第247話 アレはわざとやとはなんぞや


 はいこんにちは~。

 ついこの間、前の話を書いた気がせんこともないけど、まあ気にせんと(なにをや・笑)。


 なんやアレですね、日中の気温は上がってきてますけども、朝晩はまだちょい寒い感じもしますなあ。

 うちも一応、冬布団はダンナが片づけてくれましたけども、ちょっとうっかりすると、特に朝方とか寒くて目が覚めます。


 我が家は大体、ダンナがいちばん早く寝ます(わ、わたしのお弁当を作ってくれてるからでもあるけども……!大汗)。

 その次がわたくし。ムスメはなんやもう、夜じゅう遊んでたり作品つくってたりで朝方寝るのが基本みたいになってるので、「はやい」とか「遅い」とかいうモノサシでは語れへん(苦笑)。


 てなわけで、大体ダンナが先に寝てしまってるとこへ、あとからゴソゴソわたくしがもぐりこんでいく感じが多いわけですが。

 先日、ふと見たらダンナが掛け布団をぜんぶはぐってもーてました。

 そのうえ、なんと寝巻がわりのシャツまでまくっておなか出しとる!


「あっ。あかんやんおなか出しとったら~!」


 ぷんぷんしながら慌てて布団を掛け、そのうえでおなかをまたもみもみしてから就寝。

 いやこれやらんと入眠できないカラダになってもーとりますもんで、ワタクシが(笑)。


 ほんで、翌朝。

 仕事に行こうと玄関先まで出たところへ、いつもお見送りに出てくれるダンナといつものようにハグして、ふと思い出して言いました。


「そういえば昨日、かくかくしかじかでおなか出とったで~。ちゃんとお布団かけといたけど、アカンで~! 冷えてまうよ!」

「……アレはわざとや」


 ダンナ、なんやシレッと言う。


「は? わざと??」

「うん」


 わたくし、ピーンとくる。

 要するにアレですか?

 私を釣るためのエサであると……?


「なんやね~ん! いやまあそら、ブッコ抜きであっというまに捕獲されとるけどもー! めっちゃもみもみしとるけども~!」

「ふははは」


 まーた玄関先でアッホアホな会話をやらかしてもーた。

 っていう、ただそんだけなんですけども~。

 ではでは、またです~。

 ちゃんちゃん!

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