第258話 気ぃ使わせてスマンとはなんぞや


 はいこんにちは。

 今回はダンナではなく、ムスメの話題になっちゃいますが、よろしかったらお付き合いくださいませ~。

 

 前回お伝えしたとおり、つい最近とうとうニ十歳になりました我が家のムスメ。

 しかしこのところ、どうやらなにか健康上の問題を抱えていたらしく。私たちには黙っていたのですが、自分で、子どものころから一家でお世話になっている町のお医者さんへ行った模様。

 その後、「心配やったら大きい病院で一回診てもろたら」と言われ、紹介書を書いてもろうたとかで、私に話をしてきました。

 あいや、ご心配のないよう申しておきますが、そんな大事ではないので大丈夫です!


 てなわけで、夏休み中のわたくしも一緒に、紹介された病院へ。

 担当の先生は丁寧にムスメの問診をとってくださり、私もその隣で話を聞いておりました。

 と、ムスメの生活のことについて細かく話を聞き取っていた先生が言いはりました。


「ふうん。ほんで、夜はお母さんの作ったご飯を食べて、寝るんやね」

「……はい」


 ムスメ、微妙なはありましたが自然な様子でそう答えた。


(うおおお。すまん! めっちゃ空気読んでもろてもたスマ~ン!)


 わたくしの脳内、完全にコレもんでした。

 だって基本的に晩御飯、ダンナが作ってますもんね、わが家(苦笑)。

 ま、別によかったんですけどもね「いえ、うちはお父さんやから」って言うてもろてもね!

 あってないような私のくだらん「メンツ」とかどうでもエエし。

 「お父さんがやってくれます」っていうのんかって自慢になるはずのことやしね!

 いや私はなにしとんねん、っちゅう話やけども~。うははは。


 いやいや……なにはともあれ、ムスメの成長を感じる一幕でございました。

 ではでは!

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