第1章異世界転移

第4話

気ずくと俺は光りに包まれ白い靄の中に居た。そしてゆっくり下に降下している様だった。はっ!と想い、周りを見渡し海樹君を探したが、見当たらなかった。俺は海樹君を呼んだ。しかし返事は無かった。もしかしたら俺は死んだのか?そう考えると実在感が無い気がする。靄が晴れ下や周りの様子が見えてきた。ここは地球に居る時の様に明るい。上の方の靄を突き抜ける様な可也大きい山が幾つも点在していた。地上から靄までの距離は4千メートル位か?地面には樹が覆い繁り真下に樹の建物が在った。どうやら俺はその建物に降りて行ったいる様だ。どんどん建物が近づいて来る。等々建物の屋根に足が付きすり抜けて建物の中に入ってしまった。二階?の部屋に入り更に下の部屋にすり抜けて入った。部屋の中は以前歴史の授業で見た画像に、開拓時代のアメリカの酒場に似た内装だ。

真下にはダークエルフ?が3人、中心に人間?の女の子が取り囲まれて、暴力を振るわれていた。俺はそのダークエルフの一人に重なった。その瞬間目の前の人間の女の子を殴っていた。


「うわ!ごめん!」


俺は突先に腕を戻した。一帯どう成ってるんだ?


「何ふざけてるのさ。ガラナ。」


ポニーテールのダークエルフが怒って言った。どうやらさっきダークエルフに重なった時にガラナと言うダークエルフに憑依したみたいだ。


「何、女の子を袋叩きにしてるんだ!」


俺は怒ってポニーテールのダークエルフに怒鳴った。それにしても酷いケガだ。


「何考えてるのよ突然。コイツらに何れだけ非道な扱いを去れたか、忘れた訳じゃ無いわよねぇ。」


もう一人のボブっぽい髪型のダークエルフが言った。


「事情は知らないけど俺はこの子を助ける!」


「何男言葉使ってるのよ。いよいよ可笑しく成ったねぇ・・・・この裏切り者がぁ!殺るよディル!」


ボブっぽい髪型のダークエルフがポニーテールのダークエルフに言った。


「分かった、ヘザー!」


ポニーテールのダークエルフが応えた。


「風の聖霊よ。エアスラッシャー!」


ディルと言うダークエルフが風の魔法攻撃をして来た。俺は軽々と避けた。


「何だこの体!軽いし素早い!」


「何を言ってるんだこの女。」


ヘザーと言う名のダークエルフが怒って言った。今度はヘザーが魔法攻撃して来た。


「光りの聖霊よ。ライトニングアロー!」


光りの矢が飛んで来た。俺はまた軽々と避けた。俺はヘザーに向かって行き懐に入りはり

こめかみに当身をして気絶させた。


「ガラナが格闘術だとぉ!このーーーーー!火の聖霊よ。風の聖霊よ。ファイアトルネード!」


ディルと言う名のダークエルフが炎の竜巻の強力な魔法で攻撃して来た。俺は気を前方に集約して防御した。


「何!?この魔法を受けて無キズなの!」


ディルが驚いて言った。俺はまた素早くもう一人のダークエルフの懐に飛び込んで当身をして倒した。そして俺はさっきの女の子に近づこうとした。


「来ないで!」


と、さっきのキズだらけの女の子に拒否された。









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