトンのシャトルに似た物だった!

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